Die (ミュージシャン)

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Die
Maquinaria Festivalにて
(2009年、ブラジルサンパウロ
基本情報
生誕 (1974-12-20) 1974年12月20日(49歳)
出身地 日本の旗 日本 三重県
ジャンル
職業 ギタリストボーカリスト作曲家
担当楽器 ギター
活動期間
レーベル Fire Wall Division
(DIR EN GREY)
(2000 - )
事務所 SunKrad
(1997 - )
共同作業者 DIR EN GREY、DECAYS
公式サイト www.direngrey.co.jp

Die(だい、1974年12月20日 - )は、DIR EN GREYのギタリスト。Decaysのボーカリスト、ギタリスト、作曲家。三重県出身。血液型はB型。身長177cm。

略歴[編集]

中学時代に、友人から「聴いてみてよ」と差し出されたBUCK-TICKのアルバム『悪の華』でロックの道に目覚める。[1]ギターを始めた経緯は、高校時代に先輩がZIGGYを演奏した事から始まる。高校卒業後は進学し、三重の実家から大阪の専門学校に通っていた。[2]その後中退して大阪へ移住し、20歳の時にKa・za・riと言うバンドに加入。[3]1995年12月、Toshiyaを除く現DIR EN GREYのメンバーで、La:Sadie'sを結成。1997年、La:Sadie's解散。同年、DIR EN GREYを結成。1999年にメジャー・デビュー。2015年 新しいバンドプロジェクトDECAYSを発表。ギターとボーカルを担当している。

音楽性[編集]

ギタースタイル[編集]

ライブでは、上手(かみて)ポジションに立つ。DIR EN GREY内では特に決めてはいないが、リードギター担当である。しかし、曲によってはと逆になっている場合もある。

ギタープレイの特徴としては、バンド初期から一貫してカッティング奏法を多用している。

テンションコードを好み、自身が作曲する曲やフレージングに多く取り入れられている。

とは対照的に、左腕はほとんど伸びきった状態で、右手は肘から腕を動かすダイナミックな演奏スタイルである。

テクニカルなプレイも多いため、ライブでは、Toshiya程は頭を振らない。しかし、そのようなプレイが無いときには、やはりヘッドバンギングを行う。

ストラップを極端に長くしているためか、ライブ中にストラップが外れたこともある。ちなみに、最近ではストラップも赤く、そのストラップの長さは160cmとかなり長め。

作曲スタイル[編集]

DIR EN GREY全員が作曲を行う中で、メロディアスな楽曲を作ることを得意としている。逆にシャウト系は苦手、と自らラジオで打ち明けたことがある。

人物[編集]

  • 中学生の時に「目が(BUCK-TICKのボーカルである)櫻井さんに似ている」と言われたことがある[1]

使用ギター[編集]

Dieの初期のメインギターでテレキャスタイプだがボディー材がキルトメイプルでPUはEMG SAを搭載。
初期〜アルバム「鬼葬」辺りまでメインで使用しており、それ以降もシングルコイルの曲を演奏する時は用いられている。
  • ESP DR
2002年辺りから使用されているDieのオリジナルデザインによる実質のシグネィチャーモデル。
アルダーボディにDuncan(SH-1 SH-6)PUを搭載し、ダウンチューニングに対応する為にスーパーロングスケールのネックを採用。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b BUCK-TICK「惡の華 -Completeworks-」Special Site
  2. ^ [GiGS DIR EN GREY GUITAR BOOK feat. 薫 & Die]
  3. ^ [Shellruby 増刊号]