The Elder Scrolls Online

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The Elder Scrolls Online
ジャンル MMORPGオープンワールド[1]
対応機種 Microsoft Windows, Mac OS X[1][2], PlayStation 4, Xbox One
開発元 ゼニマックス・オンライン・スタジオ[1]
発売元 ベセスダ・ソフトワークス[2]
ディレクター Matt Firor英語版[1][2]
デザイナー ゼニマックス・オンライン・スタジオ
シリーズ The Elder Scrolls
人数 マルチプレイヤー英語版
メディア 光ディスクダウンロード
発売日 2014年4月(Windows・Mac)[3]
エンジン 独自[4]
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The Elder Scrolls Online』 (ジ・エルダー・スクロールズ・オンライン) はゼニマックス・オンライン・スタジオが開発したMMORPG[1][2]。Windows版及びMac版は2014年4月、PlayStation 4およびXbox One版は同年6月に発売された[3]。2012年5月3日に『ゲーム・インフォーマー』の独占記事によって公表され、同月に雑誌刊行物で正式に公表された[1]。略称は、TESO、またはESO。

概要[編集]

The Elder Scrolls』シリーズで初のオンラインゲームであり、シリーズの設定を継承するオープンワールドRPGである。

ソロプレイとグループプレイの両方が可能。一部のマップでは対人戦が行われる。

メインシリーズでは『The Elder Scrolls: Arena』を除き「タムリエル大陸」の一地方が舞台であったが、本作では複数の地方を舞台としており、コンテンツの拡大と共にプレイ可能エリアも広がっている。

世界設定[編集]

時代は『The Elder Scrolls V: Skyrim』の約1000年前にさかのぼる。

邪神モラグ・バルの侵攻により、タムリエル大陸を統治する「帝国」は壊滅的な打撃を受け、皇帝は空位となった。

帝都を掌握したモラグ・バルは更に大陸全土の支配を目論む。

その一方で帝国から自立した国々は三つの勢力に分かれ、大陸の覇権を争う「同盟戦争」を引き起こす。

邪神の脅威が迫るなか、人類は団結することもままならず、世界は滅亡の危機に瀕していた。

同盟[編集]

プレイヤーはタムリエルの皇帝の座をめぐって戦う次の3つの同盟のいずれかに加入する[1]

アルドメリ・ドミニオン[編集]

南方の勢力。ハイエルフ、ウッドエルフ、カジートからなる。盟主はハイエルフのアイレン女王。猛禽を象徴としている。「The Elder Scrolls V: Skyrim」 に登場する同名の組織(日本語版では「アルドメリ自治領」)は、このアルドメリ・ドミニオンを復興させたものである。

ダガーフォール・カバナント[編集]

北西の勢力。ブレトン、レッドガード、オークからなる。盟主はブレトンの上級王エメリック。ライオンを象徴としている。

エボンハート・パクト[編集]

北東の勢力。ダークエルフ、ノルド、アルゴニアンからなる。盟主はノルドのスカルド王ジョルン。ドラゴンを象徴としている。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d e f g June Cover Revealed: The Elder Scrolls Online”. Game Informer. 2012年5月3日閲覧。
  2. ^ a b c d Elder Scrolls Online makes MMO of series”. Gamasutra英語版. 2012年5月3日閲覧。
  3. ^ a b The Elder Scrolls Online release dates announced”. Eurogamer (2013年12月11日). 2013年12月12日閲覧。
  4. ^ Why The Elder Scrolls Online Isn't Using HeroEngine”. Game Informer. 2012年5月28日閲覧。

外部リンク[編集]