ブルー リフレクション 幻に舞う少女の剣

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BLUE REFLECTION
幻に舞う少女の剣
ジャンル ヒロイックRPG
対応機種 PlayStation 4
PlayStation Vita
発売元 ガスト
音楽 浅野隼人
美術 岸田メル(キャラクターデザイン)
メディア [PSVita]PSVitaカード / ダウンロード
発売日 2017年3月30日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
USK16(16歳未満提供禁止)
PEGI16
ダウンロード
コンテンツ
対応予定
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BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』(ブルー リフレクション まぼろしにまうしょうじょのけん)は、コーエーテクモゲームスガストブランドより2017年3月30日に発売されたPlayStation 4PlayStation Vita用ゲームソフト。

フィリスのアトリエ』、『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾タイトルとして発表された。

キャラクターデザイン・監修は岸田メル[1]

シリーズ構成時雨沢恵一五十嵐雄策夏海公司といった電撃文庫で活躍する作家が参加している。

現代日本を舞台にしており、架空の高校「星ノ宮女子高等学校」を舞台に、少女たちの友情と青春を描くヒロイック・ロールプレイングゲーム。季節設定は夏で、文化祭を間近に控えた高校での出来事を描く。

概要[編集]

ゲームはアドベンチャーパートと戦闘パートに分かれている。アドベンチャーパートでは様々なキャラクターと会話しながらストーリーを進めていく。一度仲間になったキャラクターは会話中に出る選択肢を選ぶ事で交友値を上昇させられる。その中で、悩みを持つキャラクターが現れ、彼女たちの深層心理の世界「コモン」へ入り、戦闘パートをこなすことで悩みを解決する。コモンでのシステム・操作は同じガスト発売の「アトリエシリーズ」とほとんど同等。また、ストーリーを進めると現実世界に「原種」と呼ばれる魔物が襲来し、クラスメイトの力を借りて戦うことになる。仲間は全部で12人おり、日菜子、ユズ、ライムでそれぞれ4人ずつサポートメンバーを配置出来る為、全員が戦闘に加勢可能。

戦闘はコマンド制となっており、俊敏力の高いキャラから行動を行う。戦闘開始時は大抵俊敏力重視のユズが最初に行動出来る。使用するスキルにより次の行動までの待機時間に違いがあり、威力の高い攻撃を行うと待機時間が長くなる。戦闘後はHP,MPが全回復する仕様となっている。画面左下にはエーテルの溜まり具合を示すメーターが%で表示されており、ストーリーが進むとこれを消費して実行出来る様々な技を使用可能になる為非常に重要な要素である。これを消費する事で攻撃力が上がるスキルも存在する他、ストーリーが進むとこのメーターを消費する事で複数回攻撃を当てる事が可能な「オーバードライブ」が使用可能となる。技は使用する毎に攻撃力が上がっていき、更にストーリーが進むとオーバードライブの回数が二回から三回に増え、三回攻撃すると日菜子ら三人が全員で一斉に攻撃を行う技が発動する。画面上のタイムランでアイコンが中心に進んでいる最中に十字ボタンを押すとエーテルを消費して様々な特殊効果を発揮出来る。十字ボタン右を押し続けるとガード。敵の攻撃力を半減する他に、敵の攻撃が当たるタイミングに合わせてこのコマンドを入力するとジャストガードが発動する。逆に左を押し続けるとHPが回復する。原種戦時のみ十字ボタン上で仲間の回復も可能。十字ボタン下を押し続けると敵のタイムランの進行速度を遅くし、自分のタイムランの進行速度を速く出来る。エーテルゲージはサポート技「エーテルチャージ」を使用する他、仲間のサポート技が発動した際にも回復可能。

パーティーが全滅すると敗北となり、異世界での戦闘時は元の世界に戻され、再度異世界へ入ることになる(それまでに達成した内容は保持されている)が、原種との戦いで敗北するとゲームオーバーとなりタイトル画面に戻る。

