F.E.A.R. (ゲームソフト)

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F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-
ジャンル ホラーFPS
対応機種 Microsoft Windows
開発元 Monolith Productions
発売元 Monolith Productions
人数 1人
メディア DVD-ROM
対象年齢 通常版CERO: D
ESRB:Mature
PEGI:18+
OFLC:MA15+
USK:18
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F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-』(フィアー -ファースト エンカウンター アサルト リコン-)は、Monolith Productionsがパソコン用に製作したコンピュータゲーム。ジャンルはホラーFPS2005年10月18日発売。

後にプレイステーション3版とXbox 360版が米国で発売され、日本でも発売予定だったが中止になった。マルチプレイ版は後述するが、無料で配布されている。

続編の『F.E.A.R.2 :Project Origin』が2009年2月16日にプレイステーション3、Xbox 360、PC版の3フォーマットで発売されている。2010年には『F.3.A.R.』というタイトルで3作目が制作され、2011年6月21日にプレイステーション3、Xbox 360、PC版が北米で、また日本では同年7月21日に発売された。

概要[編集]

本作最大の特徴はホラー系でありながらもゾンビなどのモンスター系の敵はほとんど登場せず、終始「人間対人間」の銃撃戦に尽きる事である。いわゆる恐ろしい形相の怪物が襲ってくるような驚かせ方ではなく、夜道を一人で歩くような不安感としての恐怖が再現された発売当時の国外製ゲームソフトとしては珍しい演出手法をとった。

マップは基本的に薄暗い屋内が大半を占め、シングルプレイでは森や渓谷といった自然空間で構成されたマップは登場しない。登場する銃器はすべて架空の物で、現存の銃火器をモデルに独自のデザインを施したものが使用されている。

『F.E.A.R.』シリーズ唯一のCERO17歳以上対象作品でもある。

スロー・モー[編集]

本作ではゲージを消費することで主人公だけが使える特殊能力「スロー・モー」を発動させ、一定時間だけ反射神経を極限まで研ぎ澄ませてゲーム中の全ての物体の動きを遅くすることができる。

スロー・モー発動中は敵の動く速度が大幅に遅くなり、同時に自分の動きも比較的緩やかになるが、銃口を動かす速度はそのままなので相対的に素早く敵を狙い撃つことができる。結果、マトリックスのように素早く動いて(自分からは遅く見えるが、敵からは非常に速く見える)正確に敵を殲滅することが可能となる。なお、この能力はスロー・モーゲージが尽きない限り無制限に使うことが可能で、ゲージは自動回復するため理論上使用回数に制限はない。

ストーリー[編集]

アーマカム・テクノロジ・コーポーレーション(通称「ATC」)はかねてよりアメリカ軍と契約し 極秘裏にクローン部隊の研究、実験を行っていた。クローン兵士の「レプリカ部隊」はある一人の指揮官のテレパシー能力によってすべての活動を掌握されるようプログラムされていたが、ある日その唯一の指揮官として養成されていた「パクストン・フェッテル」が凶暴化、レプリカ部隊を率いて研究所の職員を皆殺しにした挙句、その死体を食べたあと、研究所から1000人以上の兵士を引き連れて脱出を図った。

フェッテルを無力化すればレプリカ部隊は電池を失ったロボットのように動きを止めるとの要請を受けた少数精鋭の特殊部隊「First Encounter Assault Recon」通称『F.E.A.R.』はパクストン・フェッテルの暗殺のために出動、"常人では考えられないほどの反射神経を持つ"主人公は、F.E.A.R.に入隊したばかりの新人として何人かの仲間とともにフェッテル暗殺ミッションを開始、フェッテルの頭脳に埋め込まれた発信機のシグナルを頼りに彼らが潜伏していると思われる古い研究所の廃屋にたどり着いた主人公達だったが、その奥地で少女が泣き叫ぶ奇妙な幻覚を見る。

直後に拷問を受けたように殺された謎の男の死体を発見した主人公は、付近に居ると思われるフェッテルを追うものの不意打ちを食らってしまう。もうろうとした意識の中でフェッテルは主人公を殺すでもなく語りかける。「"アレ"は彼女の記憶なのか、自分の記憶なのか分からない、しかし自分は奴らを覚えている。奴らは死ぬべきなんだ、全員、死ぬべきなんだ。」…そう言い残しシグナルもろとも行方をくらませるフェッテル。間もなくある港の倉庫付近で多数のレプリカ部隊が目撃され、主人公たちもそこへ向かうが…。

