F.E.A.R. (ゲームソフト)

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F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-
ジャンル ホラーFPS
対応機種 Microsoft Windows
開発元 Monolith Productions
発売元 Monolith Productions
人数 1人
メディア DVD-ROM
対象年齢 通常版CERO: D
ESRB:Mature
PEGI:18+
OFLC:MA15+
USK:18
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F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-』(フィアー -ファースト エンカウンター アサルト リコン-)は、Monolith Productionsがパソコン用に製作したコンピュータゲーム。ジャンルはホラーFPS2005年10月18日発売。

後にプレイステーション3版とXbox 360版が米国で発売され、日本でも発売予定だったが中止になった。マルチプレイ版は後述するが、無料で配布されている。

続編の『F.E.A.R.2 :Project Origin』が2009年2月16日にプレイステーション3、Xbox 360、PC版の3フォーマットで発売されている。2010年には『F.3.A.R.』というタイトルで3作目が制作され、2011年6月21日にプレイステーション3、Xbox 360、PC版が北米で、また日本では同年7月21日に発売された。

概要[編集]

本作最大の特徴はホラー系でありながらもゾンビなどのモンスター系の敵はほとんど登場せず、終始「人間対人間」の銃撃戦に尽きる事である。いわゆる恐ろしい形相の怪物が襲ってくるような驚かせ方ではなく、夜道を一人で歩くような不安感としての恐怖が再現された発売当時の国外製ゲームソフトとしては珍しい演出手法をとった。

マップは基本的に薄暗い屋内が大半を占め、シングルプレイでは森や渓谷といった自然空間で構成されたマップは登場しない。登場する銃器はすべて架空の物で、現存の銃火器をモデルに独自のデザインを施したものが使用されている。

スロー・モー[編集]

本作ではゲージを消費することで主人公だけが使える特殊能力「スロー・モー」を発動させ、一定時間だけ反射神経を極限まで研ぎ澄ませることができる。

スロー・モー発動中は時間の体感速度が半減し、自分を含む全ての物体の動きが遅くなる。ただし、こちらの照準速度は変わらないため、相対的に素早く敵を狙い撃つことができる。この結果、物陰から一瞬だけ身を乗り出して銃撃したり、敵が投擲したグレネード等に反応しやすくなる。なお、この能力はスロー・モーゲージが尽きない限り無制限に使うことが可能で、ゲージは自動回復するため理論上使用回数に制限はない。

ストーリー[編集]

アーマカム・テクノロジ・コーポーレーション(通称「ATC」)はかねてよりアメリカ軍と契約し 極秘裏にクローン部隊の研究、実験を行っていた。クローン兵士の「レプリカ部隊」はある一人の指揮官のテレパシー能力によってすべての活動を掌握されるようプログラムされていたが、ある日その唯一の指揮官として養成されていた「パクストン・フェッテル」が凶暴化、レプリカ部隊を率いて研究所の職員を皆殺しにした挙句、その死体を食べたあと、研究所から1000人以上の兵士を引き連れて脱出を図った。

フェッテルを無力化すればレプリカ部隊は電池を失ったロボットのように動きを止めるとの要請を受けた少数精鋭の特殊部隊「First Encounter Assault Recon」通称『F.E.A.R.』はパクストン・フェッテルの暗殺のために出動、"常人では考えられないほどの反射神経を持つ"主人公は、F.E.A.R.に入隊したばかりの新人として何人かの仲間とともにフェッテル暗殺ミッションを開始、フェッテルの頭脳に埋め込まれた発信機のシグナルを頼りに彼らが潜伏していると思われる古い研究所の廃屋にたどり着いた主人公達だったが、その奥地で少女が泣き叫ぶ奇妙な幻覚を見る。

