FiVE

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FiVE
ジャンル テレビドラマ
脚本 野尻靖之
橋本以蔵
大川俊道
酒井直行
演出 猪股隆一
大谷太郎
長沼誠
出演者 ともさかりえ
鈴木紗理奈
篠原ともえ
遠藤久美子
知念里奈
榎本加奈子
唐渡亮
エンディング MOON CHILDESCAPE
製作
プロデューサー 小杉善信
佐藤敦
北島和久
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1997年4月19日 - 6月28日
放送時間土曜 21:00 - 21:54
放送枠土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数11
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FiVE』(ファイブ)は、1997年4月19日から6月28日まで、日本テレビ系の『土曜グランド劇場』枠(毎週土曜日21:00 - 21:54)で放送された日本のテレビドラマ。主演はともさかりえ

概要[編集]

「ある男=淀橋幸世と彼の部下になったアウトローな5人の少女たち=アサミ、ナナカ、カヨ、イヅミ、マドカ」と犯罪組織との戦いを描く。

主役に当時旬であった5人の女優を起用し話題となった[1]

主要キャスト[編集]

主人公チーム[編集]

留置場にいたところを、在籍していた学園長の越山に引き取られる。最初は越山の命令に従っていたため、ナナカらの行為を阻止しようとしていたが、TRAP-2でのエリの死をきっかけに、これまでの過去もリセットし、越山とも決別したいという思いで仲間に入る。淀橋の狙いや身辺を単独で探っていた。眩しい光を見ると、過去に目撃した父の殺害の件がフラッシュバックし、パニックを起こすこともある。金だけがすべてという考えを持ち、それ以外のこと(人間関係など)に興味を持っていなかったが、任務を遂行していくうちに徐々に気持ちを切り替えていく。昭和55年8月14日生まれ。
OLだったが、既婚の派遣社員の男(早乙女の仕向けた企業スパイ)と不倫。派遣社員の男に嗾されるまま横領の末、別れ話のもつれから相手を刺し、殺人未遂横領罪で服役。車の運転を得意とする。多少派手なルックスを持ち、過去の経験から男のターゲットに近づくのが上手い。惚れやすい性格で、時にその感情が暴走し、任務が失敗になりかけることもある。口癖は「振り返ったらあかん」。メンバーで唯一の関西人。
ハッキングを利用した詐欺事件を起こし服役。中学生の頃、早乙女の手先だった父が銀行強盗に失敗し逮捕された事から、いじめのターゲットにされ、いじめグループのリーダーを車道に突き飛ばし負傷させた過去を持つ(この件についてはあまり公にはなっていないが、淀橋には知られていた)。パソコンを操作している時の口癖は「ビンゴ」。
資産家の娘だったが、母が謎の死を遂げた後(実際は、母は早乙女の部下として父に接近した女性だったが、結婚・出産を経て次第に父を愛するようになり、早乙女に組織からの脱退を申し出たため裏切り者として殺害された事が死の真相である)、父が再婚。継母からの酷い嫌がらせに耐えかねた弟が継母を刺殺する。自分は父に疎まれ居場所がなくなっていた事に加え、弟がやらなければ自分がやっていたとし、自ら殺人の罪を被り出頭、服役する。ピアノを得意とし、周波数などからCD音源とアナログ音源を聞き分けられるほどの聴力を持つ。
中学生の頃に実家が破産状態になったため(背後に早乙女が絡んでいる)中学卒業後に自動車修理工場へ就職。一緒に働いていた男の身の上に同情。男の悪事に荷担したことからストーカー行為を受け、殺されそうになり反撃。過剰防衛と同時に過去におこなった窃盗なども追及され服役。パソコン能力に関してはカヨの次に上とされる。
一人称として自分の名を用いる。家が貧しい事から、学校などで金品がなくなれば真っ先に疑われることに腹を立て「本物の大泥棒になってやる!」と宣言。窃盗を実行し鑑別所へ収監される。メンバーの中では最も罪が軽微とされ、退所も検討される時期にあったが、鑑別所での生活に嫌気が差し、ナナカらと共に脱獄のメンバーに入る。TRAP-2にて越山が運転する車に轢かれ、メンバーの中で最初に死亡する。このことがアサミの心を変えるきっかけとなる。
脱獄した5人を死んだことにして引き取った人物。謎が多く、アサミらから信用されないことが多い。任務のためなら手段を選ばない。しかしアサミらへの任務の指示は的確。また自らも変装して任務に加わることもある(家庭裁判所の職員・刑事・医者など)。妹の佳苗を心の拠り所としており、アサミには任務に佳苗を巻き込むようなことがあれば殺すと言うほどである。

敵対する人物[編集]

その他[編集]

  • 淀橋 早苗・佳苗(本当の早乙女誠吾の娘) - 深田恭子
難病により車椅子生活を余儀なくされている。リハビリなどが上手くいかず、病院での友人もいないため、マイナス思考になることが多い。淀橋のことは兄さんと呼び、彼のことをいつも心配している。淀橋の死後、彼にかけられていた生命保険が彼女の元に渡り、手術が受けられるようになる。

