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CakePHP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CakePHP
開発元 cakeソフトウェア財団
初版 2005年4月 (21年前) (2005-04)
最新版
5.3.6[1] ウィキデータを編集 / 2026年5月23日 (18日前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
PHP
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 Webアプリケーションフレームワーク
ライセンス MITライセンス
公式サイト https://cakephp.org
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CakePHP(ケイクピーエイチピー)とは、PHPで書かれたオープンソースWebアプリケーションフレームワークである。先行するRuby on Railsの概念の多くを取り入れており、Rails流の高速開発とPHPの機動性を兼ね備えたフレームワークと言われている。MITライセンスの元でフリーで配布されている。

歴史

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2005年3月、Cakeという名前の小さなフレームワークが公開されたことでCakePHPプロジェクトは始まった。2005年12月にはcakeソフトウェア財団が設立され、多くのサブプロジェクトを生みながら、利用者の拡大を続けている。特に日本においては、2009年以降、2017年までもっとも人気のあるPHPフレームワークとなっており、[2]2018年からは世界的な潮流を受けてLaravelに人気を奪われるも根強い人気を得ている。なお、2020年1月現在も日本での稼働WEBサイト数はLaravelを上回っており、世界で最も多いという調査結果がある(日本以下、アメリカ、ブラジルと続く)。[3][4]

特徴

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  • MVCアーキテクチャ。
  • 高い後方互換性。
    • 下位バージョンからのアップグレードをサポートする公式移行ガイド及びUpgrade shell。
  • 統合された柔軟なO/Rマッピング
  • フォームバリデーション機能。
  • セキュリティ対策機能(XSS対策・CSRF対策・フォーム改竄検知)。
  • カスタムURLを実現するためのリクエストディスパッチャー。
  • PEAR等の外部ライブラリに依存しておらず、単体での利用が可能。
  • 必要なライブラリをその都度利用できるインポート機能。
  • プラグインによる機能拡張。
  • 柔軟なビュー機構。
    • テンプレートの継承や拡張。
    • ページ単位及び部品単位のキャッシュ
  • Composerへの標準対応(バージョン3以降)。

リリース

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リリースバージョンは、メジャーバージョン・マイナーバージョン・アップデートバージョンで構成されている。

メジャーバージョン
アーキテクチャーの変更等を管理するバージョン。
  • 例)CakePHP 1 → 2(PHP4のサポートがなくなり、PHP5専用へ)。CakePHP 2 → 3(PHP5.4以降専用・名前空間の使用・モデルが配列でなくオブジェクトを返す)
マイナーバージョン
新機能の追加等を管理するバージョン。基本的に新機能を使用しなければ、同じメジャーバージョン内では互換性を持つとしている。
  • 例)CakePHP 2.0 → 2.1(ビュークラスの機能拡張・コールバックに変わるイベントマネージャーの導入)
アップデートバージョン
バグ修正や性能改善を管理するバージョン。

CakePHP 1.2

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  • リリース日 : 2008年12月25日 (17年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP4.3.2以降及びPHP5以降
  • CakePHP 1.1 からの変更点[5]
    • テストが全クラスをカバーし、コードカバレッジもより網羅
    • コマンドラインからアプリケーションを実行するシェル機構の導入
    • i18n(国際化)とl10n(地域化)をサポート
    • ユニコードの文字列をサポート
    • CSRF対策の導入
    • モデル内のメソッドを再利用可能にするビヘイビア機能の導入
    • バリデーションの強化(複数バリデーションのサポートと組み込みバリデーションルールの増加)
    • DB2Oracle Database のサポート
    • APC/XCache/Memcache のサポート
    • より詳細なエラー表示(開発時のみ、バックトレースやビュー変数をエラーとともに表示)
    • ページ分割やソートを可能にするPagination機能の追加
    • Htmlヘルパーの肥大化解消のため、フォーム関連をFormヘルパーに移行
    • アプリケーション全体の設定をConfigureクラスによる定義へと変更
    • 外部ファイルの読み込みをAppクラスによる読み込みへと変更
    • ビューのファイル拡張子が「.thtml」から「.ctp」へと変更

CakePHP 1.3

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  • リリース日 : 2010年4月24日 (16年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP4.3.2以降及びPHP5以降