直後に拷問を受けたように殺された謎の男の死体を発見した主人公は、付近に居ると思われるフェッテルを追うものの不意打ちを食らってしまう。もうろうとした意識の中でフェッテルは主人公を殺すでもなく語りかける。「"アレ"は彼女の記憶なのか、自分の記憶なのか分からない、しかし自分は奴らを覚えている。奴らは死ぬべきなんだ、全員、死ぬべきなんだ。」…そう言い残し、シグナルもろとも行方をくらませるフェッテル。間もなくある港の倉庫付近で多数のレプリカ部隊が目撃され、主人公たちもそこへ向かうが…。

登場人物[編集]

F.E.A.R.チーム、デルタフォースチーム、ATC職員、その他に分けて解説する。

F.E.A.R.(First Encounter Assault Recon、超自然現象鎭圧部隊)チーム[編集]

主人公(ポイント・マン)
一週間前に転属されてきたばかりの新人隊員。名前、顔などは一切明らかにされず、また喋る事もない。ただし顔は『F.3.A.R.』で明らかになっている。
特殊能力者の制作・育成を目的とした「オリジン計画」によって生み出された“最初のプロトタイプ”で、アルマ・ウェイドの最初の子供、すなわち殺害目標である「パクストン・フェッテル」の兄である[1]。しかし当人は勿論の事ながら、周囲のF.E.A.R.隊員も実情は知らないようで、どのような経緯でF.E.A.R.に入隊したのかも作中では語られていない。
フェッテルのようにテレパシー能力は持たないものの、主人公も自覚していないが超能力の持ち主であり、その一つとして常識を脱した凄まじい反射神経を持つ。ゲーム中ではそれを「スロー・モー」として表現している。
ベン・ジャンコフスキー
声(日本語版):三宅健太
スキンヘッドのベテランF.E.A.R.隊員。主人公が配属される以前のポイント・マン(前衛)だった。新入りである主人公をあまり信頼しておらず、ジンに「あの目は只者ではない。心を見透かされるようだ」と語る。 港の倉庫でアルマに殺害されるが、同伴のデルタフォースチームと異なり遺体は発見されず、霊体のような存在となった。その後、主人公の前に幻覚として度々現れる。
ジン・スンクワン
声(日本語版):浅井晴美、?(F.3.A.R.)
F.E.A.R.の隊員。韓国系アメリカ人で体系は小柄、冷静な性格。部隊の技術仕官であり、現場での救急医療や科学犯罪捜査の責任者である。
主人公とともに生き残った数少ない人物の一人だったが、Extraction Pointでゴーストに殺害された。
ロウディ・ベターズ
声(日本語版):茂木優
F.E.A.R.のミッションコーディネーター(指揮官)。中西部訛りの英語を喋る。
ベターズは常に現場の外で指揮をとっているため登場の機会は少ない。故に一連の事件によって命の危機に最も晒されなかったとも言え、F.E.A.R.本編シリーズでは主人公と並んで唯一の生存者といえる。
Perseus Mandate 主人公(軍曹)
F.E.A.R.隊員、階級は軍曹。Perseus Mandateの主人公。名前、顔などは一切明らかにされず、また喋る事もない。ただし顔グラフィック自体は用意されている。本編主人公やフェッテルとの血縁関係は見られないが、なぜかスロー・モー能力を持っている。ただし、これはゲームシステムを維持しつつ主人公を変更する都合上、やむを得ない事情と思われる。
アルダス・ビショップの死亡直後、事態を重く見たベターズ指揮官が導入した別働部隊に参加する。途中アルマやフェッテルに遭遇するが、フェッテルに「おまえは無関係の存在だ、出て行け」と促される等、ストーリー上の重要人物ではない模様。
デビッド・レインズ
F.E.A.R.隊員、階級は大尉。Perseus Mandateの登場人物。軍曹、チェンとともに出撃する。
部隊の中でも取りまとめ役的な存在。一連の出来事の後、生還して現場からの脱出に成功する。
スティーブ・チェン
F.E.A.R.隊員、階級は中尉。アジア系男性。Perseus Mandateの登場人物。軍曹、レインズとともに出撃する。
主人公と共に目標に向けて進攻する途中、ゴーストに殺害され霊体のような存在となった。その後、軍曹の行く先や幻覚の中に度々現れる。エンディングでは軍曹とレインズが乗り込むヘリコプター内に座っており、二人を見送るように消えていった。

