ELDEN RING

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ELDEN RING
ジャンル オープンワールド
アクションRPG
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Microsoft WindowsSteam配信)
開発元 フロム・ソフトウェア
発売元 日本の旗 フロム・ソフトウェア
世界の旗 バンダイナムコエンターテインメント
ディレクター 宮崎英高谷村唯
シナリオ 宮崎英高、ジョージ・R・R・マーティン
音楽 齋藤司、北村友香、宮澤翔衣、富沢泰、工藤吉三
人数 1-4人
発売日 世界の旗 2022年2月25日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI16
売上本数

世界の旗1200万本[1]

日本の旗100万本[2]
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ELDEN RING』(エルデンリング)は、フロム・ソフトウェアが開発し、2022年2月25日に発売されたオープンワールドアクションRPG [3] [4] [5]海外での販売はバンダイナムコエンターテインメントが担当する。

キャッチコピーは「王となれ」。対応プラットフォームはPlayStation 4PlayStation 5Xbox OneXbox Series X/SWindowsSteam)。

概要[編集]

本作の開発はE3 2019のXbox E3 2019ブリーフィングにて発表された[6]

ディレクターは『DARK SOULS』や『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』等を制作した宮崎英高が務め、世界観の構築には『氷と炎の歌』等の作者であるジョージ・R・R・マーティンが参加している[6][7][8]

本作は『DARK SOULS』シリーズの王道進化を目標とした完全新規のタイトルとして開発がスタートした[8]。そのため歯ごたえのあるゲーム性や立体的かつ複雑なダンジョンといった要素を引き継ぎつつも、各ダンジョンをつなげるシームレスなオープンフィールド、しゃがみ歩きによるステルス、ジャンプ、騎乗動物を使用した移動、攻略性に影響を与える時間や天候の変化等の新たな要素が取り入れられている[7][8]。ゲーム全体の規模としてはフロム・ソフトウェア史上最大の作品である[7][8]

ストーリー[編集]

女王マリカを戴く狭間の地で、何者かの手によりエルデンリングが砕かれた。

マリカの子であるデミゴッド達は、砕かれたエルデンリングの破片を手にしたことで、その力に狂い、破砕戦争と呼ばれる戦乱を引き起こした。

戦争は熾烈を極めたが、デミゴッド達の中でも傑出した力を持つマレニアとラダーンが最後に戦い、相討ちとなったことで、戦争は勝者無きままに終わりを告げた。

大いなる意志はデミゴッド達を見捨てた。そして、かつて瞳から黄金の祝福を失い、狭間の地を追われた褪せ人と呼ばれる人々に、祝福の導きをもたらした。

褪せ人は祝福に導かれ、霧の海を超えて狭間の地へ至り、エルデンリングを目指す。エルデの王となるために。

システム[編集]

オープンフィールドのマップ[編集]

今作は過去作の「DARK SOULS」シリーズと違い、フィールド同士をシームレスに移動できるオープンフィールドが採用されており、プレイヤーは非常に広大な狭間の地を探索していくことになる。フィールドにいる様々な敵との遭遇や、それぞれの思惑を持つ登場人物たちとの出会い、フィールドからシームレスに繋がる洞窟や地下墓のようなダンジョン、巨大で、複雑かつ立体的なレガシーダンジョンが各地に存在している。

マップの追加[編集]

従来の「DARK SOULS」シリーズと比較すると、フィールドが広大になっているため、マップが追加されている。自身の現在地や周辺の地形の把握だけでなく、光柱やマーカーを設置することで、地図のカスタマイズが可能になっている。地図の拡張は狭間の地の各地に落ちている「地図断片」を手に入れることで行う。ver.1.03のアップデートにおいて、一度遭遇したNPCの名前と位置がマップに表示されるようになった。

霊馬トレント[編集]

プレイヤーと共に広大なフィールドを駆ける角の生えた馬。ゲーム内ではメリナと出会い、彼女から譲り受けることで使用可能になる。アイテム「霊馬の指笛」を使用することで呼び出すことができ、走行速度が高く、2段ジャンプも可能と運動性能に優れ、プレイヤーの探索を助ける存在になっている。霊気流と呼ばれる、風がたまっている場所では大ジャンプ及びノーダメージの着地が可能。

