CSS (バンド)
| CSS | |
|---|---|
|
ロック・アン・セーヌにて(2007年、パリ) | |
| 基本情報 | |
| 別名 | Cansei de Ser Sexy |
| 出身地 |
|
| ジャンル |
オルタナティブ・ロック インディー・ロック シンセポップ エレクトロクラッシュ ニューレイヴ |
| 活動期間 | 2003年 - 2013年、2019年 - |
| レーベル |
トラマ サブ・ポップ V2 Cooperative Music |
| 公式サイト |
web |
| メンバー |
ラヴフォックス ルイザ・サア アナ・レゼンデ カロリーナ・パラ |
| 旧メンバー |
イラチェマ・トレヴィサン マリア・エレーナ・ゼルバ クラーラ・ヒベイロ アドリアーノ・シントラ |
CSS(シー・エス・エス、Cansei de Ser Sexy)は、ブラジル・サンパウロ出身のバンド。2000年代後半のニューレイヴやエレクトロ系インディー・ロックの潮流で知られ、楽曲は英語とポルトガル語の両方で歌われている。[1]
バンド名は、ビヨンセの発言「Got Tired of Being Sexy(セクシーでいることに飽きた)」をブラジルポルトガル語に訳した「Cansei de Ser Sexy」に由来する。[1]
2013年以降は活動休止状態となっていたが、2019年に再結成した。2024年には結成20周年にあわせて11年ぶりの北米ツアーを行い、2025年1月には12年ぶりの日本公演を行った。[2][3][4][5]
メンバー
[編集]- ラヴフォックス (Lovefoxxx) - ボーカル
- ルイザ・サア (Luiza Sá) - ギター、シンセサイザー
- アナ・レゼンデ (Ana Rezende) - ギター、シンセサイザー
- カロリーナ・パラ (Carolina Parra) - ギター、ドラムス
旧メンバー
[編集]- イラチェマ・トレヴィサン (Iracema Trevisan) - ベース
- マリア・エレーナ・ゼルバ (Maria Helena Zerba)
- クラーラ・ヒベイロ (Clara Ribeiro)
- アドリアーノ・シントラ (Adriano Cintra) - ベース、ギター、作曲
来歴
[編集]結成、デビュー・アルバム
[編集]2003年9月に結成。バンドは当初、インターネットを通じて知名度を高めた。アドリアーノ・シントラはサンパウロのアンダーグラウンド・クラブ・シーンで知られた存在であり、ラヴフォックスはフォトログやFlickrで人気を集めていた。結成当時、アドリアーノ以外のメンバーは楽器演奏の経験が乏しかったという。[1][6]
2004年に自主制作でEPを2枚リリース。2005年にはトラマ・バーチャルと契約し、同年10月にデビュー・アルバム『カンセイ・ジ・セール・セクシー』をブラジルで発表した。あわせて、ライブ会場とインターネットで7曲入りEP『CSS SUXXX』を販売した。[1]
サブ・ポップ契約、世界デビュー
[編集]2006年初頭、ニルヴァーナなどを輩出した米国レーベルサブ・ポップと契約し、アルバム『カンセイ・ジ・セール・セクシー』で世界デビューした。6月6日にはシングル「レッツ・メイク・ラブ・アンド・リッスン・トゥ・デス・フロム・アバブ」をリリースし、同年7月にはDJディプロ、ボンヂ・ド・ホレと共に初の北米ツアーを行った。[1]
2007年1月、初の日本公演を行った。[7] また、カサビアンの日本公演でオープニングアクトを務めた。[8] 同年には「アララ」と「オフ・ザ・フック」がForza Motorsport 2のサウンドトラックに収録され、夏にはグラストンベリー・フェスティバル、レディング・フェスティバル、サマーソニックなど各地のフェスティバルに出演した。[1][9]
シングル「ミュージック・イズ・マイ・ホット・ホット・セックス」はAppleのiPod touchのCMに使用され、Billboard Hot 100で63位を記録した。[10][11]
2008年4月、イラチェマ・トレヴィサンが脱退し、アドリアーノ・シントラがベースを担当するようになった。[12][13]
『ドンキー』
[編集]2008年4月、2作目のスタジオ・アルバムからの先行曲「ラット・イズ・デッド(レイジ)」が公式サイトで無料配信された。[14] 同年7月、2作目『ドンキー』をリリース。[15] また、フジ・ロック・フェスティバル08に出演し、同年11月には名古屋、東京、大阪、横浜で単独日本公演を行った。[16][17]
『ラ・リベラシオン』とアドリアーノ・シントラの離脱