登場人物[編集]

F.E.A.R.チーム、デルタフォースチーム、ATC職員、その他に分けて解説する。

F.E.A.R.(First Encounter Assault Recon、超自然現象鎭圧部隊)チーム[編集]

主人公(ポイント・マン)
一週間前に転属されてきたばかりの新人隊員。本作では名、顔などが一切明らかにされず、また喋る事もない。ただし顔は『F.3.A.R.』で明らかになっている。
特殊能力者の制作・育成を目的とした「オリジン計画」によって生み出された“最初のプロトタイプ”で、アルマ・ウェイドの最初の子供、すなわち殺害目標である「パクストン・フェッテル」の兄である。しかし当人は勿論の事ながら、周囲のF.E.A.R.隊員も実情は知らないようで、どのような経緯でF.E.A.R.に入隊したのかも作中では語られていない。
フェッテルのようにテレパシー能力は持たないものの、主人公も自覚していないが超能力の持ち主であり、その一つとして常識を脱した凄まじい反射神経を持つ。ゲーム中ではそれを「スロー・モー」として表現している。
Perseus Mandate 主人公
F.E.A.R.隊員、軍曹。Perseus Mandateの登場人物。本編主人公やフェッテルらと血縁関係等は見られないが、なぜかスロー・モー能力を持っている。
事態を重く見たベターズ指揮官がアルダス・ビショップの死後直後に導入した別同部隊に参加する。途中アルマやフェッテルに遭遇するが、特にフェッテルには「おまえは無関係の存在だ、出て行け」等と促されている事からも、ストーリー上は特に食い込んだ位置にいる人物では無いようである。
ベン・ジャンコフスキー
声(日本語版):三宅健太
スキンヘッドのベテランF.E.A.R.隊員。主人公が配属される以前のポイント・マン(前衛)だった。新入りである主人公をまだ十分信頼していない。
ジン・スワン
声(日本語版):浅井晴美、?(F.3.A.R.)
F.E.A.R.の隊員。韓国系アメリカ人で体系は小柄、冷静な性格。部隊の技術仕官であり、現場での救急医療や科学犯罪捜査の責任者である。
主人公とともに生き残った数少ない人物の一人だったが、拡張版では無残にもアルマに殺害された。
ロウディ・ベターズ
声(日本語版):茂木優
F.E.A.R.のミッションコーディネーター(指揮官)。中西部訛りの英語を喋る。
ベターズは常に現場の外で指揮をとっているため登場の機会は少ない。故に一連の事件によって命の危機に最も晒されなかったとも言え、F.E.A.R.本編シリーズでは主人公と並んで唯一の生存者といえる。
デビッド・レインズ
F.E.A.R.隊員、階級は大尉。本編主人公と別働の部隊で応援のため出撃する。Perseus Mandateの登場人物。
部隊の中でも取りまとめ役的な存在。一連の出来事の後、生還して現場からの脱出に成功する。
スティーブ・チェン
F.E.A.R.隊員、中尉。アジア系男性。レインズ大尉や主人公と共に作戦に参加する。Perseus Mandateの登場人物。
主人公と共に目標に向けて進攻するが、途中アルマの率いる悪霊に引きずり込まれ死亡する。後に霊体となり、エンディングでは主人公らと共にヘリに乗っていた。

デルタフォースチーム[編集]

ダグラス・ホリデイ
声(日本語版):浦田優
黒人のデルタフォース隊員。爆弾のスペシャリストで、自称「他の奴らは爆弾のプロだが俺はマスター」の腕前を持つ。
アルダス・ビショップ救出後、主人公やジンらと共に生き残ったが、拡張版でアルマに殺害された。

ATC職員たち[編集]

