FAKE (2016年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
FAKE
監督 森達也
出演者 佐村河内守
撮影 森達也
山崎裕
編集 鈴尾啓太
配給 東風
公開 日本の旗 2016年6月4日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

FAKE』(フェイク)は、2016年制作の日本ドキュメンタリー映画ゴーストライター問題が発覚し、渦中の人物となっていた佐村河内守を中心に、彼を取材するテレビ関係者、真偽を確かめに来る海外のジャーナリストなどを1年4か月[1]に渡って追ったドキュメンタリー作品である[2]

概要[編集]

聴覚障害をもちながら『交響曲第1番《HIROSHIMA》』など作曲をし、一時は現代のベートーベンと持ち上げられた音楽家の佐村河内守。しかしその後、神山典士が持ち込んだ週刊文春掲載の告発記事により、「作曲はしていない」「実は耳が聞こえるんじゃないか」と一転して非難の的となる。

タイトルとなる「FAKE」には見せかける。いんちき、虚報などの意味がある。はたして佐村河内守はどこまで嘘をついていたのか。真実は何か。ドキュメンタリー作家・森達也が15年ぶりに臨む単独監督作品。キャッチコピーは「誰にも言わないでください、衝撃の12分間」[3]

監督である森はジャーナリズムに基づいたノンフィクション作品ではなく、演出の入ったドキュメンタリー作品であること強調[1]しており、画一的な報道がなされる上での別視点の提供であるとしている[4]

映画ライターの村山章は「誰もが抱える下世話なゴシップ欲へのやたらと面白い返答であり、感動的なメロドラマであり、エキサイティングな音楽映画でもある」[5]と評論した。

2017年3月2日にディレクターズカット版DVDがリリース(発売元:ディメンション、販売元:ハピネット[6][7]

出演[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:森達也[9]
  • アシスタントプロデューサー:田中志緒理
  • プロデューサー:橋本佳子、木下繁貴、古賀文規
  • 撮影:森達也・山崎裕
  • 編集:鈴尾啓太
  • 製作:ドキュメンタリージャパン、東風、DIMENTION、ピカンテサーカス
  • 制作:「Fake」制作委員会
  • 英語字幕:田中志緒理 石原雪子
  • 挿入歌「Requiem」(作曲:佐村河内守)

脚注[編集]

  1. ^ a b “森達也vs佐村河内守! 巷で噂のドキュメンタリー『FAKE』、その制作秘話 | VICE JAPAN” (日本語). VICE JAPAN. (2016年6月22日). https://jp.vice.com/art/tatsuyamori-samuragouchi-fake 2018年4月28日閲覧。 
  2. ^ 映画「FAKE」”. 映画ドットコム. 2018年4月28日閲覧。
  3. ^ “佐村河内氏の自宅で撮影 森達也監督新作ドキュメンタリー「FAKE」特報動画公開 : 映画ニュース - 映画.com” (日本語). 映画.com. http://eiga.com/news/20160323/5/ 2018年4月28日閲覧。 
  4. ^ “森達也監督「FAKE」から見えたTVというメディアの問題点とは : 映画ニュース - 映画.com” (日本語). 映画.com. http://eiga.com/news/20160728/13/ 2018年4月28日閲覧。 
  5. ^ 「佐村河内守」とは何者?映画の仕掛けた迷路に迷い込む、刺激と驚きの怪作”. 映画ドットコム. 2016年5月24日閲覧。
  6. ^ HOME”. ハピネットピクチャーズ - Happinet Pictures. 2019年8月10日閲覧。
  7. ^ FAKE_DVD of 幻の映画復刻レーベルDIGのサイト” (日本語). 幻の映画復刻レーベルDIGのサイト. 2019年8月10日閲覧。
  8. ^ 映画「FAKE」に関する新垣隆所属事務​所の見解 | 新垣隆オフィシャルサイト | 応援団サイト” (日本語). 新垣隆オフィシャルサイト | 応援団サイト. 2018年4月28日閲覧。
  9. ^ “森達也監督、佐村河内守氏追った「FAKE」での痛恨ミス告白 : 映画ニュース - 映画.com” (日本語). 映画.com. http://eiga.com/news/20161015/5/ 2018年4月28日閲覧。 

外部リンク[編集]