デルタフォースチーム[編集]

ダグラス・ホリデイ
声(日本語版):浦田優
黒人のデルタフォース隊員。爆弾のスペシャリストで、自称「他の奴らは爆弾のプロだが俺はマスター」の腕前を持つ。
アルダス・ビショップ救出後、主人公やジンらと共に生き残ったが、Extraction Pointでゴーストに殺害された。

ATC職員たち[編集]

アルダス・ビショップ
声(日本語版):中國卓郎
ATC社社員。社が過去に研究していた事案についての委員会に属していた。
爆弾にがんじがらめにされ、レプリカ兵に拷問を受けていたところを主人公とホリデイに救出される。デルタフォースチームのヘリコプターで脱出する直前、口封じの指示を受けたATC警備兵に狙撃され死亡する。
ノートン・メイプス
声(日本語版):並木伸一
ATC社のエンジニア。かなりの肥満体で、非常時にも関わらずポテトチップスをボリボリむさぼっている。
主人公の手を借りて二度の窮地を脱するが、どちらの場合も約束を反故にして逃走。さらに警備システムを操作して通路を塞ぐ、殺傷能力の高いタレットを起動する等、半ば殺意を持って行く手を妨害する。終盤でハーラン・ウェイドに銃撃され瀕死の重傷を負うが、続編のExtraction Pointでは何食わぬ顔で再登場した。その後どうなったのかは不明。ちなみに、Extraction Pointには隠し部屋が2つ存在し、その両方に彼が配置されている。
アリス・ウェイド
声(日本語版):安達まり
ATC社社員。同社に勤める研究者ハーラン・ウェイドの娘。ビショップと同じく過去の研究に関する委員会に属していた。
父のハーラン・ウェイドを探して地下施設に単独で進入するが、フェッテルに食われてしまう。また、血族関係上はアルマの妹、すなわち主人公(ポイント・マン)とパクストン・フェッテルの叔母であるが、本人たちはその事実を知らない。
ハーラン・ウェイド
声(日本語版):?
ATC社社員。レプリカ兵とフェッテルについて重要な研究を行っていた。
「オリジン計画」の中心にいた重要人物。過去の実験で特殊な能力のあった当時15歳の実娘アルマを母体に、主人公とフェッテルを無理やり出産させる。後に研究は凍結され、放置されたアルマは(この時18歳)6日後に地下研究所で死亡した。フェッテルの凶暴化とアルマの関連に気がついたハーランは、地下研究所に向かいアルマの肉体を開放するも、直後に殺害される。なお、ハーランは血縁上、主人公(ポイント・マン)とフェッテルの祖父にあたる。

その他[編集]