アルダス・ビショップ
声(日本語版):中國卓郎
ATC社社員。社が過去に研究していた事案についての委員会に属していた。
爆弾にがんじがらめにされ、レプリカ兵に拷問を受けていたところを主人公とホリデイに救出される。脱出直前にATC警備兵に狙撃され死亡する。
ノートン・メイプス
声(日本語版):並木伸一
ATC社のエンジニア。かなりの肥満体で、非常時にも関わらずポテトチップスをボリボリむさぼっている。
常にプレイヤーの先を行き、半ば殺意を持って行く手を妨害する。ゲーム後半にハーラン・ウェイドに銃撃され瀕死の重傷を負うが、続編の拡張パッケージでは何食わぬ顔で再登場した。その後どうなったのかは不明。
アリス・ウェイド
声(日本語版):安達まり
ATC社社員。同社に勤める研究者ハーラン・ウェイドの娘。ビショップと同じく過去の研究に関する委員会に属していた。
父のハーラン・ウェイドを探して地下施設に単独で進入するが、フェッテルに食われてしまう。また、血族関係上はアルマの妹、すなわち主人公(ポイント・マン)とパクストン・フェッテルの叔母であるが、本人たちはその事実を知らない。
ハーラン・ウェイド
声(日本語版):?
ATC社社員。レプリカ兵とフェッテルについて重要な研究を行っていた。
「オリジン計画」の中心にいた重要人物。過去の実験で特殊な能力のあった当時15歳の実娘アルマを母体に、主人公とフェッテルを無理やり出産させる。後に研究は凍結され、放置されたアルマは(この時18歳)6日後に地下研究所で死亡した。フェッテルの凶暴化とアルマの関連に気がついたハーランは、アルマの肉体を開放し、開放されたアルマに殺される。また、ハーランは血縁上、主人公(ポイント・マン)とフェッテルの祖父にあたる。

その他[編集]

パクストン・フェッテル
声(日本語版):前川健志、?(F.3.A.R.)
今回の事件の首謀者。テレパシー能力によって兵士達を遠隔操作でき、たった一人で大部隊を指揮出来る。彼はその能力を使ってレプリカ部隊を操り、反乱を引き起こした。
正体はアルマ・ウェイドの2番目の息子でポイントマンの実の弟でもあり、反乱を起こしたのは母親の肉体を解放するためであった。アルマ開放直前に主人公に殺害されるためその目的は果たせなかったが、拡張版でアルマによって復活させられる。霊体のような姿となり、度々主人公の前に現れる。彼自身は今回の暴走で自ら戦うことはなく、戦闘能力は未知数。また、テレパシー能力にも直接的な攻撃力は無く、あくまでレプリカ部隊を操る事しかできないようである。
アルマ・ウェイド
声(日本語版):壱智村小真
通称アルマ。今回の事件の鍵を握る謎の多い少女。黒髪のストレートロングヘアに赤黒いワンピース、裸足という奇妙ないでたちで度々主人公の目の前に幻覚として現れる。18歳没。
生まれながらに特殊な能力を持って生まれたアルマはその才能を見込まれてATC社が極秘裏に始めた「オリジン計画」の研究対象兼研究材料として使われた。不気味なほど物静かで感受性が強い少女だったらしいが、後の実験で知らぬ間に赤ん坊を二度孕まされ、出産後、意識を取り戻した際に取り上げられた赤ん坊を帰すよう泣き叫ぶ姿等が見て取れることから、単に無口であっただけで、人並みの感情は持ち合わせていたようである。
本編中では彼女の姿を見た者で生き残った人物はほとんど居ないが、霊体のアルマ(少女形)はプレイヤーに対して殺意を持っていないように見受けられる。これはプレイヤーが自分の息子であると知っての行動であり、必ずしも敵とは言えない存在である。一方フェッテルに開放されたアルマはプレイヤーを殺そうと襲い掛かってくる(生んですぐ子供を取り上げられたため、ただ抱きしめたかった?)など、少女のアルマと開放されたアルマ〈こちらは大人の背丈に全裸、骨格が分かるほどやせ細った姿をしている〉はすでに別人格化しているとも考えられる相反する行動をとる。彼女の超能力は息子らのソレとは一線を画し、人間を一瞬で骨に変えたり、悪霊のようなものを呼び寄せる事を可能としており、霊体のような存在であるが故に殺害することも不可能に等しい。
ギャヴィン・モリソン
声(日本語版):?
NSA出身のトラブルシューター。裏社会に精通しており、政治家相手に表沙汰にできない厄介ごとを解決する仕事を請け負っている。上院議員の命を受け、ペルセウス計画の成果を回収するためにナイトクロウラーズを率いてATCに乗り込んでくる。任務の途中でナイトクロウラーズに離反され、捕らえられていたところを主人公に救出される。その後主人公の道案内中に、アルマのサイキック攻撃で吹き飛んだトラックの下敷きになり死亡した。Perseus Mandateに登場する。

