CH-47 (航空機)

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CH-47 チヌーク

CVR(T)を輸送するイギリス空軍のチヌーク

CVR(T)を輸送するイギリス空軍のチヌーク

CH-47 チヌーク(CH-47 Chinook)は、アメリカ合衆国ボーイングバートル社(現ボーイングIDS社のロータークラフト部門)で開発されたタンデムローター式の大型輸送ヘリコプターである。

配備開始から半世紀が経過した現在でも、最新モデルであるF型が生産されており、未だに後継機は登場していない。エンジン換装や燃料タンクの増設などが何度も行われた為に最新の機体と初期型は、全く違う機体といえるほどに各性能が改良されている。

概要[編集]

ベトナムで活動するCH-47(1967年

アメリカ陸軍では、有事の際に空中機動作戦を実施するにあたり、地上からの火力支援のために155mm砲を運搬できる大型ヘリを必要としていた。

バートル1956年に開発を開始し、YHC-1A(後のV-107/CH-46)として提案したが、エンジン出力などが要求を下回ったために採用を見送られた。そこで、エンジン出力を増強して胴体内容積を拡大、さらには最大12.7tの貨物を機体下面の吊下装置で吊下し、移動することも可能としたYCH-47Aを開発、1961年9月21日に原型機が初飛行し、アメリカ陸軍は1962年CH-47Aとして採用した。CH-47AはM198 155mm榴弾砲弾薬に加え、砲の運用に必要な兵員を含めて空輸できる能力を持っていた。

1965年からのベトナム戦争で大量に投入され、機体の優秀さを世界に証明した。さまざまな改良を受け現在でもアメリカ陸軍、イギリス陸軍イラン陸軍革命前に輸出)、オーストラリア陸軍リビア陸軍リビア革命前に発注、革命後に一部の機体が引き渡され、カダフィ政権打倒後に再度発注中)などで使用されている。イギリス空軍ではフォークランド紛争で、アメリカ軍でも湾岸戦争で能力を再び発揮した。特に、イラク領内に侵攻した陸軍第18空挺軍団の活動にはCH-47が欠かせないものであった。

日本では陸上自衛隊がCH-47JおよびCH-47JAを[1]航空自衛隊がCH-47Jを[2]運用している。改修・装備で区別すると前者は6種、後者は5種のCH-47を保持している。[3]阪神・淡路大震災新潟県中越地震東日本大震災熊本大地震などの大規模災害における被災者救援活動の他に、スマトラ島大津波、パキスタン洪水被害の緊急援助で派遣された実績を持つ。

愛称の「チヌーク」(Chinook)は、北アメリカネイティブアメリカン部族の「チヌーク族」(チヌック族ともいう)から命名された[出典 1]アメリカ陸軍ではヘリコプターの愛称として、他にもカイオワカイオワ族)、アパッチアパッチ族)、シャイアンシャイアン族)、コマンチコマンチ族)、イロコイイロコイ族)といったように、ネイティブアメリカン部族の名前を用いることが多い。

歴史[編集]

ベトナム戦争[編集]

ベトナム戦争時、CH-47はチヌークと発音が近いことから口が悪い地上部隊員に"shithook"(くだらない奴)と呼ばれていたが、CH-47はベトナムの高温多湿な気象環境でも安定した性能を発揮し、火砲や補給物資の輸送に活躍した。兵員輸送にはより小型で扱いやすいUH-1が使われていため純粋な兵員輸送を行うことはほとんどなかったが、「ハート・アンド・マインド」作戦の一環として実施した民間人の安全地帯への移送において、ある機体は1回の飛行で147名のベトナム人を運んだことがある。

輸送任務以外にも、「パイプスモーク」と呼ばれる被撃墜機の回収任務にも従事し、戦争の全期間中に11,500機の飛行不能機を回収した。

CH-47は南ベトナム空軍にも供与されたが、一部の機体は終戦後北ベトナム軍に接収された。この時代には現行のモデルと比べて航続距離が半分程度しかなかった機体が多く、南ベトナム軍の作戦遂行にも影響があったとされる。

フォークランド紛争[編集]

1982年フォークランド紛争では、イギリスアルゼンチンの双方がチヌークを運用した。

2013年8月18日に撮影された「ブラボー・ノーベンバー」。機体に書かれた機体コード「BN」がコールサインの由来である

イギリス空軍はチヌーク部隊として再編制されたばかりの第18飛行隊から5機のチヌークHC.1を輸送船「アトランティック・コンベアー」に乗せて派遣、アセンション島に下ろされた1機を除いてフォークランド諸島へと運ばれる予定であった。だが5月25日、「アトランティック・コンベアー」はアルゼンチン海軍シュペルエタンダールによるミサイル攻撃で撃沈されてしまい、チヌークも最初に離陸した1機を残して全機損失してしまった。このため紛争中に使用できたチヌークはこの1機のみとなってしまい、さらに予備部品や工具なども失われてろくな整備もできない状況になっていたが、同機は紛争終結まで弾薬や燃料の輸送、イギリス軍兵士やアルゼンチン捕虜の輸送に活躍し、無線のコールサイン「ブラボー・ノーベンバー」の愛称で兵士達から親しまれた。