パクストン・フェッテル
声(日本語版):前川健志、?(F.3.A.R.)
今回の事件の首謀者。テレパシー能力によって兵士達を遠隔操作でき、たった一人で大部隊を指揮できる。彼はその能力を使ってレプリカ部隊を操り、反乱を引き起こした。人の肉を食べて記憶を読み取る能力も併せ持っており、それを目的遂行のために活用している。生身の人間だが、主人公の前に幻覚として度々現れる。
正体はアルマ・ウェイドの2番目の息子で、ポイント・マンの実の弟でもある。反乱を起こしたのは母親の肉体を解放するためであった。彼自身は今回の暴走で自ら戦うことはなく、戦闘能力は未知数。また、テレパシー能力にも直接的な攻撃力は無く、あくまでもレプリカ部隊を操る事しかできないようである。アルマの開放直前でポイント・マンに殺害されるが、Extraction Pointでは霊体のような存在として復活した。
アルマ・ウェイド
声(日本語版):壱智村小真
通称アルマ。今回の事件の鍵を握る謎の多い少女。黒髪のストレートロングヘアに赤黒いワンピース、裸足という奇妙ないでたちで、主人公の前に幻覚として度々現れる。18歳没。
生まれながらに超能力を持って生まれたアルマは、ATC社が極秘裏に始めた「オリジン計画」の研究対象兼研究材料として使われ、知らぬ間に赤ん坊を二度孕まされた。不気味なほど物静かで感受性が強い少女だったらしいが、出産後に意識を取り戻した際、取り上げられた赤ん坊を帰すよう泣き叫ぶ姿等が見て取れる事から、人並みの感情は持ち合わせていたようである。 本編中で発揮する超能力は息子らのソレと一線を画し、炎を呼び起こす、人間を一瞬で骨に変える、物体を吹き飛ばす、悪霊のようなものを呼び寄せる等を可能としている。霊体のような存在であるが故に殺害することも不可能に等しい。その姿を見て生き残った人物はほとんど居ないが、アルマ(少女)は主人公(ポイント・マン)に対して殺意を持っていないように見受けられる。これは彼が自分の息子であると知っての行動であり、必ずしも敵とは言えない存在である。一方、ゲーム最終盤で開放されたアルマ(大人)は全裸で骨格が分かるほど痩せ細っており、差し伸べてくる両腕に触れると即死してしまう。なお、Extraction Pointの最終盤では両者が一つになる描写がある。
ギャヴィン・モリソン
声(日本語版):?
NSA出身のトラブルシューター。裏社会に精通しており、政治家相手に表沙汰にできない厄介ごとを解決する仕事を請け負っている。上院議員の命を受け、ペルセウス計画の成果を回収するためにナイトクロウラーズを率いてATCに乗り込んでくる。任務の途中でナイトクロウラーズに離反され、捕らえられていたところを主人公に救出される。その後は主人公の道案内をするが、不意にフェッテルの記憶を垣間見た直後、アルマのサイキック攻撃で吹き飛んだトラックの下敷きとなり死亡した。Perseus Mandateに登場する。
コマンダー
声(日本語版):?
特殊傭兵部隊「ナイトクロウラーズ」の指揮官。当初はモリソンと共に行動していたが、途中で彼を見限り離反する。ゲーム最終盤でアルマの遺伝子試料を奪取し、追跡者である主人公(F.E.A.R.別動隊の軍曹)を抹殺すべく襲い掛かる。Perseus Mandateに登場する。

登場敵キャラクター[編集]

