コンテンツにスキップ

Droid (書体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Droid
様式 サンセリフセリフモノスペース
デザイナー スティーヴ・マットソン
制作会社 アセンダー・コーポレーション
制作年月日 2007年

Droid (ドロイド)はオープン・ハンドセット・アライアンスプラットフォームAndroidでの利用のためにアセンダー・コーポレーションによって作られたフォントファミリーであり、Apache Licenseでライセンスされている。Droid Sans(サンセリフ)、Droid Serif(セリフ)、Droid Sans Mono(モノスペース)で構成される。

特徴

[編集]

Droidは携帯機器の小さい画面での使用を想定したTrueTypeフォントファミリーである[1]

携帯機器で利用可能な少量のメモリー・フットプリントCJKなどのマルチバイト文字セットをサポートするためにDroidの変種が入手可能である[2]

利用可能な書体のスタイルは各々のDroidフォントで異なる: Droid Serifはレギュラー体、ボールド体、イタリック体、それにボールドイタリック体が利用可能である。Droid Sansはレギュラーとボールドが利用できる。Droid Sans Mono、Droid Sans Fallback、Droid Sans Japaneseではレギュラーしか利用できない[3]

2009年2月5日、アセンダー・コーポレーションは、フォントデータの拡張、Oldstyle FiguresおよびDroid SansのCondensed版を含むDroidフォントの「Pro」版をリリースした。[4]

歴史

[編集]

フォントはアセンダー・コーポレーションのスティーヴ・マットソン (Steve Matteson) によってデザインされた。名称はオープン・ハンドセット・アライアンスのプラットフォーム、Androidに由来している。

脚注

[編集]
  1. ^ Ascender creates the new Droid font collection for Open Handset Alliance's Android platform”. アセンダー・コーポレーション (2007年11月12日). 2009年6月7日閲覧。
  2. ^ Ascender creates the new Droid font collection for Open Handset Alliance's Android platform”. Typophile (2007年11月12日). 2009年6月7日閲覧。
  3. ^ PCで使用する場合は、太字や斜体にすることは可能(Windows 7・Libre Office3.5、Firefox14.0.1で確認)。
  4. ^ DroidFonts.com and new Droid Pro fonts announced by Ascender”. アセンダー・コーポレーション (2009年2月12日). 2009年6月7日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]