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FCジロンダン・ボルドー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FCジロンダン・ボルドー
原語表記 Football Club des Girondins de Bordeaux
愛称 Les Girondins(ジロンド県)
Le club au Scapulaire (スカプラリオのクラブ)
Les Marines et Blanc (紺と白)
クラブカラー     紺色
   
創設年 1881年
所属リーグ フランスサッカー連盟(FFF)
所属ディビジョン フランス全国選手権2・グループA(2025-26)
昨季リーグ順位 フランス全国選手権2・グループB 4位
ホームタウン ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の旗 ボルドー
ホームスタジアム
スタッド・アトランティック
収容人数 42,115
代表者 ジェラール・ロペス
監督 ブルーノ・イルレス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

フットボール・クラブ・デ・ジロンダン・ドゥ・ボルドーFootball Club des Girondins de Bordeaux)は、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 ボルドーに本拠地を置くサッカークラブチーム。2024年7月25日に経営破綻し、2024-25シーズンからはフランス全国選手権2に所属。なお、「ジロンダン」とは、「ジロンド県の」という意味である。

歴史

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優勝した1940-1941年のクープ・ドゥ・フランスでの試合風景

1881年に設立されたフランスで2番目に歴史のあるサッカークラブ。ヨーロッパでは「ジロンディンズ」と呼ばれている。黄金期を迎えたのはリーグ優勝3回・フランス・カップ2回制覇した1980年代。

1995-96シーズンには、中心選手であったMFジネディーヌ・ジダン、DFビセンテ・リザラズ、FWクリストフ・デュガリーらの活躍により、UEFAカップ1995-96で準優勝に輝いた。

2007年夏、監督経験のないローラン・ブランを招聘し、MFアルー・ディアッラ、DFマチュー・シャルメ、DFスレイマン・ディアワラなど守備的な選手を補強して、シーズンに臨んだ。FWフェルナンド・カベナギが15得点とエースの役割をしっかり果たし、新戦力も軒並み期待以上の活躍を見せた。勝ち点4差でリヨンに引けを取ったが、最終節まで優勝争いに絡み、2位という好成績を残した。ブラン監督はキャリア1年目にしてリーグ最優秀監督に選出された。

2008年夏に司令塔のジョアン・ミクーが引退したが、ACミランからMFヨアン・グルキュフをレンタルで、SMカーンから2007年にリーグ・ドゥMVPに輝いているFWヨアン・グフランを完全移籍でそれぞれ獲得した。2008-09シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ 2008-09に出場し、グループリーグ3位という結果に終わった。チャンピオンズリーグ敗退により回ったUEFAカップ 2008-09では決勝トーナメント1回戦でガラタサライに敗れた。一方、国内リーグ戦はMFグルキュフ、MFディアッラやエースとなったFWマルアーヌ・シャマフら主力の活躍により、終盤にリーグ新記録となる11連勝でオリンピック・マルセイユ、リヨンをかわし、10シーズンぶりのリーグ優勝を果たし、リヨンの連覇を7で止めた。またリーグカップ決勝でヴァンヌOCを倒して2シーズンぶりの優勝も決めた。 ちなみに11連勝でシーズンを終えたボルドーは2009-10シーズンに開幕から3連勝し、14連勝の記録を作った。2009年8月30日のマルセイユ戦で引き分けたために連勝記録が止まった[1]

2009年1月にブラン監督との契約を延長し、5月下旬にMFグルキュフを完全移籍させた。2009年夏にDFディアワラをライバルのマルセイユに引き抜かれたが、それ以外の主力選手は残留し、GKセドリック・カラッソ、MFヤロスラフ・プラシルなど層の薄いポジションの補強に努めた。こうして臨んだ2009-10シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグを首位通過したものの、決勝トーナメント準々決勝でリヨンとのフランス対決に敗れた。リーグ・アンも前半戦は2位のリールOSCに9ポイントの差をつけて首位で折り返したものの、2010年1月に次期フランス代表監督候補にブランの名前が挙がった事が決定打となり、後半戦以降は一体感を失い、4月は全く勝てなかったのも合わせて大失速。リーグでは6位に沈んだ。2010-11シーズンは、ブランのフランス代表監督就任によりジャン・ティガナが監督に就いたが、MFグルキュフとFWシャマフの移籍もあってチームは更に不振を極め、ティガナ監督はシーズン途中で辞任。2011-12シーズンはフランシス・ジロを監督に据え、リーグ5位となり、UEFAヨーロッパリーグ 2012-13出場権を獲得した。

2021年6月22日、ジェラール・ロペスがクラブを買収することが発表された[2]。2021-22シーズンは、91失点とディフェンスが崩壊し、最下位となり、1990-91シーズン以来となる2部降格が決定した[3]。さらに、4,000万€もの赤字を抱えていたこともあり、フランスの経営監査部から3部リーグ降格を命じられた。それでも、この決定に不服申し立てをするとともにロペス会長が経営する企業から1,000€の増資やセク・マラサウサンプトンに売却するなどして得た移籍金によって新シーズン開幕3日前にリーグ・ドゥ"残留"を果たした[4][5][6]