レプリカ兵
声(日本語版):?
ATC社によって生み出されたクローン兵士達。フェッテルから指令が無い時は立ったままうつむき、じっとしている。彼らはみなクローンであるが、どの人間をベースに複製されたのか、フェッテル暴走以前はどのような生活をしていたのかについては作品中で言及されていない。
彼らには個性や部隊内での階級などは見られないが、喜怒哀楽といった単純な情緒は存在する様である。レプリカ兵には以下のような種類が存在する。
  • 一般歩兵
様々な兵装で出現するが、基本行動は同一。プレイヤーと同じくライフルなどの銃器を操り、現状ルートで制圧が困難だと判断すると別ルートから回り込んできたり、壁や資材を盾にしたり、爆弾を投げてくるなど知能が高い。互いにコミュニケーションをとっており、独特のエフェクトのかかった音声で会話をしている。また、彼らの会話はどのようにプレイヤーを攻撃してくるのかを知る上で重要な情報源となっている。
  • ヘビーアーマー
全身を鎧に固めた重装備歩兵。非常に耐久力が高く難敵ではあるが、移動速度は遅い。ペネトレーターやマルチロケットランチャーなどの強力な武器を使用する。またExtraction Point以降では、左手に盾を装備し、ミニガンやグレネードランチャーを扱う「ライオットヘビーアーマー」が追加されている。
  • 光学迷彩兵
他の兵士よりも小柄で非常に素早く、高い跳躍力と、周囲に溶け込む特殊な全身武装でかく乱し、接近攻撃を仕掛けてくる。耐久力も高く、複数で登場することもあるが銃器は持たない。
  • REV6 パワードアーマー
一般歩兵が大型の追加装備を着込んだ姿であり、ロボットのような見た目と歩行音が特徴。ヘビーアーマーよりも耐久力が高く、ミサイルまたはレーザーを乱射してくるボスクラスの敵。またExtraction Point以降では、さらに大型化された「REV8 レビヤタン」が追加されている。
ATC警備兵
声(日本語版):?
ATC社私有の警備兵。警察官のような簡素な兵装だが、レプリカ兵と渡り合える戦闘能力を持つ。本来ATC警備兵とF.E.A.R.は協力関係にあるはずだが、ある事情からプレイヤーに対しても攻撃を仕掛けてくる。一方でレプリカ兵の鎮圧も指示されており、彼らの同士討ちを狙うこともできる。Extraction Pointでは登場しないが、Perseus Mandateでは、ヘルメットとケブラーアーマーを装備した個体が登場する。
ナイトクロウラーズ
声(日本語版):?
Perseus Mandateで追加された特殊傭兵部隊。レプリカ兵やATC警備員とは異なる目的を持つ第四勢力。標準装備に独自の高性能アサルトライフルを採用しており、耐久力も一般兵やATC警備兵より高い。臨時でなく常設の部隊だが、隊員が個人を証明する物品を所持しておらず、活動後の証拠隠滅にも長けているため謎が多い。
  • エリート
ナイトクロウラーズのエリート兵。地形を縦横に素早く移動できる身体能力とヘビーアーマー並の耐久力を誇る。また、跳躍しながらフラググレネードを複数個同時にばら撒く、設置型砲塔を使用する、短距離ながら一瞬でステップ・ローリングする等の特殊行動が可能。さらに二戦目以降は複数同時に出現する強敵。
その他
天井に設置され、侵入者を自動で攻撃する機銃。普段はハッチ内に身を隠している。攻撃力は高いが、電源を落とすことで機能を停止させることも可能。また、この機銃をプレイヤーが遠隔操作できる場面もいくつかある。
周囲一帯を探索する小型無人機。敵を発見するとレーザーで攻撃してくる。レプリカ兵の一般歩兵以上の耐久力を持ち、複数同時に出現する事が多い。
  • ゴースト(アンデッド)
主にゲーム後半、プレイヤーの幻覚や現実世界に出現する悪霊。アルマによって呼び出される場合が多く、こちらに向かって体当たり攻撃を仕掛けてくる。いくつか種類があり、透明の怨霊のようなもの(高速で動き回り格闘攻撃をしかけてくる)や、足元の影から突然飛び出して引きずり込もうとする突然変異型アンデッドなどが存在する。登場頻度は少ない方。

登場する武器[編集]