5月30日、「ブラボー・ノーベンバー」はケント山山頂での砲兵陣地構築のため105mm砲2門と22名の兵員を機内に乗せ、さらに105mm砲1門を機外へ吊り下げてケント山へと飛んだ。山頂は柔らかな泥炭の地面であったため機体重量を支えきれない可能性があったことから、積載物を下ろす間は低空をホバリングしなければならなかった。帰投中、ブリザードの中でパイロットが空間識失調を起こし、小川の水面に機体が接触しエンジンが水を吸い込んで出力低下するというトラブルに見舞われたが、とっさに上昇したことで難を逃れた。この時、副パイロットと他1名が墜落したと思い込み、上昇中の機体から脱出しかけるという一幕があった。以降「ブラボー・ノーベンバー」はこのケント山の砲兵陣地への弾薬輸送が主任務となり、1日に15往復したこともあった。

6月2日にはグース・グリーンからフィッツロイへ第2空挺大隊を輸送したが、1回目は81名、2回目は75名と定員以上の兵士をすし詰め状態にして乗せ、しかもひどい悪天候下だったにも関わらずこれを成功させた。

「ブラボー・ノーベンバー」は、紛争中に109時間飛行し、550名の捕虜と95名の負傷兵を含めて2,150名の兵員と550tの弾薬類を輸送した。終戦後も増援に駆け付けた6機のチヌークと共にしばらく活動し、9月に本国へ帰還した。「ブラボー・ノーベンバー」は以降もイラク戦争アフガニスタン紛争に参加しており、現在もHC.4仕様に改修されて現役である。

一方のアルゼンチンは、空軍陸軍がCH-47Cを2機ずつフォークランド諸島へ展開させていた。これらは補給・輸送任務を行う傍ら、捜索救難や負傷兵護送も行った。空軍の2機は戦局悪化に伴って鹵獲を防ぐべく本土へ撤退したが、陸軍の2機は片方が航空攻撃で破壊され、もう片方は鹵獲されて部品を上述の第18飛行隊に剥ぎ取られた後イギリスへ運ばれた。なお、この鹵獲機を釣り下げて輸送船まで運び込んだのは皮肉にも「ブラボー・ノーベンバー」であった。

イギリスでは「ブラボー・ノーベンバー」が、一連のフォークランド紛争における戦勝と、1970年代までの長きにわたり英国病と呼ばれた不振期を払拭した新時代の空軍の象徴とされており、本土の博物館には「ブラボー・ノーベンバー」の塗装を施された旧米陸軍のチヌークが、戦勝時にアルゼンチン陸軍から鹵獲したCH-47Cと共に展示してある。

湾岸戦争[編集]

アナコンダ作戦(タクルガルの戦い)[編集]

タクルガルの戦いでは撃墜されたチヌークの周囲で激しい戦闘が行われた

アナコンダ作戦は、アフガニスタンのシャハ・エ・コット渓谷に潜伏しているアルカイダを殲滅することを目的として2002年3月に実施された大規模作戦であり、作戦の内容は、見晴らしの良い山頂に特殊部隊と観測員を降下させて空爆を誘導し、第10山岳師団第101空挺師団で編成されたタスクフォース「ラッカサン」や現地の友好勢力である東部同盟軍により離脱する残敵を掃討するというものであった。しかし、アルカイダ側はすでに観測に良好なタクルガルの山頂に400名の戦士を展開させて掩体を構築し、さらに巧妙にそれを偽装して上空からの赤外線による探知を逃れていたのだった。

2002年3月4日未明、特殊部隊シールズの隊員を乗せたMH-47チヌーク2機(コールサイン「レイザー03」および「レイザー04」)は安全地帯であったはずのタクルガルに接近した途端に地上からの激しい対空砲火を受けた。RPGの直撃を受けた「レイザー03」は激しく機体を損傷し、その際にシールズ隊員のニール・C・ロバーツ1等海曹が地上に落下してしまった。チヌークは11㎞先に不時着し、400名のアルカイダ兵の前に1人で取り残されたニール1曹はわずかな武器を使って応戦したもののアルカイダに捕えられ、そこで処刑された。

「レイザー04」はニール1曹を救出しようとして再び接近を試みたがその際に空軍のコンバットコントローラー(爆撃誘導員)1名が戦死、シールズ隊員2名が負傷して救出に失敗した。この事態を受けて直ちにアメリカ陸軍第75レンジャー連隊で編成された即応部隊(QRF)が2機のチヌーク(コールサイン「レイザー01」および「レイザー02」)に分乗して出動した。しかし通信障害によって降下地点(LZ)を誤り敵の目前に降下してしまった「レイザー01」は敵の集中砲火を浴びタクルガルに墜落、墜落したチヌークの周囲で負傷者を守りながらの防戦となってしまった。「レイザー02」は離れた地点に降下してレンジャーを展開させたが、現地は積雪と過酷な地形により前進は困難であった。しかしレンジャー隊員らはボディアーマーを脱ぎ捨てて救援に向かった。

墜落地点付近で作戦中であったオーストラリアンSAS(特殊空挺部隊)とそれに同伴していたアメリカ空軍の爆撃誘導員が自らの任務を放棄して現地に駆けつけ空爆を誘導するなどして形成が逆転し、米軍がタクルガルからの撤退に成功したことで戦いは終わったが米軍側は7名の死者と2機のヘリを失い作戦は失敗に終わった。

レッド・ウィング作戦[編集]

レッドウィング作戦で戦死した陸軍のチヌーク搭乗員の慰霊碑

2005年、アフガニスタンでターリバーンの掃討を進めていたアメリカ軍は、クナル州の山岳地帯周辺を拠点に活動し、現地人から「山の虎」と恐れられていたターリバーン幹部「アフマド・シャー」を殺害する事を決定した。「レッド・ウィング作戦」と名づけられたこの作戦は、シールズ・チーム10から4名の偵察チームを派遣し、可能ならば狙撃により殺害、不可能であれば空爆による排除を行う予定であった。

2005年6月27日の夜間未明、第160特殊作戦航空連隊の2機のMH-47が降下地点のサウテロ山南側付近に到着。SEAL・SDVチーム1のマイケル・P・マーフィ大尉、マシュー・アクセルソン二等兵曹、SEALチーム10のマーカス・ラトレル一等兵曹、SEAL・SDVチーム2のダニー・ディーツ二等兵曹の4名が降下し、徒歩により現地に向かい偵察を開始した。

しかしその直後に付近を通りかかった3名の山羊飼いと接触してしまい、これを拘束した。山岳地帯で電波が悪く、前線基地との通信が不可能な状況に陥っていたため、やむをえず現場の判断として3名を非戦闘員とみなして交戦規則に基づき解放した。偵察チームは、作戦が危険にさらされたと判断して退却ポイントまで後退を開始したが、それから1時間もしないうちに、羊飼いから通報を受けたシャーと100名を超えるその部下に襲われることとなった。

交戦の結果、チームの3名が戦死、唯一の生存者であるラトレル1曹も多発外傷と骨折により一時的に意識を失った。しかし、マーフィ大尉は戦死する直前に衛星電話による前線基地への連絡を成功させ、QRFの援護を取り付けることに成功しており、基地で待機していた8名のシールズ隊員が第160特殊作戦航空連隊のMH-47ヘリコプターに搭乗し、現地へ向かった。しかし、降下地点で隊員らがロープ降下する直前にターリバーン兵のRPG-7による待ち伏せ攻撃を受けヘリは撃墜された。搭乗員である第160特殊作戦航空連隊の隊員8名と共にヘリに乗り込んでいた16名全員が戦死した。

その後意識を取り戻したラトレル1曹は、現地を通りかかった地元のパシュトゥン人により助け出された。自力歩行が困難であったことから、地元民の助けがなければ確実にターリバーンの捕虜となるか殺害されていた。ターリバーンに狙われた人間を助けることは非常に危険な行為であったが、彼らは2000年以上現地で守られてきたパシュトゥーンワーリである「助けを求めてきた客人は必ず守る」という教えにしたがってラトレル1曹を匿い、ラトレル1曹は6日後にアメリカ軍により救出され生還を果たした。本作戦の失敗は「ネイビーシールズ史上最悪の悲劇」と呼ばれている。(レッド・ウィング作戦 (アフガニスタン)の項目を参照のこと)

福島第一原子力発電所事故[編集]

福島第一原子力発電所事故は、2011年3月11日東北地方太平洋沖地震による地震動津波の影響により、東京電力福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融など一連の放射性物質の放出をともなった原子力事故であり、自衛隊による原子力災害派遣が行われた。

2011年3月11日9時48分、使用済み核燃料プールの水位が低下していた第一原発3号機に対し、陸上自衛隊第1ヘリコプター団のCH-47チヌーク2機が消火バケットを使い、計4回30トンの放水を行った[4]

隊員の犠牲を覚悟の上で、空中にホバリングしながらホウ酸を投下するという鶴市作戦も計画されたが、これについては実行されることはなかった[5]

海神の槍作戦(ウサーマ・ビン・ラーディン暗殺作戦)[編集]

ホワイトハウス危機管理室で作戦を見守るアメリカ政府要人。

2011年5月1日に行われたウサーマ・ビン・ラーディンの捕獲作戦。パキスタンのアボダバードに潜伏するビン・ラーディン容疑者の邸宅をヘリにより空中から急襲して殺害もしくは逮捕するという計画のもと実行された[6]。なお、作戦中はウサーマ・ビン・ラーディンの名前を「ジェロニモ(Geronimo)」という暗号で置き換えていた。

この作戦では、作戦を直接実行するUH-60 ブラックホークを改良したステルスヘリ(詳細不明)2機と共に、MH-47チヌーク4機が投入された[6]。4機のチヌークは2機ずつのチームに分けられ、1・2番機はDEVGRUの隊員25名を乗せて不測の事態が発生した場合のQRFとして待機し、3・4番機はパキスタンとアフガニスタンの国境付近に着陸して帰還するステルスヘリの燃料補給を任せられていた[6]

作戦中にラーディンの立てこもる建物に接近したステルスヘリの1番機が気流の乱れで墜落し、QRFに支援要請を行ったため、待機していたチヌークが現地に発進した[6]。ヘリの墜落というアクシデントはあったものの、DEVGRU隊員は建物内でラーディンを発見してH&K HK416を使用して射殺することに成功した[6][7]

襲撃部隊の隊長は直ちに「ジェロニモ EKIA」(Enemy Killed In Action、「敵戦死」の意)を意味する暗号「神と国のために、ジェロニモ、ジェロニモ、ジェロニモ(For God and country—Geronimo, Geronimo, Geronimo)」をコールし、司令部にラーディン殺害成功が伝達された[8]

ラーディンの遺体はチヌークによってアフガニスタンまで運ばれた後にオスプレイに乗せ変えられて空母カールビンソンに移され、そこで海葬された[6]

長期化していた対テロ戦争における重要なターニングポイントとなった暗殺作戦の成功には、CH-47の投入が必要不可欠であった。(ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害の項目を参照のこと)

2011年のアフガニスタンにおけるチヌーク撃墜事件[編集]

2011年8月6日、ターリバーン掃討作戦に参加していたアメリカ陸軍に所属するCH-47Dが撃墜され、搭乗していたアメリカ軍兵士30名とアフガン軍兵士と関係者8名の計38名および軍用犬1頭が戦死した事件[9]

タンギ渓谷で敵と交戦中であったレンジャー部隊の増援として送り込まれたQRF所属のチヌークが、ターリバーンが放ったRPG-7によって撃墜され、搭乗していた兵員全員が死亡、レッド・ウィング作戦を上回る戦死者を出す結果となった。

死者の内訳は、シールズ隊員17名(DEVGRUを含む[10])、アフガニスタン軍の特殊部隊7名、陸軍のチヌーク搭乗員5名、軍用犬のハンドラー1名を含む海軍の支援要員5名、空軍の特殊部隊3名、アフガン人通訳1名、軍用犬1頭。 

機体各部[編集]

タンデムローター[編集]

CH-47は、前部ローターを左回り、後部ローターを右回りに回転させることで回転トルクを互いに打ち消すタンデムローター機であるため、シングルローター機のようにテイルローターを駆動する分の無駄なエネルギーを消費せず、テールブームも必要としない。

操縦操作は、ヨーペダル、ピッチ/ロールコントロールスティックスラスト・コントロールで行い、2つのローターを備えることで、通常のシングルローター機よりも細かな動きが可能になっている。直径は共に18.29mでが前後に11.94m離れているだけなので、ギアによって3翅の翼の回転位置を同調させることで干渉を防いでいる。

タンデムローター機の特性上、ピッチ方向への安定性に欠けるため、AFCS(Advanced Flight Control System)を搭載し、非常に高い安定性を得ている。AFCSは2重化されており、1系統が故障した場合でも問題なく飛行できるようになっている。これらは高度や方位を保持する機能も持っており、パイロットの負担を軽減している。

21世紀以降、ヘリコプターはローターのブレード数を増やすことで効率向上と低騒音化が試みられているが、ブレード間の隙間にもう一基のローターのブレードが入り込む同期を行っているタンデムローター機ではそのようなことはほとんど行えない(ボーイング モデル360など実例が全くない訳ではない)[出典 1]

2009年に、アフガニスタン従軍記者をしていたマイケル・ヨンが、ローターの回転する形に発光しているCH-47の写真を撮影した。この現象は、砂漠など砂が多い状況で、チタンニッケルでできたローターが回転することで、粒子衝突帯電が連続で発生し、ヘリ本体に蓄積した衝突帯電電荷が、ローターの先端でコロナ放電を引き起こすために起きる[11]。正式な名称は付いていないが、マイケル・ヨンはこの現象を、戦争で命を落とした二人の兵士の名前を取って、コップ・エッチェルズ現象(Kopp-Etchells Effect)と呼んでいる[12]セントエルモの火)。

機体[編集]

機内
後部ランプからファストロープでレンジャー隊員を降下させているMH-47

機体は初期-後期型まで基本的にそれ程の変更は行われていない。キャビン内には、背の低いハンヴィーなら2両、兵員なら標準のトループ・シート33名分とエキストラ・シート11名分、または24台の担架を設置できる。

CH-47Dのキャビンの寸法は以下の通り。

  • キャビン床面積:21m2
  • キャビン全長:9.30m
  • キャビン幅:2.29m
  • キャビン全高:1.98m
  • キャビン容積:417m3

機外吊り下げは胴体下の3箇所のカーゴフックで行い、CH-47Dなら合計11,793kgまで吊り下げできる[出典 1]。CH-47Dのカーゴフックの重量制限は中央が11,793kg、前後がそれぞれ7,711kgであり、前後だけで1つの荷物を吊り下げるタンデムロードの場合には11,340kgになる。CH-47AからCH-47Cの前期生産型まではカーゴフックはシングルであり、CH-47Cの後期生産型から3点式に変更された。

また、胴体下部は製造時点から防水処置が施されており、限定的な着水能力も有している。

油圧系統[編集]

油圧系統はトランスミッションによって駆動される、二重化された操縦油圧系統と多用途油圧系統を搭載している。

操縦油圧系統は操縦のみに使われ、片一方が損失しても操縦が継続出来るように二系統になっている。

多用途油圧系統はランプドア、カーゴフック、ホイスト、ウィンチ、後脚のパワーステアリング、ブレーキ、エンジンの始動に使用されるほか、緊急時には操縦用の油圧としても使用できる。

油圧源は前後のトランスミッションとなっている。また多用途油圧系統の油圧源はAPUでも発生させることができる。

駆動系[編集]

5つのトランスミッション、9本のシンクロシャフトから組み合わされている。エンジンからの出力はエンジントランスミッションで約90度変換された後、機体中央のコンバイニング・トランスミッションに入り前後に配分され、それぞれ前部トランスミッション、後部トランスミッションに入り、ローターを駆動する。

エンジンはテクストロン・ライカミング社(現ハネウェル社)製のT55ターボシャフトエンジン2基が、後部ローター用パイロンの左右に突き出されて取り付けられている。このエンジンは、基本となるCH-47Aから最新のCH-47Fまでの5世代で、出力が増した合計7種の異なるエンジンを搭載している。

CH-47Dではトランスミッション系とローターも増加した馬力に合わせて強化が図られた[13]

エンジン
  • CH-47A
    • T55-L-5(2,200軸馬力)
    • T55-L-7(2,650軸馬力)
  • CH-47B
    • T55-L-7C(2,850軸馬力)
  • CH-47C
    • T55-L-11(3,750軸馬力)
  • CH-47D
    • T55-L-712(3,750軸馬力)[14]
    • T55-L-714(4,085軸馬力)(MH-47Eも使用)
  • CH-47J/JA
    • T55-K-712 (連続 3149馬力)
    • T55-K-712A (馬力不明。FADEC)
  • CH-47F
    • T55-GA-714A(4,868軸馬力)(MH-47Gも使用)[出典 1]

アビオニクス[編集]

CNI[編集]

CNI(Communication、Navigation、Identification)に関するアビオニクスは以下のものが搭載された。

無線機
CH-47Dへ改修されたアビオニクスの内、無線機については3種がある。VHF/AM/FM無線機はARC-186またはARC-201。HF無線機はARC-199またはARC-220。UHF無線機はARC-164。
航法装置
航法装置はASN-149(V)GPS受信機、ASN-128ドップラー/PGSセット、ARN-89B ADF(自動方位探知)セット、APN-209電波高度計、ARN-123 VOR/ILS(VHF全方向レンジ無線標識/計器着陸装置)受信機、ASN-43 ジャイロ磁気コンパス
識別
敵味方識別トランスポンダーはAPX-100[出典 1]

ASE[編集]

ASE(Aircraft Survivability Equipment)に関するアビオニクスは以下のものが搭載された。

レーダー探知
APR-39A(V) レーダー信号探知システムは、対空兵器が放つパルス・レーダー波を探知して表示・警告音声を発する。
ミサイル警報
ALQ-159パルス・ドップラー・ミサイル警報装置は、敵ミサイルの接近を探知すると連動するM130ディスペンサーに指令してフレアを放出させる。別名ALE-40とも呼ばれるM130は機体各部に4基備わる[15]
オランダ空軍のCH-47F(NL)はCHASE(チヌーク航空機生存性機器)ポッド内にAAQ-24 DIRCM(指向赤外線対抗システム)を搭載して、接近するミサイルにレーザービームを照射して誘導装置を破壊する。アビオニクス類は操縦席後ろの左側にある電子機器ラックにモジュール化されて収められている[出典 1]

派生型[編集]

CH-47A[編集]

CH-47A(HC-1B)

CH-47Aは、最初に生産され、シリーズの基本となった型である。1962年の就役時にはHC-1Bと命名されていたが、9月の命名法の改正によってCH-47Aに改められた。

1959年-1966年にかけて合計355機が生産された。

CH-47B[編集]

CH-47B

CH-47Bは、エンジンを強化し、ローター径を伸ばし、胴体を改良した改良型である。

1966年の発注分からCH-47Aに代わってCH-47Bへ切り替えられ、1967年までに108機が生産された。

CH-47C[編集]

CH-47C型は、エンジン強化型である。後期型からカーゴフックが3点式になった。1967年-1979年まで270機生産された。

イタリアのエリコッテリ・メリディオナーリ社が95機をライセンス生産し、イタリア陸軍をはじめ、イランエジプトリビアモロッコに輸出された。カナダ陸軍向けのCH-147もCH-47C型を基本としたものである。オーストラリアスペインもCH-47Cを導入した。

CH-47D[編集]

CH-47D

CH-47Dは、A-C型までの既存の旧型機に大幅な改造を施した型である。外板と内張りを剥がしてフレームやビーム、バルクヘッドなどを総点検して腐食や亀裂箇所は交換され、エンジンアビオニクスも一新された。

3機が新造された他は既存機444機を改造したので、CH-47D型は合計447機となった。既存機のCH-47D型への改造数は米国内での分でCH-47Aからが165機、CH-47Bからが76機、CH-47Cからが185機であり、オーストラリア空軍のCH-47Cでも7機、エリコッテリ・メリディオナーリ社生産分のCH-47Cで9機であった。

D型からは後部ローター基部の前面に大きなトランスミッション・ギア冷却用のエアインテークが開口しているため、識別点となっている。

1981年-1993年までの12年間に渡り改造を行ったため、アビオニクスについては初期と終期で差異がある。暫定的な特殊作戦ヘリであったMH-47Dにはペンディックス・キング社製のRDR-1300 気象レーダーが搭載されていた。またオランダ空軍のCH-47Dは、気象レーダーやEFISなどを導入した独自の仕様となっている。

CH-47F[編集]

CH-47F
CH-47Fのコックピットの内部。-完全一体型のデジタル・コクピット・システムを採用している。

CH-47Fは、現時点での最新型モデルである。エンジン出力を強化すると共に燃料効率を改善し、リフト性能を向上させ、低振動効果、整備しやすいように部品点数を減らしたハネウェル社製のT55-GA-714A(4,868軸馬力)ターボシャフトエンジン2基を搭載する。アビオニクスシステムも、大幅なアップグレードをされており、ロックウェル・コリンズ社のグラスコックピットを採用した。キャビンなどの機体も構造的に強化され、また、構造コストの48%を削減するために、機体後部も再設計されている。

アメリカ陸軍ではCH-47FとMH-47Gで合わせて513機を保有する予定で、既存機からの改修で不足する分は新造する予定である。すでに30機ほどが新たに作られている。 搭載兵員数は標準で55名。エンジンはT55-GA-714A。AAR-57 CMWS(共用ミサイル警報システム)が搭載され、APR-39とALQ-156を機能統合したALQ-211 SIRFC(統合無線周波対抗セット)も開発が完了し次第、搭載される予定である。

オランダ空軍カナダ空軍イギリス空軍インド空軍オーストラリア空軍等々がCH-47Fを選定し、採用を決めている。オランダ空軍の機体は上述したベース機の独自仕様からCH-47F(NL)と呼ばれる。

他の機種[編集]

CH-47SD
CH-47SD
CH-47Dの発展型であり、SDは"SuperD"を意味する。エンジンはT55-GA-714A、燃料タンクが7,828リットルに拡大され、機首に気象レーダーが搭載されている。
2001年台湾に9機輸出され、その後、シンガポールに5機、ギリシャに6機が輸出された。
CH-47J
D型の日本向け仕様。陸上自衛隊航空自衛隊が保有。
CH-47JA
陸上自衛隊のJ型の燃料タンクを拡大し航続距離を伸ばしたタイプ。CH-47SD相当。
CH-47J(LR)
CH-47JAの航空自衛隊仕様。細部を除き、JA型と同様である。日本国内で改造。LRは"Long Range"の略。
CH-147
C型のカナダ空軍仕様
ACH-47A
ベトナム戦争時、4機のCH-47Aに武装装甲を加えてガンシップに改造したもの。「アームド・チヌーク」は、"Guns-A-Go-Go"のニックネームで呼ばれた。
機首下面にM5グレネードランチャー、前脚横左右に増設されたスタブウイングにM24A1 20mm機関砲かXM159ロケットランチャーを備え、左右の窓にはM60D機関銃M2重機関銃が付けられ、後端開口部のローディング・ランプにもM60DやM2が搭載可能になっており、機体各部に装甲板が張られた。ACH-47Aは、ガンシップとしては良好であったが、AH-1G攻撃ヘリコプターの登場により本来の輸送機任務が求められた。また、スタブウイングの20mm機関砲が外れ、ローターブレードを撃ち抜いた事による墜落事故が起きたため運用は中止され、残存機はCH-47Aに戻された。
MH-47D
CH-47シリーズでは最初の特殊作戦ヘリコプターで、CH-47Aから12機が改造され1980年代後半から実戦運用された。特殊作戦チームの潜入・撤収用であるため自衛用武器として前部にM134ミニガンとローディング・ランプにM60Dという組み合わせが一般的だった。AAQ-16 FLIR空中給油プローブ、救難ホイスト、デジタル・コックピットが装備された。
MH-47E
1990年代に24機がCH-47Cより改造されD型相当の特殊作戦用となった機体。
機首の気象レーダーに加え、機首左にAPQ-147マッピング/地形追従レーダーが備わっている。エンジンはT55-L-714、燃料タンクも拡張された。ASEには、AAR-47ミサイル警報装置、AVR-2レーザー警報装置、ALQ-162CW連続波ジャマーを装備。
MH-47G
MH-47G
MH-47Eに改造を施してCH-47F相当の特殊作戦用となった機体。
エンジンはT55-GA-714Aに換装され、EGIと呼ばれる組込式GPS/INS装置、AHRF(航空機方位参照システム)が搭載された。EAPS(エンジン・エア・セパレーター)が円錐形から円筒形に変更された。2006年から運用が始まっている。


HH-47
アメリカ空軍が古くなったHH-60G ペイブホークの代替として、2006年に新たな戦闘捜索救難用ヘリコプターとして選定したMH-47Gに相当する機種である。
アメリカ空軍では試験機4機の他に141機を新造する予定であるが、選定に敗れたシコルスキー・エアクラフト社とロッキード・マーティン社が米アメリカ会計検査院(GAO)に異議申し立てを行った結果、選定のやり直しが決まり[出典 1]、2014年にHH-60Wが選定され、HH-47は敗れた[16]
なお、韓国空軍は捜索救難用に改修した機体をHH-47Dの名称で運用している。
チヌーク HC.1
イギリス空軍向け。CH-47C相当。
チヌーク HC.2/2A
HC.1の近代化改修機。CH-47D相当。
チヌーク HC.3
MH-47E相当の特殊作戦用。
チヌーク HC.4
HC.2/2Aの近代化改修機。
チヌーク HC.5
HC.3の近代化改修機。
チヌーク HC.6
CH-47F相当の最新型。
モデル234
「コマーシャル・チヌーク」と呼ばれる民間型。CH-47Dを元にしているが、気象レーダーや大型化した燃料タンクを初めて採用し、これらの特徴は後にCH-47SDなどの軍用型にも取り入れられた。旅客型のモデル234LR、汎用型のモデル234UT、長距離型のモデル234ER、汎用長距離型のモデル234MLRが開発されたが、この内モデル234UTは生産されなかった。クレーン・ヘリコプター用として少数が生産され、北海油田への物資輸送などに使用された。


モデル347
BV347
CH-47Aを元にした技術実証機。胴体を延長し、ローターは4枚に増やされ、胴体中央に主翼を追加するなど大幅な改修が加えられている。主翼は、ホバリング時に仰角を垂直に近い位置まで上げる仕組みになっていた。


採用国[編集]

アルゼンチンの旗 アルゼンチン
オーストラリアの旗 オーストラリア
カナダの旗 カナダ
エジプトの旗 エジプト
ギリシャの旗 ギリシャ
イランの旗 イラン
イタリアの旗 イタリア
日本の旗 日本
リビアの旗 リビア
モロッコの旗 モロッコ
オランダの旗 オランダ
中華民国の旗 中華民国
シンガポールの旗 シンガポール
韓国の旗 韓国
スペインの旗 スペイン
タイ王国の旗 タイ
トルコの旗 トルコ
イギリスの旗 イギリス
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ベトナムの旗 ベトナム
採用国


日本[編集]

KV-107IIが長く現役だったため、CH-47の導入は諸外国より遅く1986年(昭和61年)からで、CH-47Dの日本向けCH-47J川崎重工業ライセンス生産し、陸上自衛隊航空自衛隊輸送機として採用した。隊員たちにはCHといった通称で呼ばれている。

陸上自衛隊
CH-47J
CH-47JA
車両輸送中のCH-47J
陸上自衛隊ではCH-47Jを1995年(平成7年)までに34機(JG-52901-JG-52934)導入。D型の日本向け改修機であり、自衛隊に対応した無線機器などの搭載改修を行っている。エンジンは川崎重工がライセンス生産したT55-K-712を搭載しており、連続最大出力は3,149馬力となっている。また、片発停止時の緊急出力は4,626馬力まで出力が向上している。
平成7年の35号機(JG-52951)からは川崎の改良型であるCH-47JAを調達。大型燃料バルジを搭載して航続距離を1,037kmに伸ばし、GPSとIGI(慣性航法装置)、機首に気象レーダーFLIRをもち、NVG対応型のコックピットになっていることから、夜間での作戦能力が向上している。
これらは第12旅団第15旅団第1ヘリコプター団西部方面ヘリコプター隊などに配備されている。J型の初期に導入された機体から退役が始まっているが、継続してJA型の調達を行っている他、勢力維持改修と呼ばれる、既存のJ型の一部に対してJA型への改修を行う動きもある。
また、近年の海外派遣任務の増加に伴い、JA型にEAPS(遠心力を用いたエンジンの防塵装置)、自己防御装置(チャフフレアディスペンサーおよびミサイル警報装置)、京セラとイスラエルメーカープラサン共同開発の特殊防弾板、衛星電話などを追加したタイプの機体が登場している。これらの機体は後部ランプドア、および前方のキャビンドアと非常脱出ドアに12.7mm重機関銃M2、または5.56mm機関銃MINIMIを搭載することが可能となっている。
また、エンジンについてはFADEC搭載型の強化エンジンであるT55-K-712Aエンジンへ逐次改修され始めている。
2015年3月末時点の陸上自衛隊のJ型とJA型の保有数は55機[17]
搭乗人員数は3名(操縦士2名、機上整備員1名)+55名[18]


航空自衛隊のCH-47J(LR)
陸自機と迷彩模様が違う
航空自衛隊
航空自衛隊ではCH-47Jを昭和59年から調達を開始してから長期間にわたって少数ずつ20機以上調達された。航空救難団ヘリコプター空輸隊(三沢入間春日那覇)に配備され、平時には主にレーダーサイトへの物資補給に使われ、非常時には救難ヘリとして要救助者の救助や被災地への物資輸送の要となる。
陸上自衛隊機と異なる装備として、後脚部の姿勢制御装置と救助用のホイストが挙げられる。後脚の姿勢制御装置はパレット化した貨物の積み下ろしの際に後脚の高さを調節することにより、ロードマスターの負担を軽減するものになっている。
平成11年度以降の取得機については、大型燃料タンク、気象レーダー、地図表示装置、2重化慣性航法装置(GPS内蔵)、床レベリング装置などを装備[19]したJA型に準じた機体とっており、CH-47J(LR)となっている。J型については既に全機用途廃止となっており、現在はLRタイプのみを保有。
航空自衛隊の機体もエンジンをFADEC化したT55-K-712Aエンジンへと改修を開始している。
2015年3月末時点での保有数は15機[17]
航続距離は約7トンの貨物を搭載し燃料満載状態で約750km[19]
搭乗人員数は5人(操縦士2名、機上整備員1名、空中輸送員2名)+55名[19]
配備駐屯地 陸上自衛隊
配備基地 航空自衛隊

危険範囲[編集]

本機のローターは斜め前方に傾いて配置されており、操縦桿が最も下げ舵の場合、地上から130cmほどの高さまで下がる。従って、機首より前方は危険範囲となっており、接近すると死傷するおそれがある。

本機は、その輸送能力の高さから災害派遣に使われることの多い機種であり、災害時には民間人が搭乗する事例も多い。被災者・消防関係者・医療従事者などが本機に接近または搭乗する際には乗組員や地上誘導員の指示に従い、決して機首前方の危険範囲に接近してはならない。

性能・主要諸元(CH-47D)[編集]

