BLAME!

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BLAME!
ジャンル SFアクション
漫画
作者 弐瓶勉
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 1997年3月号 - 2003年9月号
巻数 全10巻
全6巻(新装版)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

BLAME!』(ブラム!)は、講談社月刊アフタヌーン1997年3月号[1]から2003年9月号まで連載[2]された弐瓶勉のSFアクション漫画作品である。話数カウントは「LOG.○」。

連載前の1995年10月号に、短編作品の『BLAME』(ブラム、「!」が付いていない。)が掲載されている。

世界設定[編集]

時代も場所も明らかでない超未来。世界は高度に発達したネットワーク(ソフトウェア)と、それを支え、現実世界に反映する超構造体(ハードウェア)によって構成されている。テクノロジーの恩恵を受けて繁栄した人類であるが、災厄によりネットワークにアクセスする資格と能力(市民権と同義)を失ってしまう。支配者がいないAIは管理規定にのっとり資格を持たない人間を排斥し続ける。際限なく拡張を続けられた超構造体はその惑星系すら内部に取り込んでしまう。人々は繁栄の記憶を忘れ、管理システムの目を盗むようにして短い生を生きる。人類の黄昏の世界が舞台である。

ストーリー[編集]

果てしなく巨大な階層都市の中を、探索者の霧亥(キリイ)は何千フロアも放浪する。求めるものは「感染前」の「ネット端末遺伝子」。手にするのは全てを貫通する銃「重力子放射線射出装置」。

登場人物[編集]

主人公[編集]

霧亥 (Killy)
本作の主人公。ネット端末遺伝子を求めて、都市構造体の探索を続ける。小型の重力子放射線射出装置を武器とする。成人男性の容姿を持つが、入出力インターフェイスを身体に備えるなど、高度なサイボーグ化がなされている。人間をはるかに凌駕する身体能力を持ち、壁を貫通する勢いで叩きつけられたり、体中を光線で貫通されても意に介さない。また「レベル9」の攻撃によって身体の40%を喪失した際も、自己修復し再生した。物語の初期においては自らの「記憶」や「機能」の一部を失っていたが、セーフガードに微小構成体を注入されたことで一部機能(網膜上の表示の理解など)の回復に成功する。しかし、それを境に表情は消え、口数も極端に減ってしまった。作中、彼自身についての情報はほとんど明らかにされない。統治局によると、セーフガード設立以前のネットスフィア保安組織のエージェントであったらしい。そのためかセーフガードにも彼の情報は登録されている。珪素生物に対して利害を超えた憎しみを持っている。
シボ (Cibo)
生電社の主任科学者、ネット端末遺伝子合成実験の失敗の責任を問われ、生電社の地下に幽閉されていた。霧亥に助けられ、以後行動を共にする。彼女の人格はデータ化されており、作中で幾度と無く体を乗り換えている。科学者として強い知的好奇心を持つ。また良心や優しさも持ち合わせており、危機に陥った植民者たちを助けようと尽力したり、非人道的な装置を見て表情を歪める姿も見受けられる。
物語の終盤においてネットスフィアへ仮接続を試みていたダフィネルをハックした際、遺伝子情報の二重登録を行っていたことが原因で、ダフィネルが死に際にダウンロードしたセーフガードのレベル9ユニットデータが誤って自分にダウンロードされる。結果レベル9ユニットが自身を原料に不正作出され、シボとしての自我はほぼ消失してしまった。

セーフガード[編集]

サナカン (Sanakan)
女性型の上位セーフガード(レベル6)。重力子放射線射出装置を装備しており、強大な戦闘能力を誇る。初登場時は少女の姿に偽装して、集落の中に入り込んだ。戦闘時には成人女性の姿へと変貌する。シボに体を乗っ取られてからも、シボの隙を付いてサナカンの人格が表出することがあった。物語終盤において、統治局の代理構成体として基底現実へ派遣され、シボを守ることになる。セーフガードとしての彼女と、統治局の使者としての彼女が、同一の自我や個性を持つのかは作中では明らかにされなかった。
ドモチェフスキー (Dhomochevsky)
ダフィネルらの侵略を受けた都市区画を防衛するために作出された臨時セーフガード。通常のセーフガードとは異なり、ネット端末遺伝子を持たない人間も保護対象とする。サナカンのような個体と違い口数は多く、感情も豊かである。シボ、ひいては珪素生物であるプセルに対して何らかの「感情」を見せる。実弾銃を武器とする。
イコ (Iko)
ドモチェフスキーと同時期に作出された臨時セーフガード。ダフィネルらに造換塔を制圧されたことにより体の維持が出来なくなったためか、幽霊のような浮遊体となってドモチェフスキーを電子的にサポートしている。一人称は「僕」であるが、『ブラム学園!』にて女性であることが明らかになった。

珪素生物[編集]

イヴィ (IVY)
珪素生物の男性。メイヴと共に行動している。東亜重工に侵入し、住民の抹殺を目論む。ギミックを内蔵した剣のような形状の武器を持つ。
メイヴ (MAEVE)
珪素生物の女性。イヴィと共に行動している。東亜重工に侵入し、住民の抹殺を目論む。両手それ自体が武器になっている(左手:杭を射出、右手:黒い帯状のものを3つ発射)。後に後述の「新型」の体に乗り換える。
新型(シボによる呼称、正式名称不明)
世界線の異なる東亜重工の重力炉内で霧亥たちを襲った珪素生物と思しき個体。脳の構造や言語基体は珪素生物のものと同じようだが、体格が大きく(3倍から5倍)、独自の再生機能を持つなど、通常の珪素生物とは異なる点がある。元の世界線では瀕死の所をイヴィらに発掘され、下半身を失ったメイヴの移植先となる。
ダフィネ・ル・リンベガ (Davine lu linvega)
プセルらを率いる珪素生物のリーダー格。長身で異形の姿を持ち、高い情報処理能力を有する。非公式超構造体に侵入し、集積蔵を占拠、造換塔をも掌握する。セウの遺伝子を用いて、ネットスフィアの仮接続申請を行うが、その最中にシボにハッキングされる。『ブラム学園!』では女性の姿で現れた。
プセル (Pcell)
珪素生物の女性。ダフィネルの仲間。珪素生物は機能重視のサイボーグ化の影響が、アンバランスな外見として現れていることが多いが、彼女はほぼ人間のフォルムを保っている。華奢な外見に似合わず高い戦闘能力を持ち、積極的に前線に出てくることが多い。ドモチェフスキーにある種の好意を向けられていたが、彼女は意に介していないようである。
スチフ (Schiff)
全身フルサイボーグ化された珪素生物。ダフィネルの仲間。ドモチェフスキーの持つ銃の弾丸とほぼ同じ速度で移動、霧亥の銃撃をほぼ零距離から回避など、他の珪素生物とは桁違いの移動能力および回避能力を有す。両腕に仕込んだブレードでの近接戦闘を得意とするが、仕込んだブレードを飛ばすなど、必ずしも近接戦闘で挑んでくるとは限らない。
ブロン (Blon)
変形機能がある珪素生物。ダフィネルの仲間。左手は銃になっており、ドモチェフスキーのものと同程度の口径の弾丸を連射する。

東亜重工[編集]

メンサーブ
東亜重工第8空洞の管理AI。女性のトルソの様な体を持つ。第8空洞の住民の安全を第一に考え行動し、イヴィら珪素生物の侵攻から人間を守っている。珪素生物に汚染されてからはAIとしての機能に不全を来しており、一個人であるセウに固執する。そのため他の空洞の管理AIとは対立している。
セウ
メンサーブの護衛を担う成人男性。甲冑に身を包み、長剣で戦うその姿はあたかも騎士のようである。メンサーブに忠実に従う。東亜重工内部に侵入した珪素生物の排除を試みる。度重なる負傷の治療の副作用により、自我が退行しつつあった。

登場する用語[編集]