格闘攻撃
武器を何も装備していない状態か、別途用意された格闘攻撃ボタンでも可能。通常のパンチのほか、ジャンプ中に格闘攻撃を出せば回転蹴り、前進中にジャンプと格闘攻撃ボタンを押せば飛び蹴り、しゃがみと同時に格闘攻撃ボタンでスライディングキックがそれぞれ発動する。また、シングルプレイやネットワーク対戦に限らず、格闘攻撃は殆どの敵を一撃で殺傷するほどの威力を持つ。ちなみに素手での移動速度は最速となる。
AT-14 ピストル(AT-14 デュアルピストル)
一般的なハンドガン。命中精度はやや低いが一発の威力が高め。また、これを装備しているときにもう一つ拾えば二丁拳銃となり、装弾数が倍化する(連射性は変わらない)。ただし、この武器を扱う敵は存在しないため、マップに落ちているものを拾わなければ弾薬補給ができない。移動速度の減退は通常時が非常に小さく、二丁拳銃時が小さい。
RPL サブマシンガン
小型のサブマシンガン。多くのクローン兵士が装備している。一発の威力は最低値だが高い連射性を持つ。また、リロードの所要時間が最も短く、移動速度の減退が小さい。ダットサイトとフラッシュライトが装着されているが、使う事はできない。
SM15 マシンピストル
コンシューマー版のみに登場するオリジナル武器。携行弾数と入手機会が非常に多い。威力、連射性はピストルとサブマシンガンの中間程度。ピストル同様、もう一つ拾うことで二丁拳銃になるが、移動速度は若干減退する。フラッシュライトが装着されているが、使う事はできない。本編とExtraction Point(F.E.A.R. FILES版)後半で登場。
VK-12 コンバットショットガン
ポンプアクション式のショットガン。未所持の状態から36発入手できるので弾持ちに優れている。手込め式のリロードを行うが、所要時間は残弾数に関係なく一定。散弾は放射状に広がると言うよりも間隔をあけて直線的に飛ぶため、ズームすれば中距離まで対応可能。移動速度の減退も非常に小さいため、狭い室内戦が多い本編では特に重宝する。
G2A2 アサルトライフル
ドラムマガジンを使用するアサルトライフル。サブマシンガンに比べて威力重視の性能となっており、こちらも多くのクローン兵士が装備している。扱いやすく入手頻度も高いが、弾のばらつきと反動が大きめなので遠距離戦はやや不得手。移動速度の減退は中程度。
ASP ライフル
スコープを搭載した狙撃用の三連射式ライフル。単発火力と全弾命中時の時間帯火力に優れており、一回の発射で耐久力の低い敵(一般歩兵やATC警備兵)を倒せる事がある。その反面、入手頻度が低いので常用はできない。また、移動速度の減退が非常に大きい。
10mm HV ペネトレーター
太さ10ミリの巨大な杭を射出し、倒した敵を周囲の地形に縫い付ける銃。クローン兵士のヘビーアーマーが多用する武器の一つ。発射時の反動が無く、ズームすれば最高クラスの命中精度を維持しつつ連射可能。装甲貫通力も高いので相手と距離を選ばない武器。入手頻度が比較的高いので常用しやすいが、移動速度の減退は大きめ。ちなみにHVは「High Velocity」の略だが、日本語版では「ヘビー」と誤訳されている。
MP-50 ラピッドキャノン
即着弾式の炸裂弾を発射するキャノン砲。高い威力と連射性、小規模の爆風効果、豊富な装弾数を併せ持つ。発射時の反動は大きいものの、ズームすれば精密射撃もこなせる。中距離以遠では強力無比な反面、不意の近距離戦で自爆を引き起こしやすい、移動速度の減退が非常に大きいという欠点がある。また、本編で使用可能な時期は終盤のみ。
Type-7 パーティクルウェポン
倒した相手を白骨化させるプラズマガン。即着弾する上に最高クラスの単発火力を誇り、耐久力の低い敵(一般歩兵やATC警備兵)はヘッドショットで即死する。ただし、発射間隔が長いので正確な射撃を要求される。終盤では比較的常用可能な程度に入手頻度が高まる反面、これを装備した一般歩兵に狙撃されるエリアが存在する。ただし、敵が扱う場合は威力が減退するため、最高難易度でも体力とアーマー次第で耐える事が可能。なお、移動速度の減退は非常に大きい。
MOD-3 マルチロケットランチャー
三連射式の連装ロケットランチャー。弾速は遅いが、非常に高い威力と広範囲の爆風効果を持つ。強力な武器である反面、通常戦闘では火力過多になりやすい。携行弾数が少ない上に入手頻度も極端に低いので、パワードアーマーやタレットに対して使用すると効率的。なお、移動速度の減退は非常に大きい。