登場敵キャラクター[編集]

レプリカ兵
声(日本語版):?
ATC社によって生み出されたクローン兵士達。フェッテルから指令が無い時は立ったままうつむき、びくともしない。また、彼らはみなクローンであるが、どの人間をベースに複製されたのかや、フェッテル暴走以前はどのような生活をしていたのかについては作品中で言及されていない。
彼らには個性や部隊内での階級などは見られないが、喜怒哀楽といった単純な情緒は存在する様である。レプリカ兵には以下のような種類が存在する。
  • 一般歩兵
様々な兵装で出現するが、基本行動は同一。プレイヤーと同じくライフルなどの銃器を操り、現状ルートで制圧が困難だと判断すると別ルートから回り込んできたり、壁や資材を盾にしたり、爆弾を投げてくるなど知能は高い。互いにコミュニケーションをとっており、独特のエフェクトのかかった音声で会話をしている。また、彼らの会話はどのようにプレイヤーを攻撃してくるのかを知る上で重要な情報源となっている。
  • ヘビーアーマー
全身を鎧に固めた重装備歩兵。非常に耐久力が高く難敵ではあるが、移動速度は遅い。ペネトレーターと呼ばれる巨大な針を射出する銃器や、ロケットランチャーなどの強力な武器を使用する。またExtraction Point以降では、左手に盾を装備し、ミニガンのような多様な重火器を操るライオットヘビーアーマーが新たに追加されている。
  • 光学迷彩兵
他の兵士よりも小柄で非常に素早く、高い跳躍力と、周囲に溶け込む特殊な全身武装でかく乱し、接近攻撃を仕掛けてくる。耐久力も高く、複数で登場することもあるが銃器は持たない。
  • REV6 ロボット
巨大な恐竜のような動きをする戦闘メカで、一般歩兵が操縦する。ヘビーアーマーより耐久力が高い上に高い機動性も併せ持つ。突進してくるように接近し、高威力の格闘やミサイルで攻撃してくるボスクラスの敵である。またExtraction Point以降では、さらに大型化されたREV8レビアタンが登場する。
ATC警備兵
声(日本語版):?
ATC社私有の警備兵。警察官のような簡素な兵装だが、レプリカ兵とも互角に渡り合える戦闘能力を持つ。本来ATC警備兵とF.E.A.R.は協力関係にあるはずだが、ある事情からプレイヤーに対しても攻撃を仕掛けてくる。一方でレプリカ兵の鎮圧も指示されており、彼らの同士討ちを狙うこともできる。Extraction Pointでは登場しないが、Perseus Mandateでは、ヘルメットとケブラーアーマーを装備した形態が登場する。
ナイトクローラーズ
Perseus Mandateで追加された特殊傭兵部隊。レプリカ兵とは異なり自分の意思で活動している。レプリカ兵やATC警備員とも別の目的で活動しており、第四の勢力として登場する。レプリカ兵とも異なる独特な音声で会話し、自らの意思が明確にあるためか、レプリカ兵や警備員よりも口汚い傾向で、劣勢に立たされると仲間同士で口論を始めてしまう。他の勢力の持たない高性能な銃器を装備しており、各個人の戦闘能力も高い。また一部の傭兵にはスロー・モーを使用可能な者も存在する。
  • コマンダー
ナイトクローラーズの中で指揮官の地位にあるエリート兵。光学迷彩兵の身体能力とヘビーアーマー並みの耐久力を誇る。さらに通常の行動以外に、投擲武器を複数個同時にばら撒く、短距離ながら一瞬でステップする(恐らくはスローモーの再現)という特殊行動を取ってくる。後半になると複数が同時に出現するなどかなりの強敵。
その他
  • タレット
天井に設置され、侵入者を自動で攻撃する機銃。普段はハッチ内に姿を隠している。攻撃力は高いが、電源を落とすことで機能を停止させることも可能。また、この機銃をプレイヤーが遠隔操作できる場面もいくつかある。
  • ドローン
周囲一帯を探索する小型無人機。敵を発見するとレーザーで攻撃してくる。レプリカ兵の一般歩兵以上の耐久力を持ち、複数同時に出現する事が多い。
  • ゴースト(アンデッド)
主にゲーム後半、プレイヤーの幻覚や現実世界に出現する悪霊。アルマによって呼び出される場合が多く、こちらに向かって体当たり攻撃を仕掛けてくる。いくつか種類があり、透明の怨霊のようなもの(高速で動き回り格闘攻撃をしかけてくる)や、足元の影から突然飛び出して引きずり込もうとする突然変異型アンデッドなどが存在する。登場頻度は少ない方。