[編集]2011年、3作目のスタジオ・アルバム『ラ・リベラシオン』(La Liberación)を発表した。先行シングルは「ヒッツ・ミー・ライク・ア・ロック」で、アルバムはV2/Cooperative/Downtownより発売された。[19][20]
同年11月、創設メンバーのアドリアーノ・シントラがバンドを離れた。[21]
『プランタ』、活動休止と再始動
[編集]2013年、4作目のスタジオ・アルバム『プランタ』(Planta)を発表した。同作はデヴィッド・シーテックがプロデュースし、アドリアーノ・シントラ脱退後初のスタジオ・アルバムとなった。[22]
その後、CSSは活動休止状態となったが、2019年に再結成した。2024年には結成20周年にあわせて11年ぶりの北米ツアー「It's Been a Number of Years Tour」を行った。[2][3]
2024年から2025年にかけてはフェアウェル・ツアーの一環として各地で公演を行い、2025年1月には大阪・梅田CLUB QUATTROおよび東京・duo MUSIC EXCHANGEで12年ぶりの日本公演を行った。[4][5]
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]| 発売年 | タイトル | チャート | |
|---|---|---|---|
| UK | US | ||
| 2005年 | カンセイ・ジ・セール・セクシー Cansei de Ser Sexy (Trama) |
- | - |
| 2006年 | カンセイ・ジ・セール・セクシー Cansei de Ser Sexy (Sub Pop/Warner) |
69 | - |
| 2008年 | ドンキー Donkey |
32 | 189 |
| 2011年 | ラ・リベラシオン La Liberación |
180 | - |
| 2013年 | プランタ Planta |
- | - |
EP
[編集]- Em Rotterdam Já É uma Febre - 2004年
- A Onda Mortal / Uma Tarde com PJ - 2004年
- CSS SUXXX (Trama) - 2005年
シングル
[編集]| 発売年 | タイトル | チャート | アルバム | |
|---|---|---|---|---|
| UK | US | |||
| 2006年 | アララ Alala | 89 | - | カンセイ・ジ・セール・セクシー Cansei de Ser Sexy |
| オフ・ザ・フック Off The Hook | 43 | - | ||
| 2007年 | レッツ・メイク・ラブ・アンド・リッスン・トゥ・デス・フロム・アバブ Let's Make Love and Listen to Death from Above |
39 | - | |
| ミュージック・イズ・マイ・ホット・ホット・セックス Music Is My Hot, Hot Sex |
- | 63 | ||
| アルコール Alcohol | - | - | ||
| 2008年 | ラット・イズ・デッド(レイジ)Rat Is Dead (Rage) | - | - | ドンキー Donkey |
| レフト・ビハインド Left Behind | 78 | - | ||
| ムーヴ Move | - | - | ||
| 2011年 | ヒッツ・ミー・ライク・ア・ロック Hits Me Like a Rock | - | - | ラ・リベラシオン La Liberación |
| シティ・ガール City Grrrl | - | - | ||
| 2013年 | ハングオーバー Hangover | - | - | プランタ Planta |
| イントゥ・ザ・サン Into the Sun | - | - | ||
リミックス
[編集]- Tiny Masters of Today - Hey Mr. DJ (2007年)
- Bitchee Bitchee Ya Ya Ya - Fuck Friend (2007年)
- リリー・アレン - Alfie (2007年)
- ザ・ウォンバッツ - Kill the Director (2007年)
- The Mules - We're Good People (2007年)
- The Little Ones - Lovers Who Uncover (2007年)
- ボンヂ・ド・ホレ - Office Boy (2007年)
- ザ・クリブス - Men's Needs (2007年)
- Loney, Dear - The City, The Airport (2007年)