CakePHP 2.0

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  • リリース日 : 2011年10月16日 (14年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.6以上
  • CakePHP 2.0.3
    • PHPUnit 3.6 に対応

CakePHP 2.1

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  • リリース日 : 2012年3月5日 (14年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.2

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  • リリース日 : 2012年7月1日 (13年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.3

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  • リリース日 : 2013年1月28日 (13年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.4

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  • リリース日 : 2013年8月30日 (12年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.5

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  • リリース日 : 2014年5月13日 (12年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.6

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  • リリース日 : 2014年12月23日 (11年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.2.8以上

CakePHP 2.7

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  • リリース日 : 2015年7月12日 (10年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.3.0以上

CakePHP 3.0

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  • リリース日 : 2015年3月22日 (11年前)[6]
  • 対応PHPバージョン : PHP5.4.16以上
    • 新しいORMの導入
    • View Cellsクラスの導入

CakePHP 3.1

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  • リリース日 : 2015年9月20日 (10年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.4.16以上

CakePHP 3.2

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  • リリース日 : 2016年1月29日 (10年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.5.9以上

CakePHP 3.3

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  • リリース日 : 2016年8月12日 (9年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.5.9以上

CakePHP 3.4

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  • リリース日 : 2017年2月12日 (9年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上

CakePHP 3.5

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  • リリース日 : 2017年8月18日 (8年前)[7]
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上

CakePHP 3.6

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  • リリース日 : 2018年4月14日 (8年前)[8]
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上

CakePHP 3.7

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  • リリース日 : 2018年12月8日 (7年前)[9]
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上

CakePHP 3.8

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  • リリース日 : 2019年6月26日 (6年前)[10]
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上

CakePHP 3.9

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  • リリース日 : 2020年6月21日 (5年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP5.6.0以上
  • 2022年12月15日までセキュリティ修正をリリース。[11]

CakePHP 4.0

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  • リリース日 : 2019年12月15日 (6年前)[12]
  • 対応PHPバージョン : PHP7.2.0以上

CakePHP 4.1

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  • リリース日 : 2020年7月5日 (5年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP7.2.0以上

CakePHP 4.2

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  • リリース日 : 2020年12月21日 (5年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP7.2.0以上
    • PHP8の完全サポート

CakePHP 4.3

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  • リリース日 : 2021年10月24日 (4年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP7.2.0以上

CakePHP 4.4

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  • リリース日 : 2022年6月7日 (4年前)
  • 対応PHPバージョン : PHP7.4.0以上

発音・読み方

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日本国内では英語での発音に近い「ケイクピーエイチピー」と読まれることが多い。

脚注

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  1. Release 5.3.6 (2026年5月23日). 2026年5月24日閲覧。
  2. [PHPウォッチ]第38回 人気フレームワークCakePHP,国内初のカンファレンス開催”. ITPro (2009年1月27日). 2014年4月8日閲覧。
  3. =Top Websites Using CakePHP/cakephp”. 2020年1月28日閲覧。
  4. =Top Websites Using Laravel/laravel”. 2020年1月28日閲覧。
  5. http://bakery.cakephp.org/articles/gwoo/2008/12/25/the-gift-of-1-2-final
  6. 末岡洋子 (2015年3月24日). 「CakePHP 3.0」リリース、ORMを刷新”. OSDN Corporation. 2015年9月3日閲覧。
  7. markstory (2017年8月18日). CakePHP 3.5.0 Released (英語). CakePHP. 2017年11月7日閲覧。
  8. markstory (2018年4月14日). CakePHP 3.6.0 Released (英語). CakePHP. 2018年5月24日閲覧。
  9. markstory (2018年12月8日). CakePHP 3.7.0 Released (英語). CakePHP. 2019年8月12日閲覧。
  10. markstory (2019年6月26日). CakePHP 3.8.0 Released (英語). CakePHP. 2019年8月12日閲覧。
  11. 3.x Maintenance Mode (英語). GitHub. 2021年1月26日閲覧。
  12. markstory (2019年12月15日). CakePHP 4.0.0 Released (英語). CakePHP. 2019年12月27日閲覧。

外部リンク

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