都市
本作の舞台となる巨大な構造物。軌道外から資材である金属ペーストの供給を受け、建設者によって際限なく拡張と補修が続けられている。建設者の暴走が始まった「災厄」の日以来3000年が経過しており、都市の最上部は既に月を飲み込んでいる。内部はどこも地上と同様の重力が一定方向に働いているが、一部に重力の向きが異なったり無重力になっている箇所も存在する。
超構造体 (mega structure)
都市の内部を幾重もの階層に隔てるプレートのこと。非常に堅牢な構造を持ち、重力子放射線射出装置でのみ破壊できる。階層間を連絡する通路や出入り口等はないため、階層に住むものはこの超構造体によって各々の階層に閉じ込められている。ハードウェアの中にフィラメント状の情報処理システムを内蔵しており、ネットスフィアを実現する基盤となっている。統治局やセーフガードは超構造体の機能を利用して、基底現実の任意の場所に構成体を「ダウンロード」させることができる。
基底現実
仮想空間と対比し、現実世界はこのように呼ばれている。作中では都市空間そのものを指すことが多い。都市自体は超構造体によって区切られた階層が無数に集結していることで構成されている。超構造体を通じて、仮想空間の事象を基底現実へと反映させることができる。
珪素生物
体が珪素基系で再構成された、人間とは異なる種族である。本来の容姿は人間とさほど変わらないが、多くはより戦闘、生存に適した異形の形態にサイボーグ化されている。強固な身体構造を持ち、並の武器では傷をつける事すらできない。人間からネット端末遺伝子を奪うことでネットのカオスを広めることが種の意思であり、霧亥や統治局とは敵対関係にある。彼ら自身もネット端末遺伝子を持たないため、セーフガードの排除対象となっている。いわゆるウイルス的な立ち位置。
NOiSE』では、この世界に珪素生物が生まれた経緯について触れられている。それによると、珪素生物とはセーフガードから流出した技術と、ネットのカオスを利用して、人間とは異なる生物へと「殉教」したカルト教団の末裔である。
ネット端末遺伝子
ネットスフィアに正規アクセスするのに必要な遺伝子。かなり昔に「感染」されて変異しており、現在の人類からは喪われている。統治局の見解によれば、正常なネット端末遺伝子が入手できれば、都市を覆うカオス状態を変えることができる。
ネットスフィア
実世界と同じか、それ以上に拡大したネットワークを基盤とする社会。アクセスするにはネット端末遺伝子が必要となるが、統治局によると現在、正規にアクセスしてくる人間は一人もいない。不正にアクセスしようとすると即刻セーフガードによって排除される。ただし、ネット端末遺伝子がなくとも人間であれば条件付きで仮接続申請を行うことができる。
建設者
建物の増改築や修復を自動で行う建設機械。ネットスフィアの機能が失われたため、無作為に都市を増築し続けている。通常、個性や意識は無い。統治局の見解によれば、制御を失った建設者の暴走が都市を覆うカオス状態の主要な原因となっている。
統治局
ネットスフィアの支配レベルだが、状況をコントロールできていない。端末遺伝子を持った人間がネットに正規アクセスしてくることを待ち望んでいる。霧亥らをサポートするため基底現実に代理構成体を派遣することもあるが、すぐにセーフガードに異物とみなされるため、干渉力は限定的。いわゆるOS的な立ち位置。額のシンボルは三本の縦棒の左右に横棒が交わったもの。「+|+」と表記されることがある。
セーフガード