登場する武器[編集]

格闘攻撃
武器を何も装備していない状態か、別途用意された格闘攻撃ボタンでも可能。通常のパンチのほか、ジャンプ中に格闘攻撃を出せば回転蹴り、前進中にジャンプと格闘攻撃ボタンを押せば飛び蹴り、しゃがみと同時に格闘攻撃ボタンでスライディングキックがそれぞれ発動する。また、シングルプレイやネットワーク対戦に限らず、格闘攻撃は殆どの敵を一撃で殺傷するほどの威力を持つ。ちなみに素手の場合はすべての武器の中で移動速度は最速となる。
AT-14 ピストル(AT-14 デュアルピストル)
一般的なハンドガン。連射力が低く、命中精度も悪いが威力は高い。また、これを装備しているときにもう一つ拾えば二挺拳銃にする事ができる。唯一クローン兵士が装備していない武器のため、マップに落ちているものを拾うしか弾薬の補給方法が無い。この武器による移動速度の減退は極めて低い。
RPL サブマシンガン
小型のサブマシンガン。一発の威力はすべての銃器の中で最も低いが、高い連射能力を持つ。多くのクローン兵士が装備している。移動速度の減退は低い。ダットサイトとフラッシュライトが装着されているが、使うことは出来ない。
G2A2 アサルトライフル
威力が高く、連射可能のアサルトライフル。弾薬が豊富に落ちている。多くのクローン兵士が持つ基本装備。総合的に高い性能だが、やや弾のばらつきがあり、移動速度の減退が比較的高い。ドラムマガジン装着。
VK-12 コンバットショットガン
遠距離での威力は低くなるが、散弾は放射状に広がると言うよりも間隔をあけて直線的に飛ぶ。近距離攻撃では破壊力が倍増する。移動速度の減退も極めて低い。
ASP ライフル
拡大スコープを搭載した狙撃タイプのライフル。一度の発射で三連射する。射程も長い遠距離用の銃器。G2A2と比べると単発威力に勝る。また、この銃を装備している間は移動速度が極端に遅くなる。
SM-15 マシンガン
コンシューマー版のみに登場するオリジナル武器。最も多くの弾が入手できるが、連射性、威力共にかなり低い。AT-14 ピストル同様、もう一つ拾うことで二挺拳銃として扱うことが出来るが、その分移動速度が若干落ちる。フラッシュライトが装着されているが、使うことは出来ない。1作目とExtraction Point(F.E.A.R. FILES版)後半で登場。
10mm HV ペネトレーター
太さ10ミリの巨大な針を連続射出する特殊な銃。クローン兵士のヘビーアーマーが多用する武器の一つ。通常は弾のばらつきがあるが、正確に狙うことで高い命中精度を持つ武器となり、反動はほぼ無いに等しくなる。弾丸の入手頻度は少なめだが、ゲームが進むと弾薬を入手できる機会が増える。また装甲貫通性能が高い。装備中は移動速度が比較的遅くなる。
MP-50 ラピッドキャノン
即着弾式の炸裂弾を発射するキャノン砲。威力が高く連射性もあるためダメージ効率に優れる。ただし爆風範囲がやや狭く、自爆の可能性もある。主にヘビーアーマーが装備しており、ゲーム後半で多く手に入る。重いためか、この武器を装備している間は歩くスピードが大きく落ちる。
MOD-3 マルチロケットランチャー
一回で三連射する連装ロケットランチャー。弾速は遅いが非常に高い破壊力と広範囲への爆風効果を持つ。ヘビーアーマーやロボット型のクローン兵士(こちらは殺害しても奪えない)が使用する。また、ラピッドキャノン同様歩くスピードが極端に落ちる。
Type-7 パーティクルウェポン