他、日菜子が自宅に帰った際に選択肢が表示され、選んだ選択肢によりその翌日、仲間達との様々なイベントが発生し、イベントによっては日菜子のステータスが上昇する。イベントが全部発生し終えると一種類の簡素なイベントが発生するのみとなりステータス上昇も無い。「お風呂に入る」を選ぶと日菜子が入浴し、そこで3つの選択肢が表示されるが、こちらは次の日のイベントに影響は無い。「もう上がる」を選ぶとそのまま就寝し翌日に移行する。ユズとライムにミッションの報告をしない間は「フリー期間」となっており、イベントの消化やミッションクリア等が自由に行える。報告をするとその翌日に次のストーリーイベントへと移行する。

リディー&スールのアトリエ 〜不思議な絵画の錬金術士〜」には、本作とのコラボマップが有料配信されている。本作の学校の中庭エリアと喜びと恐怖の感情のコモンエリアを組み合わせたマップで、ボスは原種の一体であるネツァク。また、採取マークも他の採取エリア(DLC含む)とは異なり、地面から光が出ている物ではなく、本作同様に白い光の欠片のマークである。

登場人物[編集]

白井 日菜子(しらい ひなこ)
- 高田憂希
本作の主人公の少女。身長158㎝。体重44キロ。クラシック音楽が好きなバレエダンサーだったが、事故で足を怪我して以来、バレエが踊れなくなってしまった。星ノ宮高校には全学年に「普通科」と「特待科」の二つのクラスが用意されており彼女も推薦で特待科へ入る予定であったが、前述の怪我のせいで踊れなくなり、やむなく普通科へと変更になってしまった。
司城姉妹の力で「リフレクター」に変身できるようになった。リフレクターに変身している間は魔法の力で自由に動けるようになる。また、変身すると赤を基調とした衣装となり、さらに髪の色も金色へと変わり、目の色が左右で異なる「オッドアイ」となる。透明な剣を武器として使用し、各ステータスはバランス良く成長する。
当初は、リフレクターとしての仕事にあまり乗り気では無かったが、このままでは「原種」という存在に世界が滅ぼされるとユズらに聞き、そしてある時現れた一体目の原種と戦ったのをきっかけに、今後もリフレクターとしての活動を続けて行く事を決意。以降様々な人の悩みを解決してフラグメントを集め、原種を次々追い返したり倒して行く。大抵の仲間の事は出会った当初は苗字に「さん」付けで呼ぶが、それぞれ異なるタイミングで名前を呼び捨てで呼ぶようになる。一方の相手側は彼女を「ちゃん」「さん」付けで呼んだり呼び捨てにしたり、苗字で呼んだりと混合している。ユズとライムからのみ「ヒナちゃん」の愛称で呼ばれる。当初はライムに「倒せば一つだけ願いが叶う」と聞かされており本人もそれを信じて疑わずに活動していた。その為、何度か自分が踊れるか試したりしていた。しかしある時、有理から「原種を全て倒しても来るのは世界平和のみ」と聞かされ、ユズらからもそれが事実と明かされ絶望する。しかしその後更紗の心の暴走を止める為にコモンに入った際に陰では自分の為に尽くしてくれていた事を知ると、その事実を受け入れユズらが話してくれるのを待つ事を決めた。その後ユズとライムが実は一年前に死んでいるという真実や、自分に嘘を付いた経緯を聞くが、ユズらが消えるとその時までの記憶が消えてしまうとも聞かされ戦意を喪失してしまい、原種をまともに倒す事すら出来なくなってしまう。その事に付いて後日麻央に厳しく窘められると、原種を完全に倒す事を改めて決意し、最後の一体の原種を三人で力を合わせて討伐、更にその後現れたラスボス、ダアトをも討ち、かくして完全に世界の平和は守られた。