正規の端末遺伝子を持たない人間が、どんな手段であれネットスフィアに接続しようとすると自動的に発動する防衛システム。またネットスフィアに接続せずとも、端末遺伝子を持たない人間を違法居住者として排除することがある。統治局からその機能は完全に独立しており、その活動に干渉を受けることは無い。いわゆるアンチウイルスソフト的な機能を持つ。額のシンボルは縦棒の左右に横棒を配した「-|-」。
NOiSE』において、かつてはネットスフィア加入者の権利保護、及び非加入者の積極的な排除のために設立された団体であったことが明らかとなる。『BLAME!』の時代においてネットに正規に接続できる人間はほとんど存在しないため、彼らにとって全ての人間が排除の対象となっている。また『NOiSE』に登場した神官によれば、ネットスフィアの技術が使用されていない攻撃はセーフガードに対して無効であり、人間にとって珪素生物と並ぶ脅威となっている。
駆除系
セーフガードの活動の一つとして、ネットへの不正アクセスを実力で排除する人型ロボット。マネキン人形の手足や首が長くなったような見た目をしている。
重力子放射線射出装置
霧亥の携える拳銃。「直撃すれば耐えられる物のない」武器であり、エネルギーか「」のようなものを射出する[3]。東亜重工にある重力炉の本体(重力子でできた羽根車)に対して、唯一この銃だけが干渉できる可能性を持つ[4]。引き金を引くと同時に長距離を直線的に消失させ、次の瞬間には消失した場所が大爆発する。威力を調節すれば、射出後に爆発は発生しない。プセルの計測によれば、通常状態の射出で超構造体を70㎞貫通している。セーフガードから第一種臨界不測兵器に分類されており、これを装備する上位セーフガードもいる。また、使用者が耐え切れないほどの反動や爆破を伴う超長距離射出を可能にする「禁圧解除」(または「非通常射出」・「LIMIT OFF」・「LIMIT CANCEL」など)[5]と呼ばれる強化形態に変形できる。霧亥の非通常射出は、巨大なセーフガード「大嚢王」からの非通常射出を、大嚢王ごと一撃で消し飛ばすほどの威力を発揮する。
生電社
生体と電脳に関する研究を行っている会社。乾人(からど)と呼ばれる原住民の臓器移植を含め、様々な業務を行う。労働者を搾取しているらしい。代表者は頭取と呼ばれる。
東亜重工
巨大な重工業会社。空間転移装置を持ち、建物自体の移動が出来る。13の空洞を持ち、各々に管理AIが存在する。もとはネットスフィアとネット端末遺伝子を開発した企業の一つだったらしいが、霧亥が活動する時代では遺跡的存在となった。ネットスフィアとは完全に独立・不干渉の契約条項を結んでおり、セーフガードなどからの物理的・電子的な干渉を受け付けていなかったが、後にその契約は東亜重工全体を統括する中央AIから一方的に破棄された。
本作終了後に連載を開始した『BIOMEGA』や『シドニアの騎士』にも名前が登場している。
代理構成体
「ソフトウェア」である統治局やセーフガードが、基底現実に干渉する際に用いる身体。超構造体に内蔵された機構により、任意の場所に形成して操ることができる。初めて基底現実でキリイたちの前に出現した際は、早口で発音するあまり可聴域を超えて発話していた。若干の戦闘もできる模様。
造換塔
超構造体の構成要素。ネットスフィアからの指示に従い、付近に存在する物質を元素変換して、セーフガードや駆除系の構成体を構築する。この現象を劇中では「ダウンロード」と表現している。セーフガードはこの機構を用いて、物量を生かした掃討作戦を実行することが多い。ドモチェフスキーらが苦戦した原因として、ダフィネルが侵略にあたり、この設備をハッキングしてセーフガードの補給線を絶ったことが大きい。

