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ガッサーン・ハムダーン

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ガッサーン・ハマダーン(Ghassan Hamdan)はイラクの学者、詩人、翻訳者である [1] [2]

ルーミーフォルーグ・ファロフザドソフラーブ・セペフリー、アフマド・シャムロウなどの有名な詩人の詩をアラビア語に翻訳したことで知られる [3] [4] [5]

幼少期とキャリア

ハマダーンは1973年にバグダッドで生まれ、バグダッドとテヘランで教育を受けた。テヘラン大学で社会学を学んだのち、イラン情勢に関する教師、作家、翻訳者、ジャーナリスト、研究者として働いた。また、文化番組や政治番組を担当するテレビ編集者、翻訳者として、アルアン、アルアラム、ナショナルジオグラフィックイラン国営テレビ、ベラディ、レガなどのテレビ局で勤務した [6]

出版物

2015年に出版された小説「コバンザメ」を執筆。 2021年に「東の朝だった」という小さな詩集を出版した。

翻訳

ペルシャ語ーアラビア語間の多くの文献を翻訳した。

ペルシャ語からアラビア語

  • 『その声だけが残る』(フォルーグ・ファッロフザード)2003年
  • 『トラベラー』(ソフラーブ・セペヘリー)2007年
  • 『ホメイニー詩集』2007年
  • 『未だにあの望郷の念を思っている』(アフマド・シャームルー)2009年
  • 『アメリカ人の夫』(ジャラール・アーレ・アフマド)2010年
  • 『彼女の目』(ボゾルグ・アラヴィ―)2010年
  • 『テヘラン、暗黒の光』(アミール・ハサン・チェヘルタン)2014年
  • 『イスラーム諸国の使節団の欧米訪問とその神話的存在』(サーデク・ヘダーヤト)2014年
  • 『泥沼』(ジャアファル・ムダッレス・サーデキー)2017年
  • 『アッラーの御顔』(ムスタファー・マストゥール)2014年
  • 『夜のハーモニー』(レザー・カーセミー)2015年
  • オマル・ハイヤーム詩集』2017年
  • 『サーデク・へダーヤト短編集』2017年
  • 『豚の骨』(ムスタファー・マストゥール)2017年
  • 『青・灰色・黒』(ハミード・モサッデク詩集)2018年
  • 『ソフラーブ・セペヘリー短編集』2018年
  • 『なんて悲しみ、モッラー・オマルよ』(アーセフ・ソルタンザーデ)2018年
  • 『世界最後のザクロ』(バフティヤール・アリー短編集)2019年
  • 『同時に』(ムハンマド・カーセムザーデ)2019年
  • 『イランの物語と昔話』(ムハンマド・カーセムザーデ)2019年
  • 『アフガン人』(アーレフ・ファルマーン)2020年
  • 『夢を売る男』(ムハンマド・カーセムザーデ)2020年
  • 『火曜日のシャツ』(イラン物語選集)2020年
  • 『秘密の家族の思い出』(ムハンマド・カーセムザーデ)2020年
  • 『ヌーン教授は妻をモサッデクよりも愛している』(ムハンマド・カーセムザーデ)2020年
  • 『城と父の犬』(シールザーデ・ハサン)2021年
  • 『ヌーンとペン』(ジャラール・アーレ・アフマド)2020年
  • モッラー・サドラー哲学序章翻訳』2020年
  • 『カブサト』(ミール・ダーマ―ド)2020年
  • 『風が吹くまま』(アッバース・キアロスタミ)2020年
  • 『蜂の巣物語』(ジャラール・アーレ・アフマド)2020年
  • 『呪術』(ムハンマド・ホセイン・ムハンマディ―)2020年
  • 『西洋スモモの啓蒙』(シュクーフェ・アーザル)2021年
  • 『イスタンブールの女』(アリー・アスガル・ハクダーリー)2019年
  • 『ダルヤースと死体』(バフティヤール・アリー)2021年
  • 『雄鶏』(イブラーヒーム・ゴレスターン)2021年
  • 『ロクサーナを貪りたい犬』(カーセム・カシュクーリー)刊行時期未定

アラビア語からペルシア語

  • 『下僕の門』(アドハム・アッブーディー)
  • 『バグダードの遺体安置所』(ブルハーン・シャーウィー)
  • 『シャーバンダル・ハーン』(ムハンマド・ハイヤーウィー)
  • 『ムハンマド・マーグート詩選集』
  • 『ガッサーン・カナファーニーのガーダへの手紙』
  • 『石像の頭』(ハサン・ファルトゥーシー)
  • 『エジャム』(スィナーン・アントワーン)
  • 『ある家族の冬』(アリー・バドル)
  • 『バグダードの無神論者』(ジャアファル・ラジャブ)
  • 『サマーハーニー』(アブドルアジーズ)

脚注

  1. ^ Iraqi writer brings Persian literature to Arab world” (英語). KITAAB (2015年7月19日). 2020年10月20日閲覧。
  2. ^ S (2016年10月26日). “Op-Ed: Egyptians Want Democracy” (英語). JOL. 2021年7月13日閲覧。
  3. ^ Farrokhzad’s Poems in Arabic”. Iran Daily Newspaper (2005年7月24日). 2006年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月9日閲覧。
  4. ^ mlynxqualey (2015年7月23日). “Arabic Literature in Persian, Persian Literature in Arabic” (英語). ArabLit & ArabLit Quarterly. 2020年10月20日閲覧。
  5. ^ Books. “Buy New & Used Books Online with Free Shipping”. Better World Books. 2020年10月20日閲覧。
  6. ^ Iraqi writer brings Persian literature to Arab world” (英語). Al-Monitor: The Pulse of the Middle East. 2021年7月13日閲覧。