アイテム製作[編集]

フィールドの各所で拾える素材アイテムを組み合わせることで、火炎壺や投げ矢、松脂といった消費アイテムの製作が可能になった。エレの教会にいるNPC「放浪商人カーレ」から「ツール鞄」というアイテムを購入することで機能が解放される。製作できるアイテムのラインナップは「製法書」というアイテムを獲得することで増えていく。

遺灰[編集]

本作は過去作に存在したサインによる他のプレイヤーやNPCの召喚だけでなく、アイテム 「霊呼びの鈴」「遺灰」をFPを消費して使用することで、「遺灰」に対応したNPCを召喚し、共闘することができるようになった。

戦技の付け替え[編集]

「DARK SOULSⅢ」からの追加要素であった武器ごとに設定されている特殊なモーションを繰り出すことのできる戦技システムは本作にも引き継がれており、それに加え、アイテム「戦灰」により、武器の種類による制限はあるものの戦技の付け替えが可能になっている。

登場人物[編集]

主人公の周辺人物[編集]

メリナ
主人公と共に旅をする少女。かつて黄金樹で母から授かったはずの使命を探すため、黄金樹の元を目指している。
敵に倒され(あるいは崖から転落して)力尽きた主人公を霊馬トレントと共に発見し蘇生する。その後、狭間の地の祝福で休息している主人公の元に再度現れ、「エルデンリングを求める旅に力を貸す代わりに、黄金樹の元に連れて行って欲しい」と取引を持ち掛け、主人公の旅に同道することとなる。その後、特定の祝福では『メリナと話す』という選択肢が発生し、メリナと会話することができる。
トレント
メリナが乗る霊馬。後に主人公に譲渡され、狭間の地を旅する相棒となる。

狭間の地の人々[編集]

魔術師ロジェール
ストームヴィル城にて出会うことになる魔術師。デミゴッド最初の死者、黄金のゴッドウィンが殺害された陰謀の夜について調べている。ボス「忌み鬼、マルギット」前の通路には彼の召喚サインがあり、共闘することができる。
ケネス·ハイト
リムグレイブの正統、領主の嫡男であり、ハイト砦の主。血に狂った騎士長に奪われた自身の砦の奪還を主人公に依頼する。リムグレイブの正統を託せる正しく、強き王を探している。
魔術師セレン
リムグレイブ宿場跡の地下室で出会う魔術師の女性。レアルカリア魔術学院から追放された異端の魔女。主人公と師弟関係を結び、魔術を教えてくれる。

女王マリカとその関係者[編集]