タイトルバック・エンディング[編集]

第1話のTRAP-1と第3話のTRAP-003以降ではタイトルバック・エンディングが若干異なる。TRAP-1・TRAP-2のタイトルバックには人数が6人いる。

TRAP-1・TRAP-2での紹介順

  • CODENAME ASAMI アサミ Stature 168cm Age 17 BloodType A
  • CODENAME NANAKA ナナカ Stature 162cm Age 18 BloodType B
  • CODENAME KAYO カヨ Stature 152cm Age 18 BloodType AB
  • CODENAME ERI エリ Stature 157cm Age 16 BloodType B
  • CODENAME IZUMI イヅミ Stature 165cm Age 17 BloodType A
  • CODENAME MADOKA マドカ Stature 162cm Age 16 BloodType O

並び順は左からマドカ・エリ・アサミ・イヅミ・ナナカ・カヨだがはっきりと分からず、ぼやけた映像になっている。エンディングクレジットにはタイトルバック順にキャストが表記される。ただし、映像的にはエリ(榎本加奈子)は途中一瞬アップで写るのみで、他の5人のアップや走りがメインになっている。

TRAP-003以降(第3話のみ003表記 正式にはTOKYO TONIGHT/1997.05.03 TRAP-003)は以下の5人になり、タイトルバック・エンディングにエリ(榎本加奈子)のカットはなくなる。

TRAP-003以降の紹介順

  • CODENAME ASAMI アサミ Stature 168cm Age 17 BloodType A
  • CODENAME NANAKA ナナカ Stature 162cm Age 18 BloodType B
  • CODENAME KAYO カヨ Stature 152cm Age 18 BloodType AB
  • CODENAME IZUMI イヅミ Stature 165cm Age 17 BloodType A
  • CODENAME MADOKA マドカ Stature 162cm Age 16 BloodType O

並び順は左からマドカ・アサミ・イヅミ・ナナカ・カヨとなる。

このオープニングに使用されている身長、年齢、血液型は本人とほぼ同じ(ただし、ナナカ役の鈴木紗理奈は当時19歳でA型、イヅミ役の遠藤久美子は当時19歳でO型)。

第4話のTRAP-4から表記が簡素化に戻り、最終話はFINAL-TRAPと表記された。エンディング終了後のTRAP-1とFINAL-TRAPのみ、キャストの素のカットコメントが5秒程ある。

受賞歴[編集]

放送リスト[編集]

放送日 映像上のサブタイトル 新聞などでのサブタイトル 脚本 演出 視聴率
1997年4月19日 TRAP-1 大脱獄 野尻靖之 猪股隆一 17.9%
1997年4月26日 TRAP-2 死の絆! 17.7%
1997年5月3日 TRAP-003 悪魔の密売 美少女失跡の罠 橋本以蔵 大谷太郎 17.0%
1997年5月10日 TRAP-4 死の旋律! 毒ガスの恐怖!! 長沼誠 18.8%
1997年5月17日 TRAP-5 永遠の別れ 第1部完結編! 猪股隆一 16.3%
1997年5月24日 TRAP-6 イジメ少年暗殺計画!
幻の名画盗難の謎!!遂に死闘が始まった
大川俊道 大谷太郎 15.0%
1997年5月31日 TRAP-7 完全犯罪!湖底に消えた謎 橋本以蔵 長沼誠 13.5%
1997年6月7日 TRAP-8 殺人VTR 仮面の女の牢獄犯罪 猪股隆一 14.6%
1997年6月14日 TRAP-9 復讐の切札!スキャンダル報道の罠!! 酒井直行 大谷太郎 14.8%
1997年6月21日 TRAP-10 裏切りの十字架!友が泣きながら死す時 橋本以蔵 長沼誠 17.2%
1997年6月28日 FINAL-TRAP 悪魔に勝利する日!
愛する友が燃え尽きる…香港マネー強奪作戦
大川俊道 猪股隆一 13.4%
平均視聴率16.0%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

このドラマでの起用もあり、リリース3週目にオリコンシングルチャート(週間)1位を記録。

その他[編集]

  • TRAP-7〜9で登場した『女性が長い布を纏っている絵画』は、前番組「金田一少年の事件簿 (テレビドラマ)」の第2シリーズ(1996年)の第5, 6話「怪盗紳士の殺人」で登場した『海津里美の絵』である。
    また「怪盗紳士の殺人」には和泉さくら役として遠藤久美子が出演している。

脚注[編集]

  1. ^ 『宇宙船YEAR BOOK 1998』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1998年4月10日、84頁。雑誌コード:01844-04。
  2. ^ タナツグ エリ(TRAP-1で紹介あり)

外部リンク[編集]

日本テレビ 土曜グランド劇場
前番組 番組名 次番組
サイコメトラーEIJI
(1997.1.11-1997.3.15)
FiVE
(1997.4.19-1997.6.28)
D×D
(1997.7.5-1997.9.20)