その後グラウンドで彼女は「ユズとライムを絶対に忘れない」と心から言い、三人でハグをしながらユズとライムは言葉通り消えてしまい、日菜子の記憶はリセットされグラウンドに何故居るのか忘れてしまう。翌日もリフレクターの指輪を付けたがそれでも思い出せなかった。しかしユズとライムの声が心の中に聞こえ、記憶を思い出せた。クレジット映像ではドレスを着て、「人魚姫」の演劇の主役を演じている。
岸田メルの趣向の関係で、この手のゲームでは珍しく彼女が自宅で蒸れた足の匂いを嗅ぐシーンが本編中に一か所存在する(モーション上、靴下は脱がないが匂いのエフェクトが描かれている)。
司城 夕月(しじょう ゆづき)
声 - 高野麻里佳
身長147㎝。体重37キロ。星ノ宮高校に転校してきた少女で、日菜子にリフレクターの力を与えた。最初は声のみでライムと共に久々の登校早々にコモンに迷い込んだ日菜子を導き、日菜子が教室の3つ空いている空席の内一番真ん中に座った後、その姿を現し向かって右側の席に座る。その素性には謎が多いが、チョコレートが好き。髪を三つ編みのお下げにしている。性格は明るく、一発ギャグをかますことが多い。他人の事は大抵親しみを込めてあだ名で呼ぶ。普段は自身や他人から「ユズ」のあだ名で呼ばれる為(有理は本名で呼び、麻央は彼女とライムの名を呼ぶ場面自体が存在しない)、本名を日菜子は忘れかけた事があった。
変身時は青を基調とした衣装となり、バトンを武器として打撃、魔法と多彩な攻撃を行う。俊敏力が高く行動順が早いのが特徴、攻撃力とMPは低めである。
姉妹揃ってアニメ好きで、普段はそれのみ観賞している。ライムに予約をせがむなどもしている。
実は一年前にライム共々不慮の事故で亡くなっており、現在そこにある体はコモンの力によって一時的に蘇ったもの。原種を倒すのにはまだ生きているリフレクターの力が必要であり、過去にバレエの演目「人魚姫」の公演の際に日菜子に会っており、その縁もあり日菜子をリフレクターにした。全ての原種を討伐すれば戦いは終わり、彼女ら姉妹は消滅し、その期間の記憶は消えてしまう事になっている。その言葉通り彼女らが元の世界へ旅立った後にユズらの記憶は完全に消えた…と思われていたが、日菜子が「絶対に忘れない」と願った事で、ラストシーンで日菜子の中には記憶が戻った(他の仲間については不明)。ライムとは上下関係は無く呼び捨てで呼び合う。ラストで消えてしまう為、クレジット映像には彼女とライムのみ登場しないが、ラストで教室の後ろの黒板に「ヒナちゃんありがとう」の文字が書かれている他、手描きイラストにも登場している。
司城 来夢(しじょう らいむ)
声 - 秦佐和子
身長146㎝。体重36キロ。夕月の姉で、日菜子にリフレクターの力を与えた。日菜子が空席に座った後、向かって左側の空席に現れた。マシュマロが好き。制服時は他の二人と異なり白のニーソックスを着用している。効率主義的な考えを持つリアリストだが、日菜子のことを大事に思っている。髪にはウェーブがかかっている。
変身時は緑を基調とした衣装となり、ぬいぐるみでの間接攻撃を行う。高い攻撃力、MPを誇る反面、俊敏力と防御力が低い。
物語が進むにつれ性格にドライさが現れるように描かれ、人の感情を利用しより強いフラグメントを求めるようになるが、それはあくまで日菜子を助けたり、原種を倒し、世界を救う事の為の行動であり、悪意は無い。この事について一度、ユズと対立した事も。又日菜子からは「機械と話しているみたいで怖い」と言われた事もあるが、麻央絡みの一件の時に疑いが晴れた。
一之瀬 亜子(いちのせ あこ)
声 - 花守ゆみり
