コープランド (バンド)

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Copeland
写真手前がアーロン、奥がブライアン。
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国,フロリダ州,レイクランド
ジャンル エモ
インディー・ロック
クリスチャン・ロック
アコースティック
アンビエント
活動期間

2000年~2010年

2014年〜現在
レーベル アメリカ合衆国の旗Tooth & Nail/Militia
日本の旗EMIジャパン
公式サイト emimusic.jp
メンバー アーロン・マーシュ
ブライアン・ローレンソン
スティーヴン・ローレンソン
ジョナサン・バックリュー

コープランド (Copeland) とは、アメリカ合衆国フロリダ州にて結成されたエモバンドである。

優しくて透き通るような歌声、そして美しくて繊細なメロディが特徴的。

メンバー[編集]

旧メンバー[編集]

  • ジェイムス・ライクネス / James Likeness
  • ジャレット・スミス / Jarrett Smith
  • ラスティ・フュラー / Rusty Fuller
  • トーマス・ブレイヤー / Thomas Blair

略歴[編集]

結成[編集]

2000年にアーロン・マーシュ、ジェイムス・ライクネスを中心に結成。

2001年に、Theory 8 Recordsから、バンド発の正式音源となるPacificoとのスプリットEPをリリースする。

「The Militia Group」での活動[編集]

2002年に入ると、当時RufioAcceptance等が所属していたロサンゼルスのインディーズレーベル、「The Militia Group」と契約を結ぶ。

そして、2003年3月23日にデビューアルバム「Beneath Medicine Tree」をリリース。

2005年3月22日には、2ndアルバム「In Motion」をリリース。ビルボードアルバムチャート初登場115位を記録する。また、同アルバムは「Billboard Alternative New Artist」の部門で見事No.1に輝き、その直後にYahoo Musicが実施した「“Who’s Next”コンテスト」でも優勝を果たしており、彼等を一躍有名にした作品となった。

2006年10月31日には、3rdアルバム「Eat, Sleep, Repeat」をリリース。ビルボードアルバムチャート初登場90位を記録する。

2007年7月18日に、当時ベーシストだったジェイムス・ライクネスが、大学時代に専攻していたグラフィックデザイナーへの道に進むためバンドから脱退する。その後はしばらく3人編成で活動を行っていたが、新メンバーにスティーヴン・ローレンソンを迎え入れ、再び4人編成となった。

「Tooth & Nail Records」での活動[編集]

2007年11月20日に、自身の未発表曲を集めたコンピレーションアルバム「Dressed Up & In Line」をリリースした彼等だが、その作品を最後に「The Militia Group」から離脱し、メジャーレーベルEMI傘下の"Tooth & Nail Records"に移籍。

そして、2008年10月14日に、4thアルバム「You Are My Sunshine」をリリースし、ビルボードアルバムチャート初登場48位を記録。なお、同アルバムの日本国内盤が、米リリースより三ヶ月遅れた2009年1月14日にリリースされている。

2009年10月29日に、2010年春のツアーを最後に解散することを発表。

2014年彼らの公式Facebookにて、4年ぶりに再結成することを正式に発表する。復活作であり通算5作目のスタジオ・アルバム『Ixora』を海外で10月31日に発売される。スタジオ・アルバムの発表は2008年の『You Are My Sunshine』以来、6年ぶりである。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

発売日 アルバムのタイトル 販売レーベル 全米ビルボードアルバムチャート最高位 ゴールド等認定
2003年3月23日 Beneath Medicine Tree The Militia Group - -
2005年3月22日 In Motion The Militia Group 115位 -
2006年10月31日 Eat, Sleep, Repeat The Militia Group 90位 -
2008年10月14日 You Are My Sunshine Tooth & Nail Records 48位 -
2014年10月31日 Ixora Tooth & Nail Records 93位
2019年2月14日 Blushing Tooth & Nail Records

ミニアルバム[編集]

  • Copeland/Pacifico Split EP(2001年)
  • Copeland/The Pale Split 12"(2004年)
  • Know Nothing Stays the Same(2004年) 
    スティーヴィー・ワンダーなどのカバー曲を収録したミニアルバム。なお国内盤「Dressed Up & In Line」にはボーナストラックとして、このアルバムの全曲が収録されている。
  • Sony Connect Sessions(2005年)
  • Best Buy Exclusive Bonus Disc(2006年)
  • The Grey Man EP(2009年2月24日)

その他の作品[編集]

  • Dressed Up & In Line(2007年11月20日)未発表曲集。

トリビア[編集]

  • 1stアルバム「Beneath Medicine Tree」は、アーロン・マーシュが亡くなった祖母や、入院していたガールフレンドにインスパイアされて作られたアルバムである。なお、このアルバムのブックレットには病院をテーマにした写真が載せられている。
  • アメリカのエモバンドAnberlinとは長い付き合いで、今でも仲が良い。
  • フロントマンのアーロン・マーシュは、Anberlinのスティーヴン・クリスチャンと共に、「Anchor & Braille」という名のアコースティックプロジェクトを行っている。

来日公演記録[編集]

  • 2005年3月には、日本のロックバンドOCEANLANEとのカップリング・ツアーを予定していたが、アメリカ国内でのプロモーション・スケジュールと日程が重なってしまったためキャンセルとなった。しかし、同年7月に初来日が実現し、東京・名古屋・大阪の3都市で4公演(アコースティックライブ1公演を含む)が行われた。
  • 2006年には、SUMMER SONIC出演の為、二度目の来日を果たしている。
  • 2007年5月には、アメリカのエモバンド「Anberlin」と共に東京と大阪で三度目の来日公演を行っている。

外部リンク[編集]