2023-24シーズンはリーグ戦を12位で終えたが、深刻な財政問題は解決していなかったため3部リーグ降格が再び命じられた。クラブはプレミアリーグリヴァプールFCMLBボストン・レッドソックスなどを保有するフェンウェイ・スポーツ・グループ英語版への売却を交渉したが、破談となった[7]

2024年7月25日、ボルドーの商業裁判所に破産を申請した。負債は4000万ユーロ(約66億5000万円)。ユースチームは保有継続するが、トレーニング施設は閉鎖する予定。プロ契約選手との契約は失効となる見込み。既報通りにナシオナル(3部)への降格予定ながら、クラブ自体が解散する可能性もあると報じられている[8][9]

2024年8月1日、フランスサッカー連盟はボルドーのフランス全国選手権2への降格を決定[10]。この裁定を不服としたクラブは異議を唱えDNCG(経営管理総局)に控訴したものの8月12日に再審議の結果訴えは棄却された[11][12]。これを受けてフランス全国選手権残留への最終手段としてCNOSF(フランスオリンピックスポーツ委員会)に調停を求めたものの8月16日にCNOSFはボルドーの要請を拒否[13] 。これにより2024-25シーズンのフランス全国選手権2所属が確定した。

ライバル

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FCジロンダン・ボルドーのライバルはオリンピック・マルセイユFCナントトゥールーズFCである。
FCナントとの対戦はアトランティック・ダービーと呼ばれ、トゥールーズFCとの対戦はガロンヌ・ダービーと呼ばれている。
ボルドーとマルセイユのライバル意識が1980年代後半から同黄金期であった。また、ボルドーが1987年、1999年、2009年その3シーズン共マルセイユをかわし、リーグ優勝を果たした。

タイトル

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国内タイトル

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国際タイトル

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過去の成績

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シーズン リーグ戦 カップ戦 リーグ杯
ディビジョン順位
1945-46 ディヴィジョン・アン 341191465663114位準々決勝敗退
1946-47 381271958813118位準決勝敗退
1947-48 ディヴィジョン・ドゥ 38189117747455位準々決勝敗退
1948-49 36245710749532位ベスト64
1949-50 ディヴィジョン・アン 3421948840511位ベスト16
1950-51 34149115849376位ベスト32
1951-52 3420598849452位準優勝
1952-53 34195107956433位ベスト64
1953-54 3420686944463位準々決勝敗退
1954-55 34147136351356位準優勝
1955-56 34961945692417位ベスト32
1956-57 ディヴィジョン・ドゥ 381513106748435位準決勝敗退
1957-58 42253148253535位準々決勝敗退
1958-59 381710116956444位ベスト32
1959-60 ディヴィジョン・アン 387724521022120位ベスト64
1960-61 ディヴィジョン・ドゥ 36141395950418位準決勝敗退
1961-62 36171275431463位ベスト32
1962-63 ディヴィジョン・アン 38151586338454位準々決勝敗退
1963-64 34138135558347位準優勝
1964-65 3416994332412位ベスト64
1965-66 3822978436532位ベスト64
1966-67 381611115343434位ベスト64
1967-68 38184165744408位準優勝
1968-69 3422757734512位準優勝
1969-70 341310115448366位ベスト32
1970-71 38168145851405位準々決勝敗退
1971-72 3812111539523512位ベスト64
1972-73 3812111549553514位ベスト16
1973-74 3811121555574214位ベスト32
1974-75 381571648493912位ベスト32
1975-76 381591459594010位ベスト32
1976-77 381581566573810位ベスト16
1977-78 381281846693216位ベスト16
1978-79 3812151145423910位ベスト32
1979-80 38168146453406位ベスト64
1980-81 38181375734493位準々決勝敗退
1981-82 38191095545484位準々決勝敗退
1982-83 38208106748482位ベスト16
1983-84 3823877233541位ベスト16
1984-85 3825947027591位ベスト32
1985-86 38181375546493位優勝
1986-87 38201355727531位優勝
1987-88 381810104630462位ベスト64
1988-89 3812131354464913位ベスト64
1989-90 3822795125512位準々決勝敗退
1990-91 3811151234323710位ベスト64
1991-92 ディヴィジョン・ドゥ 3422845524521位ベスト64
1992-93 ディヴィジョン・アン38181284225484位準々決勝敗退
1993-94 38198115437464位ベスト16
1994-95 38169135247577位準々決勝敗退ベスト32
1995-96 381191844524216位ベスト32ベスト32
1996-97 38161575942634位準々決勝敗退準優勝
1997-98 34151184941565位ベスト32準優勝
1998-99 3422666629721位ベスト64ベスト32
1999-00 34159105240544位準決勝敗退ベスト16
2000-01 34151274833574位ベスト32ベスト16
2001-02 34148123431506位ベスト32優勝
2002-03 リーグ・アン 381810105736644位準決勝敗退ベスト16
2003-04 3813111440435012位ベスト32ベスト32
2004-05 388201037414415位ベスト322回戦敗退
2005-06 38181554325692位ベスト16準々決勝敗退
2006-07 38169133935576位ベスト16優勝
2007-08 3822976538752位準々決勝敗退3回戦敗退
2008-09 3824866434801位ベスト64優勝
2009-10 38197125840646位ベスト16準優勝
2010-11 381215114342517位ベスト32ベスト16
2011-12 38161395341615位ベスト163回戦敗退
2012-13 38131694034557位優勝ベスト16
2013-14 381314114943537位ベスト32準々決勝敗退
2014-15 38171294744636位ベスト32ベスト16
2015-16 3812141250575011位ベスト16準決勝敗退
2016-17 38151495343596位準々決勝敗退準決勝敗退
2017-18 38167155348556位ベスト64ベスト16
2018-19 3810111734424114位ベスト64準決勝敗退
2019-20 28910940343712位ベスト32ベスト16
2020-21 381361942564512位ベスト64大会廃止
2021-22 386131952913120位ベスト32
2022-23 リーグ・ドゥ 3820985127693位ベスト64
2023-24 3814915505250[a]12位[b]ベスト32
2024-25 フランス全国選手権2・グループB 30146103732484位ベスト64
  1. 勝ち点1が剥奪
  2. 財政問題によって強制降格