- アソビセクス - Strawberries (2007年)
- カイリー・ミノーグ - Wow (2008年)
- Tetine - I Go To The Doctor! (2008年)
- B-52's - Funplex (2008年)
- デジタリズム - Pogo (2008年)
- ブロック・パーティ - Mercury (2008年)
- Lykke Li - Little Bit (2008年)
- キーン - The Lovers Are Losing (2008年)
日本公演
[編集]- 2007年
- 1月16日 東京 duo MUSIC EXCHANGE
- 8月11日、12日 サマーソニック
- 2008年
- 7月27日 フジ・ロック・フェスティバル
- 11月24日 名古屋CLUB QUATTRO、25日・26日 東京LIQUIDROOM、27日 大阪・心斎橋CLUB QUATTRO、28日 横浜BAY HALL
- 2009年
- 8月8日、9日 サマーソニック
- 2011年
- 7月29日 フジ・ロック・フェスティバル
- 2013年
- 12月11日 名古屋・NAGOYA CLUB QUATTRO、12月12日 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO、12月14日 東京・EXシアター六本木
出典
[編集]- 1 2 3 4 5 6 「Cansei de Ser Sexy」 POKEBRAS、2007年8月3日。
- 1 2 “CSS Announce First North American Tour in 11 Years”. Pitchfork (2024年1月23日). 2026年3月25日閲覧。
- 1 2 “CSS' Anniversary Tour Is Peak Nostalgia”. PAPER (2024年3月1日). 2026年3月25日閲覧。
- 1 2 3 “CSS、フェアウェル・ツアーで12年ぶりとなる来日公演が決定”. NME Japan (2024年8月13日). 2026年3月25日閲覧。
- 1 2 3 “Cansei De Ser Sexy 新規公演決定!”. クリエイティブマン (2024年8月13日). 2026年3月25日閲覧。
- ↑ 「Gigwise: CSS」
- ↑ 「Cansei de Ser Sexy来日公演レポート!」 POKEBRAS、2007年1月19日。
- ↑ 「ブラジル発のディスコ・バンドCSS、2度目の単独ツアー」 MSNミュージック、2008年9月2日。
- ↑ 『音楽と雨とぬかるみと…グラストンベリー・フェスに潜入!』(10/12) 2008年8月28日 X BRAND、Rolling Stone
- ↑ 「『iPod touch』のCMソングは、このバンド」 BARKS、2007年12月10日。
- ↑ 「The Billboard Hot 100: Music Is My Hot Hot Sex」
- ↑ 「CSS ベーシストが脱退」 VIBE、2008年4月14日。
- ↑ 「ブラジルのディスコ・パンク・バンド、CSSからベーシストのIRA TREVISANが脱退」 bounce.com、2008年4月15日。
- ↑ 「フジロック08出演! CSSが新曲を無料ダウンロード配信、新作も発売へ」 doops!、2008年4月30日。
- ↑ 「CSS - bounce.com インタビュー」 bounce.com、2008年7月25日。
- ↑ 「〈FUJI ROCK FESTIVAL〉アーティスト・コメント第十弾! パフォーマンス直前のCSSが登場!!」 bounce.com、2008年8月4日。
- ↑ 「CSS @ RED MARQUEE」 New Audiogram、2008年7月27日。
- ↑ 「サマーソニック09ラインナップ」
- ↑ “New CSS: "Hits Me Like a Rock"”. Pitchfork (2011年6月21日). 2026年3月25日閲覧。
- ↑ “CSS: La Liberación”. Pitchfork (2011年9月8日). 2026年3月25日閲覧。
- ↑ “CSS: “We're only doing CSS because it's fun.””. The Line of Best Fit (2013年6月7日). 2026年3月25日閲覧。
- ↑ “CSS: Planta Album Review”. Pitchfork (2013年7月1日). 2026年3月25日閲覧。