タレットストリート
通常のプレイでは使用できない無限ガトリング砲。キャンペーンモードで全ての銃をドロップし、チャットに特定の言葉を入力する事で使用可能。高威力の弾丸を無反動で連射でき、命中精度もハンドガンと同等なので強力無比。移動速度の減退は中程度。ただし、元々は没武器である故に不備が多く、何かしらの銃を入手すると消失してしまう他、装備中はしゃがみ撃ちや銃での格闘攻撃、グレネードの投擲(遠隔爆弾を除く)ができない。
TG-2A ミニガン
小型でずんぐりむっくりとした形状のガトリング砲。弾丸を高速連射し、近距離戦において圧倒的な破壊力を誇る。弾のばらつきと反動が大きいので遠距離戦は不得手。一度に大量の弾薬を得られる反面、入手頻度は極端に低い。また、移動速度の減退が非常に大きい。Extraction Point以降で追加され、Perseus Mandateでは連射速度がやや低下している。
Type-12 レーザーカービン
無反動のレーザー銃。発射中はレーザーが途切れることなく直進し、地形やオブジェクトに痕を残す。命中精度は移動やズームの有無を問わず最高値で、装甲貫通力に優れている。ただし、燃費が悪く入手頻度も低いため、連射していると瞬く間にエネルギー切れとなる。また、移動速度の減退が大きい。Extraction Point以降で追加された。
VES アドバンスドライフル
暗視スコープを備え付けた高性能アサルトライフル。特殊傭兵部隊ナイトクロウラーズの専用装備であり、レプリカ兵やATC警備兵などは一切所持していない。性能バランスと入手頻度が高く、狙撃もこなせるため扱いやすい。ただし、狙撃時の暗視機能が必須となる場面は存在せず、むしろ敵の姿が赤い視界に溶け込んでしまう事がある。なお、移動速度の減退は大きい。Perseus Mandateで追加された。
K3-BT グレネードランチャー
回転式弾倉を備えたグレネードランチャー。発射した榴弾は放物線を描きながら飛び、一定時間後に爆発する。障害物や曲がり角の向こう側を攻撃するのが主な運用法だが、フラググレネード以上に遠くへ飛ぶので弾道調整が難しい。開けた場所では無駄弾が出やすく、入手頻度も非常に低いのが欠点。なお、移動速度の減退は非常に大きい。Perseus Mandateで追加された。
LP4 ライトニングアークウェポン
稲妻のような電撃を発射する兵器。射程は他の銃より若干短いが、最も近くの対象に向かって飛んでいく特性があり、照準が多少ずれていても当てる事が可能。単発火力と時間帯火力の両方が高い上に、敵が密集している場合は複数同時にダメージを与える。装弾数に難はあるものの、高火力と当てやすさが両立した強力無比な武器。明確な欠点は入手頻度が非常に低く、移動速度の減退が非常に大きい事。Perseus Mandateで追加された。
N6A3 フラググレネード
投擲から一定時間後に爆発する手榴弾。爆風の効果範囲は狭め。投擲距離が長い上に相当転がり、壁にぶつかると大きく跳ね返る。ただし、敵対者との接触または銃撃により即爆発させる事が可能。
AT-S 近接グレネード
地雷型の爆弾。設置後に敵対者が近づくと地面から浮き上がって爆発する。銃撃により即爆発させる事も可能。投擲距離が短く着地後は殆ど転がらない。修正パッチで設置後の回収が可能となった。ただし、本編(コンシューマー版)とExtraction Pointでは不可能。ちなみに威力はグレネード(爆弾)の中で最も高い。
M77 遠隔爆弾
リモコン式の爆弾。投擲後は何かに貼り付き、任意のタイミングで起爆できる。銃撃により即爆発させる事も可能。修正パッチで設置後の回収が可能となった。ただし、本編(コンシューマー版)とExtraction Pointでは不可能。なお、この武器は銃と併用できない代わりに移動速度が減退せず、高威力かつ隙の少ない格闘攻撃(リモコンでの殴打)を繰り出せる。
AP-5 設置型砲塔
設置後に起動し、接近してきた敵に対して自動で応戦する砲塔。設置後の回収はできないが、地面だけでなく壁や天井にも貼り付ける事ができる。ちなみに、プレイヤーの攻撃でも破壊可能。Extraction Point以降で追加された。

