exa (ソフトウェア)

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exa
作者 Benjamin Sago
最新版
0.10.1 / 2021年4月13日 (2年前) (2021-04-13)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Rust
対応OS LinuxmacOS
サポート状況 開発中
種別 コマンドラインユーティリティ
ライセンス MITライセンス
公式サイト the.exa.website ウィキデータを編集
テンプレートを表示

exaは、ファイルの一覧を表示するコマンドラインユーティリティである。lsを現代化したコマンドで、Rustによって書かれている[2]

特徴[編集]

256色の表示に対応したターミナルが前提であり、ファイルの種類によって色分けされる[3]
コンパイル後のファイルは薄暗く表示される。.class.o.pycなどの場合には常にコンパイル後のファイルとして扱われる[3]CSSJavaScriptなどのトランスコンパイラによって生成されることもあるファイルの場合、同じディレクトリに同名のSassTypeScriptなどのファイルが存在すれば薄暗く表示される[3]
詳細表示
ファイル名に加えてパーミッションファイルサイズタイムスタンプを表示する。
パーミッションでは拡張属性を持つファイルの場合は@が表示される[4]。ファイルサイズはデフォルトではSI接頭語で表示される。オプションで指定することにより2進接頭辞接頭辞として表示することもできる。ファイルの所有者が現在のユーザーまたはグループと同じ場合には強調して表示される[4]
その他のメタデータとしてハードリンクの数・inodeブロックの数を表示することもできる[4]
ツリー表示
tree英語版に類似しており、ディレクトリの構造がツリー状に表示される[5]。この機能は詳細表示と併用することができる[5]

脚注[編集]

  1. ^ Releases”. GitHub. 2022年12月5日閲覧。
  2. ^ lsコマンドに替わるコマンド「exa」とは”. マイナビニュース (2017年8月7日). 2018年10月28日閲覧。
  3. ^ a b c Colours”. the.exa.website. 2018年10月28日閲覧。
  4. ^ a b c Long view”. the.exa.website. 2018年10月28日閲覧。
  5. ^ a b Tree view”. the.exa.website. 2018年10月28日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]