日菜子のクラスの女子生徒で放送部。身長149.7㎝。体重39キロ。赤い髪をツインテールにしている。お金が好きで、大金を稼ぐことを夢見ている。星ノ宮高校一の情報通で様々な生徒の情報や事件等に詳しい。放送部である為昼休みの放送のトークも上手い。父親は歌手をしており、彼女には厳しい。寄り道せずに帰るようにいつも言っていたり、アルバイトも禁止である。夢はジャーナリストになる事だが、父親に心配をかけてはいけないという思いとの葛藤ゆえその思いを直接伝えられず、それが原因でフラグメントが暴走、その日は丸一日学校に来ず、行方不明となっていた。しかし放課後、無意識の内に学校の屋上に来て苦しんでいた所を日菜子らに助けられた。夢の事を日菜子に励まされ自分の夢を父親に伝える事を決意した。彼女の父の事は日菜子も実は知っており、自分の知っている歌手と同一人物と知った時は驚いていた。
出番が多く、初登場エピソード以降も何らかの形で他の生徒の初登場エピソード等のメインストーリーに絡んで来る事も多い。サブストーリーでは、父親の方針に一度嫌気が差し、動画投稿サイトに動画を投稿する職業(恐らくYouTuberだと思われる)に付いた事が有った。放送部をやっている事も有りやはりトークが上手く、再生数もかなりの数である。そのお陰でお金を沢山稼げたが、ネット上で悪い噂が流れ、又極度の寝不足で授業をサボるようになってしまった上、その動画に一度出演した親友の妹がなりゆきで周囲からいじめられるというトラブルに発展。これがきっかけでフラグメントが暴走し、本音を聞いた際には「あの頃に戻りたい、もう誰かを傷つけるのは嫌だ」と悲しんでいた。しかしそこに、親友の妹のフラグメントが結合し、心の声同士ではあるが亜子と会話をし、その中で「大丈夫、元気だよ」と励ました。これがきっかけで亜子は動画制作の仕事を辞める事を決意、かくして元の彼女に戻った。
井上 千紘(いのうえ ちひろ)
声 - 諏訪彩花
日菜子のクラスメイト。身長152㎝。体重43キロ。ピンク色のツインテールヘア。少々照れ屋で口数が少なく、会話時も自ら会話をする場面が少なく、又途切れ途切れに話す。心に悪意を全く持たず、いじめられた際も、成り行き上いじめていた側が悪事を行っていたと発覚しても、「自分のせいで他人が傷付いてしまった」と悲しめる程心優しい。人見知り故に急に多くの人に囲まれるとパニックになる所もある。皆と同等にもじもじせず話せるようになるように努力するが、なかなか上手く行かない。ぬいぐるみと花が大好きで、いつもぬいぐるみを縫ったり校庭の花壇を手入れしたりしている。ぬいぐるみを作っては日菜子や仲間にいつもプレゼントする。又、スマホカバーも作った。サブストーリーの最後では、フリスぺで連絡先を交換した友人を自ら外食に誘うなど心の成長が描かれた。
斎木 有理(さいき ゆり)
声 - 佐倉綾音
日菜子の同級生で、黒髪のロングヘアをしている。身長159㎝。体重45キロ。本作での季節は夏の為他の全員は当然夏服であるが、彼女のみ冬服を着ている。非常に頭が切れ、IQ300と言われる程の実力の持ち主。常に単独行動をしており、授業以外の時間はもっぱら屋上にある空き部屋を先生らに許可を得て研究室にしており、そこで様々な研究をする。常にパソコンを弄ったり難しい本を読んでいる。食べ物の注文もネット頼りで、この為一度サイトに繋がらなくなった際、空腹のあまり最も交流時間の長い日菜子に、休日の日の朝に電話をした事が有った。これを機に、日菜子と色々店を巡って歩く事にしたが、そこでも試着室でもない所で服を脱いだり買ってもいないのにミネラルウォーターを飲んでしまったりする。このような行動には理由が有り、実は彼女は「サヴァン症候群」という障害を持つ。コンピューター関連が優れていたり、上記のような常識外れな行動も多い。それもあり高校では「特殊教育課程」に進み、その甲斐もあって普通の学校生活を送れるようにはなったが、他人の感情を読むのは未だに苦手としている。
日菜子との外出が終わり学校に帰るといきなり外へ出てしまい、一瞬フラグメントが暴走したのかと思っていたが、リープした先はコモンの中心であり、フラグメントも無かった。ライムに「もしかして感情が無いの?」と言われた際、心の中がどうなっていたか期待していたが結果が得られず、「自分はがらんどうだ」と言う。しかし日菜子に「感情の無い人が『期待』なんてするの?」と励まされ、彼女自身も知らぬ内に喜んだり悲しんだりしていた事を実感した。しかしその翌日も、朝4時から昨日食べたパフェが忘れられず日菜子に電話を掛けて来るという常識外れな行動は取った。
サブイベントの数は全キャラの中で最も多く、特に他の仲間と会話をするイベントは一人も欠ける事無く用意されている。他の人との会話を通し、人の心を少々知る事が出来たようである。戦いが終わっても日菜子の足が治らないという事実を真っ先に日菜子に明かしたのも彼女である。なお、彼女のみサブストーリーの終盤にコモンに飛び込むミッションが無い。
真田 凛(さなだ りん)
声 - 伊藤はるか
日菜子のクラスメイトでテニス部所属。身長155㎝。体重53.5キロ。髪はポニーテール。中学時代に一緒だった先輩の男子に恋をしている。序盤に登場し、学校の屋上に居た日菜子らに恋愛相談をするが、告白しようとするもなかなか決意を固められずにいた。この事でフラグメントが暴走してしまい、日菜子らに助けられ、その後改めて日菜子らにアドバイスを貰い、思い切って想いを伝える事を決意。その後は積極的に先輩と関わっているという。非常に食い意地が張っておりカラオケなどでお菓子を大量に注文するなどする。
前述の食い意地の張る性格や、ぽっちゃり気味の体型から食べる専門なのかと思われていたが、実は料理をするのも得意。その実力を日菜子などに披露した際、文化祭でのテニス部の出し物も料理にしたらどうかと提案され、実際にテニス部の先輩に凛が相談したところ、本当に料理の店を出すということになった。しかし、部のみんなは何を出すかということは凛に任せっきりで、そのことに対する凛のイライラが爆発し、フラグメントが暴走した。その後、日菜子から「誰かが後押しすれば、みんなも動けるのではないか」とアドバイスを受けて、無事に部の出し物が決まった。
他の生徒とはシャツの色は同じだがデザインは異なっている。
菅本 しほり(すがもと しほり)
声 - 小松未可子
日菜子のクラスメイトで、茶髪のポニーテール。身長162㎝。体重47.5キロ。女性としての嗜みをいつも大切にしており、お洒落は欠かさない。いつも学校にはメイクをして来ており、常日頃から用品は持ち歩いている。この為男子生徒からモテているが、彼女にとっては皆ただの「友人」という感覚である。メイクをしていない女子生徒を見ると、お洒落を教えずには居られない。日菜子と有理は彼女のこの性格の為にお洒落を教えられた(しかしその後も日菜子はメイクはあまりしていない様子)。
日菜子に対しては特別な感情を持っており、下着の交換を迫るなど大胆である。一度日菜子の居ぬ間にこっそりと日菜子の下着を窃盗同然のごとく着た事が有ったが、すぐに日菜子に迫られ交換し直した。日菜子に対しこのような感情を持っていたのには理由が有り、自身が憧れているデザイナーにしぐさ等がそっくりであった為。実はそのデザイナーは日菜子のおばで、それを知った時には大いに喜んだ。
多谷 史緒(たや ふみお)
声 - 白城なお
日菜子の同級生で、特待科のピアニスト。身長150㎝。体重35キロ。ウェーブのかかった髪で片側は結んである。思考だだもれで思った事を包み隠さず口にしてしまう上、本人もその事に全く気付いていない。絶対音感を持っており、微妙な音や音楽に対する拘りも強い。スパルタ教育の結果、天才と呼ばれる腕を持つに至った。父親はIT企業のSEが専門職。
精神的に追い詰められる「デスマーチ」と「トリアージ」が好きで、一度実践して倒れた事が有った。その理由は、大きめの演奏会が控えており自分の求める完全な音に辿り着く為に徹夜で練習していた為であった。その翌日、日菜子の元へ来て「ピアノが上手くなった」という報告をするが、「保健室のピアノを弾いたら上手く弾けた」という明らかに可笑しな内容であった上、テンションが突如可笑しくなり心が暴走してしまう。暴走を止めた更に翌日に詳しく話を聞くと、上記のように「デスマーチ」を実践して倒れ、保健室に運ばれた際、そこでピアノを弾いた夢を見たのだという。祖母がおり、彼女にも叱られたが、有理にデスマーチを勧めるなど反省の色は見えていない。
鳴宮 圭(なりみや けい)
声 - 徳井青空
日菜子のクラスメートでバスケ部に所属している。身長168㎝。体重50キロ。メインの登場人物の中では2番目に身長が高い。クラス内でも困った人がいると放っておけないお節介焼きとして知られている。その一方少し抜けていることがあり、その言動などで周囲を驚かせたりしてしまうこともある。また、曲がったことや卑怯なことが嫌いで、スポーツなども正々堂々とやるのが好きである。
日菜子がクラスに溶け込めず昼休みに一人でいたところを心配し、共に弁当を食べるのに誘ったのが二人の出会いである。その後、日菜子と仲良くなることを試みるが、一度日菜子に拒否をされてしまう。しかし、その後半ば強引に日菜子を自身との水泳の勝負に誘う。結果は引き分けだったが、これが二人が仲良くなったきっかけでもある。
ある試合で同じバスケ部の先輩たちと上手くプレーをすることができず、改善するには先輩たちと自身とのチームワークをより深めればよいと考え、先輩たちとタメ口で話すことを試みる。しかし、先輩たちはそのタメ口が生意気だ、などと感じて、圭と衝突をしてしまう。それでも圭がタメ口で話すことを諦めなかった為、先輩たちに「今度の球技大会で私たちのチームに勝ったらタメ口で話しても良い」と勝負を持ちかけられて、圭はそれを引き受けた。圭はまずその大会に向けて自身のチームをつくるために同じバスケ部の部員などを誘うが、先輩たちが圭自身のチームをつくらせないようにバスケ部の部員などに根回ししていたため、誰もチームに入ろうとはしなかった。しかも、その状況を知らずに必死になって自身のチームに勧誘している圭の姿を、惨め、哀れだなどと物陰で嘲り笑っていた。日菜子はそのことを全て知っていたものの、圭には言わず、彼女からのチームへの勧誘を引き受けた。その後、梨佳もチームに加わり無事にチームのメンバーは揃ったが、他のバスケ部員から避けられている態度を変えられることはなく、「陰でコソコソやっていて正々堂々ではない」と怒りが爆発して、フラグメントが暴走してしまう。しかし、その後本番の球技大会では圭がほぼ自分の力のみで先輩のチームに圧勝。約束通り、タメ口が許されて一件落着となった。
西田 早苗(にしだ さなえ)[2]
声 - 千本木彩花
日菜子と同じ中学出身の少女。身長157㎝。体重48キロ。中学時代、日菜子と同じ中学校であったことから、高校でも気にかけてくれている(ただし同じクラスだった事は無く、日菜子は今回が初対面となる)。優しい心の持ち主で、日菜子に憧れをいだいている。物語の冒頭でユズやライムよりも早く直接的に登場し、日菜子と同じ学校に通えるのは嬉しいと喜んでいた(これには日菜子側も良い印象を受けたようで後に麻央の悪い考えに取り込まれた際にはこの時の台詞も浮かんだ)。しかし、早くも喜びの感情が暴走し、日菜子は久々の登校早々コモンに入る事になった。
意外にもラップが好きであり、日菜子とラップ対決をした事もある。料理部である為その腕も確かで、必要最低限の物しか食べない有理を厳しめに指摘するなどしている。

 メイン・サブストーリー共に、亜子同様オプションとして絡む事が多い。

蜷川 麻央(にながわ まお)
声 - 内山夕実
背の高い日菜子の同級生。身長170㎝。体重51キロ。メインの登場人物の中では最も背が高い。黄緑のショートヘアー。女子高生である傍ら、プロの女優としての一面も持ち、その演技力は抜群。優等生で心が広そうなふるまいをするが、その本心は卑劣で残忍で、他人をあの手この手でどん底に陥れて楽しむ冷酷さを持つ。彼女が本格的に登場する第8章までに起こった、千紘に窃盗の責任を押し付けた生徒の件や、梨佳らを失望させた盗難事件などは全て彼女が黒幕として絡んでいた。更に人魚姫の主役に決まった日菜子に対しても、原作とは全く違う台詞である事に加え足の怪我のトラウマを掻き毟るような脚本を書き、精神的に苦しめた。他の生徒らと異なり日菜子らを強制的に、無意識にコモンにループさせる能力を持ち、その時はコモンの中心に引き込む。又フラグメントの発生の仕方も他の生徒と違い、黒いオーラの出ている不気味なフラグメントである。それをいざ日菜子が固定化しようとすると、暗闇が大きく広がり日菜子を恐怖に陥れたりもした。しかし、その中に唯一光る物が見え、それが彼女の純粋な思いの部分に当たる。しかしそれに触れようとすると、又も無意識に日菜子らを現実に引き戻した。ユズとライムもこれは想定外であったようで困惑していた。更に原種が来た際は、指輪を嵌めていないにも関わらず動く事が出来、原種を攻撃も可能である(しかし原種の存在に気付いたのは第8章からであり、その前までは指輪無しで動ける程の力は無かったと思われる)。
彼女がこのような歪んだ性格になったのには理由が有る。彼女の両親は麻央に演劇活動をさせていたのだが、金に貪欲な夫婦であり、双方共に財産目当てに離婚をして麻央をその為だけに自分の元に誘おうとする非常に冷酷な性格である。娘の儲けの為に秘密を暴露したり、そのせいで親しかった友人らは誰も麻央に関わらなくなっていった。このような思いを過去に経験したのが原因で「人間は皆自分勝手」という考えを持つようになり、その人間を痛め付けようと周囲の仲間をどん底に陥れようとしていた。コモンの中に入った日菜子は、この悪い考えに引き込まれそうになり、苦く理不尽な思い出が蘇って来ていた。しかしその時、彼女の中の良い思い出が声として聞こえ、麻央の悪意を認めないと意思を強く持ち、かくして彼女のフラグメントを固定化出来た。
その後もなお日菜子を痛め付けようとしていたが、原種が襲来し、ライムから指輪を託された際に日菜子の暖かな記憶が流れ込み、これがきっかけで、言い方はきついものの迷っている日菜子を励ましたりするようになる等、周囲の仲間を陥れようとはしなくなった。心の何処かで日菜子を認めたのか、人魚姫の演劇の主役を当初の構想通り日菜子に譲った。他の仲間との馴れ合いは基本的にしないがフリスぺでのチャットやデートは可能。口では日菜子を「嫌い」と言うが、心を助けられて以降は完全に嫌ってはいないようである。
このような重要な役割を担うキャラである為か彼女中心のエピソード以前にもメイン・サブストーリー共に登場する事があり、その時は口調が穏やかで人当たりも優しい感じである。また制服の仕様が他の生徒らとは異なり、上着には星ノ宮高校のロゴが無く、スカートは黒字である。上記のような人生を歩んで来た影響か、他の生徒らと比べ目は坐っている。
三井 香織(みつい かおり)
声 - 清水彩香