マリカ
エルデンリングの宿主であり、「永遠の女王」と呼ばれる存在。最初の夫は初代エルデの王であるゴッドフレイ。ゴッドフレイが褪せ人となり狭間の地を去った後は、ラダゴンを夫に迎える。
黄金のゴッドウィンが殺害された事を切っ掛けに狂ったとされる。
ゴッドフレイ(ホーラ・ルー)
初代エルデの王である、筋骨隆々とした白髪の武人。ゴッドフレイという名はエルデの王としての名であり、一人の戦士に立ち戻った時にはホーラ・ルーを名乗っている。
遠い昔に祝福を無くして褪せ人となり、長きに渡って狭間の地を離れていたが、褪せ人に祝福の導きが与えられたことで再び狭間の地に舞い戻ってきた。
ゴッドウィン
デミゴッドの一人。「黄金のゴッドウィン」と呼ばれている。
黒き刃の陰謀により、死のルーンによって殺害され、デミゴッドで最初の死者となった。
ゴドリック
ストームヴィル城の城主で、ゴッドフレイの遠い子孫である老人。「接ぎ木のゴドリック」と呼ばれており、モーゴットからは「黄金のゴドリック」とも呼ばれた。
接ぎ木と呼ばれる術で自身の体に褪せ人達の手足を移植しており、全身から無数の手足が伸びる異形の姿をしている。
デミゴッドの一人ではあるが、ゴッドフレイから遠く離れた子孫であるため、他のデミゴッドと比べると力は弱いとされている。
ラダーン
デミゴッドの一人であり、ラダゴンの息子。最も武勇に秀でたデミゴッドとして知られ、「将軍ラダーン」と呼ばれている。
星砕きの大剣と呼ばれる二振りの大剣と大弓を得物とし、重力の魔法を操る。自らの巨体にそぐわない痩せ馬にまたがって移動する。
破砕戦争でマレニアと対峙し、相討ちとなる。その際に彼女が放った赤き腐敗に蝕まれたことで、正気を失ってしまっている。
ライカード
デミゴッドの一人で、ゲルミアの火山館の主。「法務官ライカード」と呼ばれており、「冒涜の君主」という異名も持つ。
モーゴット
デミゴッドの一人で、王都ローデイルの主。「忌み王」の異名を持ち、ギデオンからは「祝福のモーゴット」とも呼ばれた。
忌み鬼マルギットの正体であり、エルデの玉座を狙う者達を「野心の火に焼かれた略奪者」と呼んで敵視している。
モーグとは双子の関係である。
モーグ
デミゴッドの一人で、「血の君主」の異名を持つ。
ミケラを神とし、自身はその伴侶として王となるという野心を燃やしている。そのために聖樹に宿ろうとしていたミケラを誘拐し、モーグウィン王朝内に設えた繭に捕えていた。
主人公からモーグのことを聞かされたギデオンは、「王朝復古をうそぶく誇大妄想家」と蔑んだ。
モーゴットとは双子の関係である。
ミケラ
デミゴッドの一人であり、マレニアの双子の兄。神人と呼ばれる存在であり、女王マリカの後継者候補の一人。永遠に幼いままであるとされる。
聖樹に宿ろうとしていたが、完全に宿る前にモーグによって誘拐され、現在はモーグウィン王朝に囚われている。
マレニア
デミゴッドの一人であり、ミケラの双子の妹。ミケラと同じく神人であり、女王マリカの後継者候補の一人。生まれた時からその身体に腐敗を宿している。
右腕と両足に義肢を装着しており、右腕の義肢は得物である刀を装着可能となっている。
自らを「ミケラの刃」と呼び、自身の二つ名となっている。その他、義肢を用いる姿から「欠け身のマレニア」の異名も持つ。
将軍ラダーンと肩を並べる実力の持ち主であり、これまでに一度として戦いに敗れたことがない。破砕戦争ではラダーンと相討ちとなり、その際に赤き腐敗を放ったことでケイリッドは腐敗に覆われ、ラダーンは正気を失う結果となった。
ラニ
カーリアの城館に居を構える魔女。レナラの娘。「暗月の王女」の異名を持つ。
かつてはミケラ、マレニアと同じく神人であり、女王マリカの後継者候補の一人でもあった。しかし二本指に操られることを嫌い、支配から逃れるために死のルーンを盗み出して神人の身体を捨て、以後は人形に精神を宿すようになる。それ以来、二本指とは互いに憎みあう関係となる。二本指を討つために永遠の都市ノクローンの秘宝を求めている。
主人公が自らの居塔に理由もなく訪れたことに運命を見出し、「私に仕えぬか?」と誘う。
レナラ
「満月の女王」の異名を持つ女性。
ラダゴンの一人目の妻であり、暗月の王女ラニの母。カーリア王家の祖であり、若かりし頃はその魔術でレアルカリア学院中を魅了し、英雄と祭り上げられていた。
現在はレアルカリア学院の大書庫にて、元夫ラダゴンから贈られた琥珀のタマゴを抱きながら過ごしている。彼女自身はデミゴッドではないが、彼女が抱く琥珀のタマゴに大ルーンが宿っている。
マリケス
「黒き剣のマリケス」の異名を持つ、影従の獣。
女王マリカより死のルーンの封印を任されていたが、のちに黒き刃の陰謀によって盗まれている。

出典[編集]

外部リンク[編集]