欧州の成績

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現所属メンバー

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2025-26シーズンフォーメーション

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK オランダ ヤン・ホエックスラ
2 DF フランス レオ・ジュスラン
4 DF フランス エリック・ヴァンデナベール
5 DF フランス ジャン・グリロ
6 MF フランス ギヨーム・オドル
7 MF フランス スフィアン・バハサ
8 MF フランス アブ・バ
9 FW フランス マチウ・ヴィレット
10 MF チュニジア フェサル・マンナイ
14 DF ガボン ローイス・オペンダ
16 GK ベナン ダヴァ・ダヴィッド・アゴサ
No. Pos. 選手名
17 DF フランス ルベン・ドロエンレ
18 FW フランス ルデリック・エトンデ
19 FW フランス ルイジ・リザルドス
20 DF マリ共和国 ナジブ・シセ
21 DF モロッコ ワリド・エル・ハジャム
24 MF モーリタニア アダマ・ディオップ
26 FW フランス ヤニス・メルジ
27 FW フランス スティーヴ・シャマル
28 DF フランス ドリス・トリシャール
29 FW フランス ノアー・ラモン
30 GK フランス ラサナ・ジアバテ

※印括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外またはACP圏外選手を示す。

監督
  • ブルーノ・イルレス

レンタル選手

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- -- (--)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- -- (--)

歴代監督

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歴代所属選手

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脚注

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  1. msnスポーツ (2009年8月31日). ボルドー、連勝が14でストップも首位堅持”. 2009年9月4日閲覧。
  2. An official statement from the Club”. Girondins de Bordeaux. 2021年6月22日閲覧。
  3. Bordeaux are going down to Ligue 2 and may not return for some time”. The Guardian. 2022年5月16日閲覧。
  4. Communiqué du Club ––Le FC Girondins de Bordeaux fait appel de la décision de la DNCG de rétrograder le club en National 1–– (フランス語). FC Girondins de Bordeaux (2022年6月15日). 2024年7月21日閲覧。
  5. Le Club maintenu en L2 : la FFF accepte la conciliation du CNOSF (フランス語). FC Girondins de Bordeaux (2022年7月27日). 2024年7月21日閲覧。
  6. 財政問題で3部降格言い渡されたボルドーが逆転でリーグ・ドゥ残留!”. 超ワールドサッカー (2022年7月27日). 2024年7月21日閲覧。
  7. リバプール保有FSGによるボルドー買収は破談…FSGが撤退を決断”. 超ワールドサッカー (2024年7月17日). 2024年7月21日閲覧。
  8. 名門ボルドーが破産申請 90年ぶりアマチュアクラブ降格へ”. フランス通信社(AFP) (2024年7月26日). 2024年7月27日閲覧。
  9. フランス古豪ボルドーが破産申請”. ゲキサカ (2024年7月26日). 2024年7月27日閲覧。
  10. 財政問題抱え3部に降格し破産したボルドー、強制的に4部への降格が決定”. 超ワールドサッカー (2024年8月2日). 2024年8月2日閲覧。
  11. La DNCG confirme la relégation en National 2 des Girondins de Bordeaux (フランス語). L'Equipe (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。
  12. Bordeaux sera dans le Groupe B de National 2 (フランス語). WEBGIRONDINS (2024年8月14日). 2024年8月14日閲覧。
  13. Le CNOSF rejette la demande des Girondins de Bordeaux (フランス語). L'Equipe. 2024年8月16日閲覧。

外部リンク

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