単行本[編集]

講談社発行。

2015年4月からは新装版(B5判)が随時刊行中[6]

雑誌掲載[編集]

講談社月刊アフタヌーンにて連載、シリーズ読み切り、再連載という形で掲載された。

  • LOG-1 - LOG-7 1997年3月号から1997年9月号まで連載
  • LOG-8 - LOG-11 1998年4月号から1998年12月号の間シリーズ読み切り[7]として掲載
  • LOG-12 - FINAL-LOG 1999年2月号から2003年9月号まで連載

LOG-◯とは第◯話と同じ

短編作品『BLAME』[編集]

BLAME!と基本的に同一の世界設定を持つ。この作品では珪素生物の元祖と思われる生体へのジャックインが描かれている。霧亥が警視庁捜査1課の刑事として登場する。所有している銃の形状はBLAME!に登場している物と異なるがその能力は類似している。

この短編は1995年夏の四季賞に応募されたもので審査員特別賞を受賞しており、単行本『NOiSE』に収録されている。

NSE - NetSphere Engineer -[編集]

2004年12月16日発売の別冊モーニング第四号に掲載された、44ページ(内カラー4ページ)の短編。単行本『ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集』に収録。

BLAME!世界に関する無数の用語説明が盛り込まれ、その中で「統治局」は「OS」、「セーフガード」は「ウィルスチェッカー」と例えられている。

最終ページには「ネットスフィアエンジニア第1話/おわり」とあるが、それ以降続編は発表されていない。

ストーリー
霧亥の働きにより統治局とセーフガードがその活動を停止してから千年後、超構造体に区切られた階層の一つでは文明が発展しかけていた。そんな階層の集落の一つに駆除系が現れ、生きた造換塔が発見される。駆除系発見の報を聴きやってきたという男が言う、「俺は解体屋だ」。

ブラム学園! シリーズ[編集]

弐瓶勉本人による『BLAME!』のキャラクターたちを登場させた、ギャグ調のセルフパロディ漫画。月刊アフタヌーンにおいて2004年5月号より不定期掲載された「もう一つの『BLAME!』の続編」。単行本『ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集』に収録。

「学校は戦場だ。」のキャッチフレーズの元、果てしなく続く階層校舎を舞台に、制服を着た霧亥やシボ、セーフガードや珪素生物たちの学園生活が描かれる。

毎回、霧亥ら男性キャラクターが女性キャラクターのエッチな姿を目撃し、女性から制裁を受けるというお約束で幕を閉じる。

ブラム学園![編集]

16ページ、オールカラーの短編。

ブラム学園! 〜京都奈良相合い傘〜[編集]

2007年10月号に掲載。都市構造体内に存在する古都が、非常に精緻に描かれた。

ブラム学園! 〜桜咲く塔の下で〜[編集]

ブラム学園第3話として2008年5月号に掲載。同4月号では『(萌)ブラム学園』と予告された。今までの弐瓶勉の画風とは打って変わった、「萌」を追求したキャラクター造形が描かれた。

BLAME!2[編集]

正式表記は『BLAME!2』。副題は『ブラム!2 第八系子体プセルの都市構造体脱出記』。

『BLAME!』の正式な続編としてMANDALA 2008 Vol.02に掲載されたオールカラーの短編。単行本『ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集』に収録。

ストーリー
珪素生物の末裔であるプセルは、都市構造体を脱出するため、厄災〈霧亥〉の痕跡を辿って長い旅をしていた。人間によって故郷を滅ぼされた彼女は、ついに、都市構造体の〈果て〉に辿り着く。

アニメ版[編集]

これまで何度か短編アニメ化されている。いずれもゆくゆくは劇場アニメ化を想定してのパイロット版的側面があったが、実現していなかった。

2015年、正式な劇場アニメ化が決定。(それに至る経緯は下記の「BLAME! 端末遺構都市」を参照)2017年の公開を予定している。

BLAME!Ver.0.11[編集]

元は劇場アニメ化に先駆け、同一のスタッフ制作でWEB配信という形で公開された。しかし、いつの間にか映画化の話は立ち消えになった。WEB配信された物はDVDリリース(2003年発売)がされている。

キャスト(0.11)[編集]

  • シボ:相沢あすか
  • クローン、珪素、統治局:新川龍典

スタッフ(0.11)[編集]

