DSオートモビルズ
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種類 | 部門 |
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業種 | 自動車 |
設立 | 2014年6月1日[1] |
創業者 |
グループPSA ![]() |
本社 |
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主要人物 | イヴ・ボネフォン(CEO) |
製品 | 高級車 |
親会社 | ステランティス |
ウェブサイト |
www |

DSオートモビルズ (DS Automobiles) はステランティス N.V. の高級車ブランドである。2009年初にシトロエンの高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンから独立して単独のブランドとなった(公式にはブランド設立日は2014年6月1日とされている[1])。DSはシトロエン・DSに由来していると考えられるが、Different SpiritまたはDistinctive Seriesの略とも言われている。
DSラインは2010年初めにシトロエン・C3をベースとするシトロエン・DS3から始まった。2010年にはシトロエン・C4をベースとするシトロエン・DS4が、2011年にはシトロエン・DS5が発表された。これらの車種は、リアバッジがそれまでのダブルシェブロンに代わって新しいDSロゴが付けられ、またフロントにもダブルシェブロンとともにDSバッジが付けられた。
2014年、PSAのカルロス・タバレスCEOは翌2015年からヨーロッパでシトロエンバッジを落としてDSを独立したブランドにする意向を示した[2]。これに先立ち中国では、長安PSA(長安汽車とPSAとの合弁)によってDSが独立ブランドとして展開され、DS 5LSを皮切りに中国専売車種が順次投入された。これらの車種はダブルシェブロングリルが廃され、代わってDSウインググリルとDSのエンブレムが採用された。
2015年、日本でも販売を開始。当初はシトロエン販売店での併売扱いだったが2017年からはブランド別の専売体制を導入した。専売店舗の「DS STORE」のほか、既存のシトロエン販売店内に構える専売スペースの「DS SALON」の2チャネルで販売する。
車種一覧[編集]
現行[編集]
- DS 3 クロスバック: 2018年のパリモーターショーにて発表。
- DS 4: 初代はシトロエン・DS4として2010年発表。2015年のフランクフルトモーターショーにてフェイスリフト版およびDS 4クロスバックが発表。2代目は2021年発表。
- DS 7 クロスバック: 2017年のジュネーヴモーターショーにて発表。
- DS 9: 4ドアセダン。2020年2月発表。3月のジュネーブ・モーターショーで公開される予定だったが新型コロナの影響により開催中止となり、YouTubeなどネットでのみの公開となった[3][4]。
販売終了[編集]
- DS 3: 旧シトロエン・DS3。2009年発表。2016年のジュネーヴモーターショーにてフェイスリフト版が発表。
- DS 4S: 中国専売車種。2015年の広州国際モーターショーで発表。DS 5LSのハッチバック版。
- DS 5: 旧シトロエン・DS5。2011年発表。2015年のジュネーヴモーターショーにてフェイスリフト版が発表。
- DS 5LS: 中国専売車種。2014年3月発売。DS 4Sのセダン版。
- DS 6: 中国専売車種。2014年の北京モーターショーでDS 6WRコンセプトとしてデビューし、市販モデルは同年8月の成都モーターショーで発表。
コンセプトカー[編集]
モータースポーツ部門[編集]
フォーミュラEの2015-16シーズンよりテチーターとパートナーシップ協定を結び、DSテチーターとして参戦している。ジャン·エリック·ベルニュの活躍により、2017-18年シーズンでドライバーズチャンピオンを獲得した。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b DS Official - YouTube
- ^ Chas Hallett (2014年9月12日). “DS brand to drop Citroën badge in Europe in 2015”. Autocar UK. 2017年4月11日閲覧。
- ^ “DS、大型セダン『DS 9』発表へ…ジュネーブモーターショー2020”. レスポンス(Response.jp). 2020年5月27日閲覧。
- ^ “欧州発表されたDS9は日本導入の可能性大。ライバルはEクラスや5シリーズなどのプレミアムセダン - Webモーターマガジン”. web.motormagazine.co.jp. 2020年5月27日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- DSオートモビルズ公式サイト(フランス語)(英語)
- DSオートモビルズ日本公式サイト