BIRTプロジェクト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
BIRT プロジェクト
Eclipse BIRT Report Designer.png
Eclipse BIRT Report Designer
最新版 4.3.2 / 2014年2月28日
プログラミング言語 Java
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 Multilingual
種別 エンタープライズレポーティング / ビジネスインテリジェンス
ライセンス Eclipse Public License
公式サイト http://www.eclipse.org/birt
テンプレートを表示

BIRT (Business Intelligence & Reporting Tools) プロジェクトは、レポーティング機能とビジネスインテリジェンス機能をアプリケーション(特にJavaJava EEに基づいたリッチクライアントアプリケーションウェブアプリケーション)へ提供するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトのこと。 BIRTはEclipseファウンデーションソフトウェアベンダー及びオープンソースコミュニティからなる独立した非営利コンソーシアム)内のトップ・レベル・ソフトウェアプロジェクトの一つ。 プロジェクトの明確なゴールは、デスクトップアプリケーションエンタープライズ規模のレポーティングから多次元のオンライン分析処理(OLAP)に至る広範囲なレポーティングニーズに応えること。[1]

開始当初、このプロジェクトは、開発者が容易にレポートを開発しアプリケーションへの組込みを行える機能の提供にフォーカスしていた。 このプロジェクトは、BIRT Exchangeのユーザで構成されるコミュニティまたはEclipse.orgのBIRTプロジェクトページにおける開発者によってサポートされている。 BIRTには主に2つのコンポーネントがある。ひとつは、BIRTレポートを作成するためのEclipse IDEに組み込まれたビジュアルなレポートデザイナ。もうひとつは、あらゆるJava環境にデプロイすることができるレポートを生成するランタイム コンポーネントである。

BIRTプロジェクトには、チャートエンジンも含まれている。チャートエンジンは、レポートデザイナに完全に組み込まれており、チャートをアプリケーションに組み込むためにスタンドアローンで使用することもできる。 BIRTレポートデザインは、XML形式で保存され、SQLデータベースJavaScriptでの記述テキストファイル、XML、WebサービスPOJOExcelファイルHadoop Hiveといった多くの異なるデータソースにアクセスできる。

歴史[編集]

BIRTプロジェクトは、アクチュエイト社Eclipse Foundationに2004年8月24日、ストラテジックデベロッパーとして加入した際、同社によって初めて提案かつスポンサーされた[2]。プロジェクトは速やかに承認され、2004年10月6日にEclipseコミュニティー内のトップ・レベル・プロジェクトとなった[3]。プロジェクトのコントリビューターコミュニティーには、Innovent Solutions社IBM社、InetSoft社が名を連ねている。

初期のコードベースは、2004年初頭にアクチュエイト社によって設計と開発が開始され、プロジェクトが承認を得た段階でEclipse Foundationへ寄贈された。

バージョン[編集]

Eclipse BIRT Project Released Versions
Version Release Date Description
1.0 Preview 2005/03/01 EclipseCon 2005プレビュー版(Eclipse Report Designer、Report Engine、Chart Engine)。
1.0 2005/06/06 初版(BIRT Report Designer、BIRT Report Engine、BIRT Chart Engine)。
1.0.1 2005/7 Eclipse 3.1サポート、BIRT Report Designer RCP版。 詳細はBIRT 1.0.1 注目すべき新機能を参照のこと。
2.0 2006/01/23 メジャーリリース、詳細はBIRT 2.0 注目すべき新機能を参照のこと。
2.0.1 2006/02/22 メンテナンスリリース。
2.1 2006/06/28 メジャーリリース。Eclipse Callisto 連動リリースの一部。 詳細はBIRT 2.1 注目すべき新機能を参照のこと。
2.0.2 2006/08/04 メンテナンスリリース。
2.1.1 2006/09/26 メンテナンスリリース。
2.1.2 2007/02/27 メンテナンスリリース。
2.1.3 2007/07/05 メンテナンスリリース。
2.2 2007/06/28 メジャーリリース。Eclipse Europa 連動リリースの一部。 詳細はBIRT 2.2 注目すべき新機能を参照のこと。
2.2.1 2007/10/02 メンテナンスリリース。
2.2.1.1 2007/11/01 メンテナンスリリース。
2.2.2 2008/2/27 メンテナンスリリース。
2.3 2008/6/25 メジャーリリース。Eclipse Ganymede 連動リリースの一部。 詳細はBIRT 2.3 注目すべき新機能を参照のこと。
2.3.1 2008/9/24 BIRT 2.3サービスリリース1。
2.3.2 2009/2/25 BIRT 2.3サービスリリース2。
2.5 2009/6/24 メジャーリリース。Eclipse Galileo 連動リリースの一部。詳細はBIRT 2.5 注目すべき新機能を参照のこと。
2.5.1 2009/9/26 BIRT 2.5サービスリリース1。
2.5.2 2010/2/28 BIRT 2.5サービスリリース2。
2.6 2010/6/23 メジャーリリース。Eclipse Helios 連動リリースの一部。詳細はBIRT 2.6 注目すべき新機能を参照のこと。
2.6.1 2010/9/24 BIRT 2.6サービスリリース1。
2.6.2 2011/2/25 BIRT 2.6サービスリリース2。
3.7 2011/6/22 メジャーリリース。Eclipse Indigo 連動リリースの一部。詳細はBIRT 3.7 注目すべき新機能を参照のこと。
3.7.1 2011/9/24 BIRT 3.7サービスリリース1。
3.7.2 2012/2/24 BIRT 3.7サービスリリース2。
4.2 2012/6/27 メジャーリリース。Eclipse Juno 連動リリースの一部。詳細はBIRT 4.2 注目すべき新機能を参照のこと。
4.2.1 2012/9/28 BIRT 4.2サービスリリース1。
4.2.2 2013/2/22 BIRT 4.2サービスリリース2。
4.3 2013/6/26 メジャーリリース。Eclipse Kepler 連動リリースの一部。詳細はBIRT 4.3 注目すべき新機能を参照のこと。
4.3.1 2013/9/27 メンテナンスリリース。
4.3.2 2014/2/28 メンテナンスリリース。

脚注[編集]

  1. ^ BIRT Project Description and Scope”. 2007年5月27日閲覧。
  2. ^ Actuate Joins Eclipse Foundation as Strategic Developer and Board Member”. