FC岐阜SECOND

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FC岐阜SECOND
原語表記 FC岐阜SECOND
愛称 セカンド、セカンズ
クラブカラー  [1]
創設年 2006年
所属リーグ 東海社会人サッカーリーグ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン 岐阜市を中心とする岐阜県全県[1]
ホームスタジアム
岐阜県フットボールセンター
運営法人 株式会社岐阜フットボールクラブ
代表者 日本の旗 小松裕志
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社岐阜フットボールクラブ
Gifu Football Club Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 502-0841[1]
岐阜県岐阜市長良福光青襖2070-7
岐阜県長良川スポーツプラザ1F[1]
設立 2006年8月30日[2]
業種 サービス業
事業内容 サッカークラブの運営他
代表者 小松裕志
資本金 8,050万円 (2021年1月期)[3]
売上高 8億5,300万円(2021年1月期)[3]
営業利益 1,200万円 (2021年1月期)[3]
経常利益 1,700万円 (2021年1月期)[3]
純利益 1,700万円 (2021年1月期)[3]
純資産 2億2,600万円 (2021年1月期)[3]
総資産 3億8,500万円 (2021年1月期)[3]
決算期 1月期
主要株主 藤澤信義 64.2%[4]
関係する人物 今西和男薫田大二郎恩田聖敬
外部リンク https://www.fc-gifu.com/
特記事項:2006年にNPO法人スティックルバック
スポーツクラブから運営を承継。
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FC岐阜SECOND(エフシーぎふセカンド、FC GIFU SECOND)は、日本岐阜市を中心とする岐阜県全県をホームタウンとする[1]日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するFC岐阜のセカンドチーム。

概要[編集]

2006年に「FC岐阜B」として設立。設立目的は、2006年にFC岐阜が行ったレギュラーの入替に溢れたアマチュア選手の受け皿となることと、2012年の第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)に向けた強化であった[5]

初年度に関係者による日程見落としのため、試合を放棄。棄権試合扱いとされ同年の成績を無効とされた[6]

2008年に「FC岐阜SECOND」に名称変更。同年には岐阜県サッカー選手権大会で優勝し、第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場した。2010年より東海社会人サッカーリーグ2部に、2011年から東海社会人リーグ1部に参入している。

なお運営会社の株式会社岐阜フットボールクラブは、長年の経営環境の悪化により、ぎふ清流国体開催後は当クラブを維持していくことは無理という認識をしていた[7]。 当初の目的であったぎふ清流国体では、2回戦で京都府に敗れベスト8に終わったが、FC岐阜SECONDが単独で岐阜県チームとなった翌年の第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)では決勝で東京都を破り、岐阜県に同競技初優勝をもたらした。

2013年、第49回全国社会人サッカー選手権大会で3位に入賞し、第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会への出場資格を得たが辞退した[8]

チーム成績・歴代監督[編集]

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 天皇杯 全社 監督 備考
2006 岐阜地区 - - - - - - - - - 県予選敗退 県予選敗退 日本の旗 松永英機 試合放棄[6]
2007 優勝 (16) 39 15 15 0 0 135 0 +135 入替戦[9]
2008 岐阜県2部 優勝 (10) 27 9 9 0 0 72 2 +70 1回戦敗退 日本の旗 辛島啓珠
2009 岐阜県1部 優勝 (10) 27 9 9 0 0 50 2 +48 1回戦敗退 2回戦敗退 日本の旗 伊藤哲也
2010 東海2部 優勝 (8) 32 14 10 2 2 38 10 +28 1回戦敗退 予選敗退
2011 東海1部 5位 (8) 19 14 5 4 5 21 19 +2 2回戦敗退
2012 2位 (8) 30 14 9 3 2 40 21 +19 1回戦敗退
2013 2位 (8) 27 14 9 0 5 28 16 +12 1回戦敗退 3位 日本の旗 辛島啓珠→
日本の旗 勝野正之
第37回地域決勝出場辞退
2014 6位 (8) 17 14 5 2 7 26 29 -3 県予選敗退 予選敗退 日本の旗 勝野正之
2015 5位 (8) 20 14 6 2 6 24 22 +2 2回戦敗退 1回戦敗退 日本の旗 ラモス・
ファビアノ
2016 5位 (8) 15 14 5 0 9 13 23 -10 1回戦敗退 予選敗退
2017 7位 (8) 10 14 2 4 8 15 33 -18 県予選敗退 日本の旗 勝野正之
2018 東海2部 優勝 (8) 32 14 10 2 2 36 19 +17
2019 東海1部 8位 (8) 10 14 3 1 10 29 58 -29 日本の旗 田端勇介
2020 東海2部 新型コロナウイルスの影響により中止 県予選中止 予選中止 日本の旗 野田優介 TSLトーナメント2部4位
2021 4位[10] (9) 12 7 4 0 3 16 8 +8 県予選敗退 予選敗退
2022 2位 (9) 34 16 11 1 4 37 26 +11
2023 東海1部 8位 (8) 9 14 2 3 9 12 29 -17
2024 東海2部