Steam版について[編集]

現在steamシステムからのデジタルダウンロードが可能になった。このSteam版は日本語にも対応しており日本からの購入もできる。イーフロンティアから廉価版が発売されている。(後年英語版だけの配信に変更になった)

拡張パック[編集]

現在までに2作の拡張パックが発売されているが、二つともMonolith Productionsが製作に携わっていない。本編の直接の続編である『F.E.A.R.2 :Project Origin』ではこれら拡張パックのストーリーは完全に無視されたが、一部の特徴(ドアを殴って開ける等)は受け継いでいる。

Extraction Point[編集]

2006年10月24日に「Extraction Point」と題して拡張パックが発売された。ストーリーは前回のエンディングの直後から始まり、新しく光線銃ガトリング砲、新型の罠、強力な敵などが追加されている。プレイヤーは再び動き出したレプリカ部隊の残党を倒しながら、フェッテルの影を追い、謎の少女に導かれながら 廃墟と化した街からの脱出を試みる。

拡張パックは本編のデータに直接組み込まれるのではなく、データ流用して別のゲームソフトとしてインストールされる形式である。そのため本編直後のストーリーであるものの、クリアしていなくてもプレイすることが可能である。

ゲームそのものの特徴としては、新しいシングルプレイヤー用マップと新しい武器が追加された。教会やビル、病院といったステージ構成となっている。

Perseus Mandate[編集]

2007年11月6日にもう一つの拡張パックである「Perseus Mandate」が発売され、「Extraction Point」と本作を収録した「F.E.A.R. FILES」が米国でXbox 360に移植された。「Perseus Mandate」のストーリーは『F.E.A.R.』本編および「Extraction Point」と同時間軸で展開される物で、主人公は『F.E.A.R.』本編の"ポイント・マン"とは異なる別のF.E.A.R.隊員という設定である。ただし、本編主人公と同じくこの"別人"もなぜかスロー・モーを体得している。

インストール形式は「Extraction Point」と同質のものであり、全面クリアをしなくてもプレイができる。また、「Extraction Point」を購入する必要も無い。

新しいシングルプレイヤー用マップと新しい武器、新しい敵が追加された。あるステージ中のみ仲間のF.E.A.R.隊員や兵士が戦闘に参加し、一緒に戦ってくれるようになった。また、クリア後の特典として指示されたミッションをクリアするボーナスステージが追加された。ちなみに一部の仲間はストーリーに密接に関係するため無敵である。

『F.E.A.R.』本編、「Extraction Point」で起こった大きな出来事は「Perseus Mandate」でも反映されている。

マルチプレイ[編集]

本作にはインターネット回線を使用して他者と銃撃戦で競い合う「マルチプレイモード」が実装されている。本編と比べ銃器の威力が高く、ルールに若干の違いが見られる。

なお、マルチプレイには後述する無料のパッケージがインターネットで配布されている。

F.E.A.R.COMBAT[編集]

2006年8月17日にマルチプレイ専用版『F.E.A.R.』が完全無料で公開されている。プレイには無料で手に入るCDキーの取得が必要。ゲーム内容は製品版『F.E.A.R.』のマルチプレイヤーと同等だが、拡張パックの内容は含まれない。なお、日本語版のファイルも配布されている。

受賞歴[編集]

F.E.A.R. 日本語版について[編集]

2005年12月2日より本作の日本語版吹き替え版がライブドアより発売された。また後年2008年1月25日にはイーフロンティアから廉価版が発売された。

この日本語版では、ゲーム中の字幕とすべての音声(ラジオから流れてくるニュース、電話の着信メッセージなど)が日本語に吹き替えられている。

その他に、豪華版として「Director's Edition」というパッケージも発売されており 特典映像として本編事件の発端になる実写ムービーやメイキングビデオ、ゲームスタート直後を描いた小冊子などがついてくる。ゲーム内容は本編と同等。日本では日本語吹き替え版の発売直前にこれの英語版がライブドアから発売されていた。

脚注[編集]

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  1. ^ FEAR3PC日本語製品紹介

関連項目[編集]

外部リンク[編集]