日菜子のクラスメイト。身長164㎝。体重49キロ。金髪にウェーブのかかったロングヘアで、唯一素足のまま靴を履き、いつもカーディガンを着ている(カーディガンキャラを崩したくないという理由から)。梨佳とは中学の時から仲良しで当時は陸上部で共に活動していたが、高校では入っていない。その理由はいい結果が出るとも思えないからというもの。メインイベント完了後も陸上部には結局入らない。中学時代に憧れていたマキという先輩が窃盗を働いた(しかし元凶はマキ本人ではない)事でショックも受けた為尚更である。しかしその後もう一度彼女と梨佳に纏わるメインエピソードが有り、その時に梨佳が中学時代の香織の姿を語った事で、「陸上部復帰については考えておく」という趣旨の考えを口にした。陸上時代は梨佳よりも足が速く、下記の一件の際に彼女に引っ張られながら学校へ帰って来た時には自分より早くなった梨佳に対し、複雑な感情を抱く。フラグメントも暴走したがいつものように日菜子らに助けられた。更にこれがきっかけで、ユズとライムは自分達の真相を話す覚悟が出来た。
ゲームが大好きで、大抵はスマートフォンのゲームを遊んだり、日菜子ら友人をそれに誘ったりしている。周囲の人間は年齢・性別問わず親しい人達は皆友人という考えも持っており、子供に対しても優しい。その気さくさはネットオカマ(ネカマ)で女性だと思っていた人物が男性であっても意気投合し、共にファミレスに行こうとしていた程(途中で梨佳に強制送還させられるが)。その為友人の悪口を言われた際には激怒するなど、見た目の不良っぽさに似合わぬ正義感も持ち合わせている。
森川 更紗(もりかわ さらさ)[2]
声 - 加隈亜衣
中学時代に日菜子としのぎを削っていたバレエダンサー。身長154㎝。体重41.5キロ。赤色の髪。舞踏の天才であり、バレエはもちろん、ダンスなどのあらゆる踊りに秀でる天才。日菜子と良き親友であり良きライバル。バレエを踊るのは日菜子を常に目標としている。その為日菜子が足を怪我した際には目標となる人物が居なくなる事に悲しみと恐怖を覚えていた。彼女にとって日菜子はエトワール(一番星の意)であり、その為日菜子が足を怪我した際は、口には出さなかったがリハビリの本を沢山読んだり、常に日菜子を気に掛けて来た。
通常、一人がコモンにリープすると他の皆もリープするが、彼女がメインストーリーに於いて二度目の暴走をした際は日菜子が一人の状況の時にリープしても、その前に上述のように嘘を付いていた事をユズらから聞かされ心がユズらから離れかけていたからか、彼女らはリープして来なかった。
芳村 梨佳(よしむら りか)
声 - 茅野愛衣
日菜子のクラスメイト。身長156㎝。体重47キロ。陸上部に所属している。香織と大の仲良し。中学時代、上記のマキ先輩に憧れて香織と共に陸上を始めたが、高校に進学した現在は彼女一人のみ陸上を継続している。何をするにもとにかく普通の結果しか出せず、周囲から「普通」と言われるのを気にしている(ユズが違う意味で『普通』と言っても反応する程)。有理でさえ普通の女子の有り方を知る為に彼女と会話をした程である。香織には何とか陸上部に戻って欲しいが、なかなか戻ってはくれず戸惑っている。しかし物語終盤、香織がネカマに会い急いで連れ帰った出来事の際、「今の香織は見てられない」「走りたいのは香織を見ていれば分かる」と本音を口にした。それを機に香織側も陸上に戻る事を考えておくと発言した。
正式な登場は第6章からであるが、実は圭のサブイベントを進めて行くと正式登場前であるが登場する。

出典[編集]

外部リンク[編集]