タイトル[編集]

リーグ戦[編集]

所属選手・スタッフ[編集]

2023年

スタッフ[編集]

役職 氏名 前職 備考
監督 日本の旗 野田優介 FC岐阜U-15 監督
コーチ 日本の旗 田端勇介 FC岐阜SECOND 監督
日本の旗 角拓哉 名古屋グランパスU-18 選手
GKコーチ 日本の旗 鈴木誠
日本の旗 佐野靖典 FC岐阜SECOND 選手

選手[編集]

Pos. No. 選手名 前所属 備考
GK 1 日本の旗 月成大輝 鈴鹿ポイントゲッターズ
21 日本の旗 岡山昇太 Cento Cuore HARIMA
31 大韓民国の旗 ハム ソンジュン 吉備国際大学
DF 2 日本の旗 村田祥史 城西大学
3 日本の旗 松﨑亮凱 岐阜協立大学
4 日本の旗 𠮷田光輝 新潟医療福祉大学
5 日本の旗 横山雅哲 大垣工業高校
6 日本の旗 田中啓之 びわこ成蹊スポーツ大学
16 日本の旗 萩原一貴 豊田自動織機
20 日本の旗 阿蘇品ひろし FC Bonbonera GIFU
28 日本の旗 伏屋尚季 名古屋学院大学
30 日本の旗 崎原聖也 FC Bonbonera GIFU
34 日本の旗 瀬沼ラシード勲太 FC.Bombonera
MF 7 日本の旗 鬼頭克満 岐阜協立大学
8 日本の旗 渡辺有作 ザスパ草津チャレンジャーズ
11 日本の旗 赤間勇斗 立命館大学
14 日本の旗 磯部楓也 ドイツの旗 SSVボルンハイム
17 日本の旗 山本賢也 ポルベニル飛鳥
23 日本の旗 豊重健斗 FC.Bombonera
24 日本の旗 塚田士文 FC.Bombonera
25 日本の旗 菅裕太 FC.Bombonera
26 日本の旗 平野旦敏 北陸大学
29 日本の旗 影山玲己 EDO ALL UNITED
FW 9 日本の旗 緑悟 FC Bonbonera GIFU
10 日本の旗 岩永尚也 愛知学泉大学
15 日本の旗 牟田翔 びわこ成蹊スポーツ大学
18 日本の旗 川端壮太 びわこ成蹊スポーツ大学
19 日本の旗 田中蒼大 常葉大学
22 日本の旗 佐野康太 FC.Bombonera

過去の所属選手[編集]

ユニフォーム[編集]

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st) 水色 水色 水色
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー[編集]

  •  

ユニフォームスポンサー[編集]

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
生活協同組合コープぎふ コープぎふ 2021年 -
鎖骨 なし - -
背中上部 松野組 松野組 2022年 -
背中下部 なし - -
なし - -
パンツ前面 なし - -
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤー[編集]

歴代ユニフォームスポンサー年表[編集]

年度 鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面 サプライヤー
2010 - - - - - - - Mizuno
2011 シーシーエヌ
2012
2013 - gol.
2014
2015 GANADOR
ES TODO
2016 -
2017 -/
SECURITY
new balance
2018 SECURITY
2019 SECURITY -
2020 -
2021 コープぎふ Razzoli
2022 松野組

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b c d e クラブガイド:FC岐阜”. 日本プロサッカーリーグ. 2014年1月11日閲覧。
  2. ^ クラブプロフィール”. FC岐阜. 2017年10月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 2021年度(令和2年度)Jクラブ個別情報開示資料”. 日本プロサッカーリーグ. 2021年12月16日閲覧。
  4. ^ 第三者割当増資引受に関するお知らせ”. 2024年1月14日閲覧。
  5. ^ 変わるもの、変わらないもの=天皇杯漫遊記”. スポーツナビ (2008年9月15日). 2012年9月8日閲覧。
  6. ^ a b 先日のBチーム放棄試合の件について”. FC岐阜 (2006年7月19日). 2020年6月15日閲覧。
  7. ^ FC岐阜新社長に県OB”. 朝日新聞 (2012年9月2日). 2012年9月8日閲覧。
  8. ^ サッカー全国地域リーグ決勝大会 FC鹿児島も出場へ(南日本新聞 2013年10月23日 同10月26日閲覧)
  9. ^ 岐阜県社会人リーグ入替トーナメントの結果”. FC岐阜 (2006年7月19日). 2008年2月11日閲覧。
  10. ^ 新型コロナウイルスの影響により全試合消化できないため、リーグ戦は不成立。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]