ESO 97-G13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ESO 97-G13
ハッブル宇宙望遠鏡で観測したESO 97-G13の画像 Credit: HST/NASA/ESA.
ハッブル宇宙望遠鏡で観測したESO 97-G13の画像
Credit: HST/NASA/ESA.
星座 コンパス座
見かけの等級 (mv) 12.1[1]
視直径 6′.9 × 3′.0[1]
分類 SA(s)b[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  14h 13m 9.9s[1]
赤緯 (Dec, δ) −65° 20′ 21″[1]
赤方偏移 426 ± 25 km/s
距離 1300万光年
他のカタログでの名称
Circinus Galaxy, LEDA 50779
Template (ノート 解説) ■Project

ESO 97-G13は、コンパス座にある、銀河系に最も近い[2]セイファート銀河である[3]銀河面から4°しか離れておらず、約1300万光年の位置にある。無秩序な変化の最中にあり、ガスの環が銀河から噴出されている。最も外側の環は、銀河の中心の半径が700光年であり、内側の環は、半径が130光年である。ESO 97-G13は、小さな望遠鏡によって観測できるが、銀河系由来の物質によって隠されているため、最近まで気づかれなかった。ESO 97-G13はII型のセイファート銀河であり、ケンタウルス座Aよりも若干遠いかもしれないが、銀河系に最も近い既知の活動銀河の1つでもある。

ESO 97-G13の中では、爆発後10年以上に渡り検出され続けた超新星SN 1996crが発生した。この超新星は、2001年にチャンドラの画像中の明るく光度の変わる天体として最初に検出されたが、後年になるまで超新星だと確定されなかった。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for ESO 97-13. 2007年4月20日閲覧。
  2. ^ Maiolino, R.; Krabbe, A.; Thatte, N.; Genzel, R. (1998). “Seyfert Activity and Nuclear Star Formation in the Circinus Galaxy”. The Astrophysical Journal 493 (2): 650-65. arXiv:astro-ph/9709091. Bibcode1998ApJ...493..650M. doi:10.1086/305150. http://iopscience.iop.org/0004-637X/493/2/650/fulltext/. 
  3. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for ESO 97-13. 2007年4月20日閲覧。

外部リンク[編集]

座標: 星図 14h 13m 9.9s, −65° 20′ 21″