  • 原作 - 弐瓶勉
  • 監督 - 井之川慎太郎
  • 脚本 - 関島眞頼(劇場アニメ版のスタッフとして公開されていたが、WEBアニメ版ではクレジットされていない。)
  • キャラクターデザイン - 渡辺明夫(1話・2話)、長野伸明(3話 - 6話)
  • ビジュアルディレクター:鉄羅紀明
  • 色彩設計:斎藤裕子
  • デジタル撮影ディレクター(1話・2話) → 撮影監督(3話 - 6話) - 松山正彦
  • アビッド編集 - 岡祐司
  • 音楽 - 小野川浩幸(1話・2話、4話 - 6話)、KIYOSHI(BORN'S)(3話)
  • 音楽プロデューサー - 大川正義
  • 音響 - 森本信
  • アニメーション制作デスク - 大西力
  • エクゼティブ・プロデューサー - 牧野純
  • プロデューサー - 中村和樹
  • アニメーションプロデューサー - 川人憲治郎
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - e-RECORDS

プロローグ・オブ・BLAME![編集]

3DCGショートムービーを収録したDVDが発売しており、長編映画の制作も予定していた。監督は渡辺誠之。制作はProduction I.Gジーニーズアニメーションスタジオ。外苑前オフィス(2008年8月設立)で制作が予定されていた。

BLAME! 端末遺構都市[編集]

弐瓶の別作『シドニアの騎士』のテレビアニメ第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』第8話「再会」において、『BLAME! 端末遺構都市』と題したショートアニメ(約40秒[8])が作中の劇中映画という形で放送された(放送時間については、シドニアの騎士#放送局を参照)。『シドニア』同様、3DCGで描画されている。

キャスト(端末遺構都市)[編集]

スタッフ(端末遺構都市)[編集]

  • 原作 - 弐瓶勉(講談社『アフタヌーン』所蔵)
  • 監督 / 脚本 - 瀬下寛之
  • エグゼクティブプロデューサー - 中西豪、松下卓也、守屋秀樹
  • プロデューサー - 山崎慶彦、斎藤秀幸、秋田穣
  • 企画協力 - 宍倉立哉、鈴木直之
  • キャラクターデザイナー - 中村郁美
  • コンセプトアーティスト - 川田英治
  • グラフィックデザイナー - 桑原竜也
  • 造形監督 - 片塰満則
  • CGスーパーバイザー - 多家正樹
  • 色彩設計 - 野地弘納
  • レイアウト / アニメーション - 元田康弘
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • 音楽 - 高橋哲也
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • アニメーション制作 - ポリゴン・ピクチュアズ
  • 製作 - 東亜重工動画制作局

2017年劇場アニメ[編集]

2015年11月、『シドニア』のアニメサイトほかにてアニメ化が発表。翌2016年7月、メインスタッフ公開。(概ね前述した『端末遺構都市』と同様の体制)メインキャスト・日本での詳細な上映時期などは今後随時発表予定。

スタッフ(2017)[編集]

  • 原作・総監修 - 弐瓶勉(講談社『アフタヌーン』所載)
  • 監督 - 瀬下寛之
  • 副監督・CGスーパーバイザー - 吉平直弘
  • キャラクターデザイナー - 森山佑樹
  • 脚本 - 村井さだゆき
  • 美術監督 - 滝口比呂志
  • ディレクター・オブ・フォトグラフィー - 片塰満則
  • アニメーション制作 - ポリゴン・ピクチュアズ
  • 製作 - 東亜重工動画制作局

脚注[編集]

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  1. ^ 単行本第1巻奥付には「'97年のアフタヌーン1月号から」とあるが実際は1997年3月号から連載は開始された
  2. ^ 詳細は雑誌掲載を参照
  3. ^ 弐瓶勉 『弐瓶勉画集:BLAME! and so on』 講談社2003年、82頁。ISBN 9784063645286
  4. ^ 『弐瓶勉画集:BLAME! and so on』、84頁。
  5. ^ 『BLAME!』 4巻、52頁。
  6. ^ シドニアの騎士 担当編集 - 2015年2月28日
  7. ^ LOG-8を4月号、LOG-9(前編)を7月号、LOG-9(後編)を8月号、LOG-10・LOG-11を12月号
  8. ^ 制作段階では、もう少し長めに作られており、『シドニア』のBDに映像特典としてロングバージョンも収録予定。

外部リンク[編集]