BOEING VERTOL CH-47 CHINOOK.png
  • 乗員:2名(操縦士副操縦士
  • 就役:1963年
  • 全長:30.1m(胴体長15.54m)
  • 胴体幅:3.87m
  • 全高:5.7m(18ft 8in)
  • 主回転翼直径:18.3m(60ft 0in)
  • 空虚重量:10.185t(22,450lb)
  • 最大全備重量:12.1t(26,680lb)
  • 最大離陸重量:22.68t(50,000lb)
  • 積載能力:兵員30名、または担架24台と衛生兵2名。
  • 貨物室:900x230x200cm
  • 発動機:ライカミング T55-L-714 ターボシャフトエンジン×2
  • 出力:3,750hp(2,800kW)×2
  • 超過禁止速度:295km/h=M0.24(183mph)
  • 巡航速度:260-270km/h=M0.22(165mph)
  • フェリー航続距離:2,060km(1,280miles)
  • 航続距離:400nmi(450mi,741km)
  • 戦闘行動半径:200nmi(370.4km)
  • 上昇限度:2,670m(8,760ft)
  • 上昇率:605m/min(1,980ft/min)
他の回転翼機との比較
MV-22B アメリカ合衆国の旗 UH-1Y アメリカ合衆国の旗 CH-46E アメリカ合衆国の旗 CH-53E アメリカ合衆国の旗 CH-47F アメリカ合衆国の旗
画像 U.S. Marines Support Operation United Assistance 141013-M-PA636-114.jpg USMC-111215-M-FW664-293.jpg CH-46 Sea Knight Helicopter.jpg CH-53 Super Stallion.jpg 10th Combat Aviation Brigade CH-47 Chinook helicopters provide heavy lift capabilities over eastern Afghanistan 131112-A-MH207-309.jpg
全長(回転翼含む) 17.5m 17.78m 25.40m 30.2m 30.1m
全幅(回転翼含む) 25.54m 14.88m 15.24m 24.1m 18.3m
全高 6.73m 4.5m 5.09m 8.46m 5.7m
空虚重量 15,032kg 5,370kg 5,255kg 15,071kg 10,185kg
積載量 9,070kg 1,460kg 2,270kg 13,610kg 10,886kg
最大離陸重量 27,400kg 8,390kg 8,618kg 33,300kg 22,680kg
乗員数 乗員4名
乗客24-32名
乗員2-4名
乗客6-10名
乗員3名
乗客25名
乗員5名
乗客37-55名
乗員3名
乗客33–55名
動力 T406/AE 1107C
×2
T700-GE401C
×2
T58-GE-16
×2
T64-GE-416/416A
×3
T55-GA-714A
×2
出力 6,150hp(4,590kW)
×2
1,828shp(1,360kW)
×2
1,870shp(1,400kW)
×2
4,380shp(3,270kW)
×3
4,733hp(3,529kW)
×2
最大速度 565km/h 304km/h 267km/h 315km/h 315km/h
巡航速度 446km/h 293km/h 241km/h 278km/h 240km/h
航続距離 3,590km 648km 1,110km 1,833km 2,252km

登場作品[編集]

注記[編集]

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  1. ^ 編成・装備(第1ヘリコプター団)
  2. ^ 主要装備(航空自衛隊)
  3. ^ 徹底比較!自衛隊CH-47チヌーク
  4. ^ “福島第一・第二原子力発電所事故について 3月17日13時00分現在” (プレスリリース), 原子力災害対策本部, (2011年3月17日), http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103171300genpatsu.pdf 2016年2月7日閲覧。 
  5. ^ 滝野隆浩・鈴木泰広「幻の極秘作戦」『毎日新聞』48977号、14版、毎日新聞東京本社2012年4月22日、1面。
  6. ^ a b c d e f Bin Laden”. 2016年2月7日閲覧。
  7. ^ The Hunt For “Geronimo””. 2016年2月7日閲覧。
  8. ^ Osama bin Laden killed: Behind the scenes of the deadly raid”. 2016年2月7日閲覧。
  9. ^ Elite Force Died in Bid to Save Comrades”. 2016年2月7日閲覧。
  10. ^ Tragedy devastates special warfare community”. 2016年2月7日閲覧。
  11. ^ 【LINK】Kopp-Etchells Effect
  12. ^ 火の粉を散らす米軍ヘリコプターの不思議な現象…アフガニスタン
  13. ^ 直径18.29m、コード長(弦長)81cmのグラスファイバー製ローターは前半部がグラスファイバー製桁材、後半部がノーメックス・ハニカム芯材で保たれ、23mm機銃弾の直撃でも基地へ帰投可能な強度を備えるとされている。
  14. ^ 例えばT55-L-712は、片側エンジンが停止した場合には、30分間、通常の3,750軸馬力の123%のトルクである4,500軸馬力の緊急出力運転が可能になっている
  15. ^ MH-47E/Gではフレアだけでなくチャフデコイも放出可能なALE-47 スマート・ディスペンサーになっている
  16. ^ アメリカ空軍の次期戦闘救難ヘリ、シコルスキーHH-60Wに決定
  17. ^ a b 平成27年度防衛白書 資料35 主要航空機の保有数・性能諸元
  18. ^ 陸上自衛隊ホームページ
  19. ^ a b c 航空自衛隊ホームページ

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g 石川潤一著 『タンデムローター機H-47チヌーク』、軍事研究2009年5月号、(株)ジャパン・ミリタリー・レビュー

関連項目[編集]

外部リンク[編集]