横浜コミュニティ放送

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横浜コミュニティ放送株式会社
YOKOHAMA COMMUNITY BROADCAST CO., LTD.
愛称 FM salus
コールサイン JOZZ3BE-FM
周波数/送信出力 84.1 MHz/20 W
本社・所在地
〒225-0024
設立日 2002年7月15日
開局日 2002年10月20日
演奏所 本社と同じ
送信所 横浜市青葉区美しが丘1-7
中継局 なし
放送区域 横浜市青葉区の一部
ネット配信 FM++
JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト http://www.fm-salus.jp/
横浜コミュニティ放送株式会社
YOKOHAMA COMMUNITY BROADCASTING CO.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
225-0024
神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町541-1
法人番号 3020001040354 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役 奥村 力
資本金 8000万円
純利益 ▲217万1000円
(2023年3月期)[1]
純資産 2629万2000円
(2023年3月期)[1]
総資産 3014万9000円
(2023年3月期)[1]
決算期 3月末日
主要株主 イッツ・コミュニケーションズ 100%
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横浜コミュニティ放送株式会社(よこはまコミュニティほうそう)は、神奈川県横浜市青葉区の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。

FM salus(エフエムサルース)の愛称でコミュニティ放送を行っている。

概要[編集]

2002年平成14年)開局。愛称のFM salusは東急沿線情報誌salus」にちなむ。

東急グループのケーブルテレビ局イッツ・コミュニケーションズ完全子会社であり、同社はマスメディア集中排除原則にいう支配関係[2]にある。

本社演奏所スタジオ)が市ケ尾町のイッツ・コミュニケーションズメディアセンター内に、サテライトスタジオたまプラーザ駅東口のたまプラーザテラスにあり、イッツ・コミュニケーションズと共同使用している。送信所美しが丘東急百貨店たまプラーザ店にあり周波数84.1MHz、空中線電力20Wで送信している。受信可能エリアは横浜市青葉区を中心とし、イッツ・コミュニケーションズでも再送信している[3]

インターネット配信はFM++JCBAインターネットサイマルラジオによる。かつてはテレホンサービス(0180-994-841)でも聴取が可能であった。

7:00 - 23:00は毎時間時報スポットが流れる。7時台と23時台は「東急セキュリティ」、そのほかの時間帯は「TOKYU TOP&カード」などの東急グループ会社のCM。7:00と8:00のみ正時の「ポーン」の音がある。

沿革[編集]

  • 2002年平成14年)
    • 7月15日 - 横浜コミュニティ放送株式会社設立[3]。放送局(現・特定地上基幹放送局)の予備免許取得[4]
    • 10月18日 - 放送局の免許取得[5]
    • 10月20日 - 開局[3]。たまプラーザ駅北口にサテライトスタジオを設置し生放送を開始。
  • 2010年(平成22年)10月 - たまプラーザ駅周辺再開発のため、サテライトスタジオをたまプラーザテラスに移設。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月21日 - SimulRadioによるインターネット配信開始。配信時間は6:55 - 24:00。
    • 4月4日 - 東京都世田谷区玉川二子玉川ライズにイッツ・コミュニケーションズが新設したサテライトスタジオ「スタジオ・ライズ」から平日の一部番組の生放送を開始。
    • 6月30日 - テレホンサービスを終了[3]
  • 2016年(平成28年)1月19日 -「スタジオ・ライズ」からの生放送終了。
  • 2017年(平成29年)11月23日 - FM++によるインターネット配信を開始[6]
  • 2018年(平成30年)7月31日 - 動画配信をYouTubeに集約するため、Ustreamでの動画配信を終了[7]
  • 2019年令和元年)10月1日 - JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信を開始[8]。SimulRadioでの配信を終了。
  • 2020年(令和2年)4月1日 - 情報アナウンス(毎時56分の東急線運行情報およびウェザーニューズ提供の天気予報)について、毎日7 - 22時台に実施していたものを月 - 金のみの7 - 17時台に縮小。
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 情報アナウンスにAIアナウンサーを導入。気象庁発表の神奈川東部エリア・東京エリアの天気や防災情報、東急電鉄が発表している鉄道運行情報を自動収集し、放送スケジュールにあわせて送出する。東急線平常運転の際は、日本語・英語・ベトナム語・中国語・韓国語の5か国語で案内。また、緊急時は日本語情報を各言語翻訳してAIアナウンサーが繰り返し伝えるシステムを構築している[9]

番組[編集]

終了番組[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]