FMGシリーズ

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FMGシリーズ
開発元 富士通
種別 ワークステーション
OS SX/G
CPU MC68000シリーズ

FMGシリーズは、UNIX System VベースのSX/G上で動作するワークステーション。前身はFACOM K-10シリーズ。PRIMERGY 6000や、UNIX System Vベースのサーバ GRANPOWER 7000D(2004年にSolarisベースのサーバ PRIMEPOWERへ変遷)のコンソールとしても用いられる。このことからしばしば「Kシリーズ端末」と呼ばれることもある。機種名の先頭に"FMG" とつくのが特徴だが、前世代の FACOM K-150/K-1500もまとめてFMGシリーズと呼ばれることもある[1]

スタンドアロンでもワープロソフトEPO-OASYS/G表計算ソフトEPOCALC-Gなどの「EPOC-Gファミリ」と呼ばれるソフトウェアが活用できる。

1996年11月には、デスクトップモデル/ノートブックモデルを一新させ、FMG-500 IIシリーズ(デスクトップモデル3機種、ノートブックモデル1機種)を販売開始した[2]。FMGシリーズをサーバに、FMVシリーズをクライアントとして利用可能な連携ソフトウェア「SX/G Window」や、メインフレームFUJITSU GSシリーズとのゲートウェイ機能も提供された[2]

また、Windows上でFMGシリーズの動作のエミュレーションを行えるKシリーズ端末エミュレータもリリースされている[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「Kシリーズ端末エミュレータ V7.2」マニュアル: まえがき”. 富士通. 2021年4月8日閲覧。 “Kシリーズ端末エミュレータは、K150/K1500/FMGなど(以降、FMGシリーズと略します)と同様な機能をもったエミュレーション・プログラムです。”
  2. ^ a b 性能最大1.3倍、ディスク容量最大2倍に向上~ビジネスワークステーション「FMGシリーズ」新発売~- パソコン連携ソフトウェアも新規に提供 -”. 富士通 (1996年11月7日). 2021年4月2日閲覧。

外部リンク[編集]