プラズマガン。即着弾する上当たった相手を白骨化させ、ほぼ即死の威力を持つ。ただし弾の発射間隔が長いため、正確な射撃を要求される。さらにプラズマは付近の物体に引き寄せられる性質があり、ドラム缶等にカバーしている敵に対して正確に照準を合わせて射撃しても、弾丸がドラム缶に引き寄せられてしまうという独特の性質を持つ。ゲーム後半になると比較的常用可能な程度に入手頻度が高まり、通常のクローン兵士やヘビーアーマーも使用してくる。ただし敵が使用する場合は威力は減退補正されるので即死する事はない。威力の高い分、歩くスピードも大きく落ちる。
Type-12 レーザーカービン
レーザー銃。発射中はぶれることなくレーザーが直線に飛び、継続したダメージを与える。また、壁などを撃つと痕が残る。装甲貫通力が非常に優秀。ただし燃費が悪く、連射していると瞬く間にエネルギー切れとなる。弾薬入手の機会も少ない。拡張パックExtraction Point以降追加された。
TG2A ミニガン
ガトリング砲。小型でずんぐりむっくりとした形状だが、高い破壊力の弾薬を高速で乱射する。ゲーム中屈指の破壊力を持つが、出現数が極端に限られている。拡張パックExtraction Point以降追加された。
VES アドバンスドライフル
暗視スコープを備え付けた高性能アサルトライフル。G2A2アサルトライフルの連射性能、ASPライフルの上位互換スコープ、HVペネトレーター並みの命中精度を持つ。この銃器はレプリカ兵やATC警備兵などは一切所持しておらず、特殊傭兵部隊ナイトクローラーズの兵士専用の装備である。拡張パックPerseus Mandate以降追加された。
K3BT グレネードランチャー
回転式弾倉を備えたグレネードランチャー。放物線を描きながら飛ぶ爆弾を発射する。いわゆる爆発弾頭系の武器だが、ラピッドキャノンやロケットランチャーとはまた傾向の異なる性能を持ち、曲がり角の向こう側の敵を攻撃することも可能。拡張パックPerseus Mandate以降追加された。
LP4 ライトニングアークウェポン
電気の塊を発射するエネルギー兵器。パーティクルウェポンやレーザーカービンと異なり、雷のように最も近くの対象に向かって飛んでゆく癖がある。その性質上、多少照準がずれても攻撃を当てる事が可能である。拡張パックPerseus Mandate以降追加された。
N6A3 フラググレネード
手榴弾。投球後しばらくしないと爆発しない上、相当転がる、壁にぶつかって大きく跳ね返り、爆風の効果範囲は狭め。ただし、敵対者か自分自身に直接命中させると即爆発する性質を持ち、手からはなれた爆弾に対して射撃を行うと空中爆発を引き起こすこともできる。なお、爆弾は構えている間のみ装備中の銃器の影響を受けず移動速度が高くなる性質がある。
AT-S 近接グレネード
地雷形爆弾。設置後数秒後に起動し、敵対者が範囲に接近すると爆発する。フラググレネードと異なり、投げられる距離が極端に短いが、投球後は殆ど転がらない。本来はトラップとして使うものだが、手榴弾としても使用できる。修正パッチによって設置した後も爆発前なら回収できるようになった(ただしコンシューマー版では不可能)。ちなみに全グレネードの中で最高の単発破壊力を持っている。
M77 遠隔爆弾
リモコン式の爆弾。投球後は何かにくっつき、銃撃かリモコンで爆発させる事ができる。飛んでいる間に空中でスイッチを押せばその場で爆破させる事も可能。この爆弾のみ装備中は他の武器を利用できない。
AP-5 設置型砲塔
設置後に起動し、接近してきた敵に対して自動で応戦する砲塔。地面だけではなく壁や天井にも貼り付ける事ができる。設置後に回収はできないが、銃器で破壊することができる。拡張パックExtraction Point以降追加された。

Steam版について[編集]

現在steamシステムからのデジタルダウンロードが可能になった。このSteam版は日本語にも対応しており日本からの購入もできる。イーフロンティアから廉価版が発売されている。(後年英語版だけの配信に変更になった)

拡張パック[編集]

現在までに2作の拡張パックが発売されているが、二つともMonolith Productionsが製作に携わっていない。本編の直接の続編である『F.E.A.R.2 :Project Origin』ではこれらの拡張版のストーリーは完全に無視されたが、拡張版にあった一部の特徴(ドアを殴って開ける等)は受け継いでいる。

Extraction Point[編集]

2006年10月24日に「Extraction Point」と題して拡張パッケージが発売された。ストーリーは前回のエンディングの直後から始まっており、新しく光線銃や小型ガトリング砲、新型の罠、強力な敵などが追加される。プレイヤーは再び動き出したレプリカ部隊の残党を倒しながら、フェッテルの影を追い、謎の少女に導かれながら 廃墟と化した街からの脱出を試みる。

本拡張パッケージは本編のデータに直接組み込まれるのではなく、データ流用して別のゲームソフトとしてインストールされる形式である。そのため本編直後のストーリーであるものの、クリアしていなくてもプレイすることが可能である。

ゲームそのものの特徴としては、新しいシングルプレイヤー用マップと新しい武器が追加された。教会やビル、病院といったステージ構成となっている。

Perseus Mandate[編集]

2007年11月6日にもう一つの拡張パックである「Perseus Mandate」が発売され、「Extraction Point」と本作を収録した「F.E.A.R. FILES」が米国でXbox 360に移植された。「Perseus Mandate」のストーリーは『F.E.A.R.』本編および「Extraction Point」と同時間軸で展開される物で、主人公は『F.E.A.R.』本編の"ポイント・マン"とは異なる別のF.E.A.R.隊員という設定である。ただし、本編主人公と同じくこの"別人"もなぜかスロー・モーを体得している。

インストール形式は「Extraction Point」と同質のものであり、全面クリアをしなくてもプレイができる。また、「Extraction Point」を購入する必要も無い。

新しいシングルプレイヤー用マップと新しい武器、新しい敵が追加された。あるステージ中のみ仲間のF.E.A.R.隊員や兵士が戦闘に参加し、一緒に戦ってくれるようになった。また、クリア後の特典として指示されたミッションをクリアするボーナスステージが追加された。ちなみに一部の仲間はストーリーに密接に関係するため無敵である。

『F.E.A.R.』本編、「Extraction Point」で起こった大きな出来事は「Perseus Mandate」でも反映されている。

マルチプレイ[編集]

本作にはインターネット回線を使用して他者と銃撃戦で競い合う「マルチプレイモード」が実装されている。本編と比べ銃器の威力が高く、ルールに若干の違いが見られる。

なお、マルチプレイには後述する無料のパッケージがインターネットで配布されている。

F.E.A.R.COMBAT[編集]

2006年8月17日にマルチプレイ専用版『F.E.A.R.』が完全無料で公開されている。プレイには無料で手に入るCDキーの取得が必要。ゲーム内容は製品版『F.E.A.R.』のマルチプレイヤーと同等だが、拡張パックの内容は含まれない。なお、日本語版のファイルも配布されている。

受賞歴[編集]

F.E.A.R. 日本語版について[編集]

2005年12月2日より本作の日本語版吹き替え版がライブドアより発売された。また後年2008年1月25日にはイーフロンティアから廉価版が発売された。

この日本語版では、ゲーム中の字幕とすべての音声(ラジオから流れてくるニュース、電話の着信メッセージなど)が日本語に吹き替えられている。

その他に、豪華版として「Director's Edition」というパッケージも発売されており 特典映像として本編事件の発端になる実写ムービーやメイキングビデオ、ゲームスタート直後を描いた小冊子などがついてくる。ゲーム内容は本編と同等。日本では日本語吹き替え版の発売直前にこれの英語版がライブドアから発売されていた。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]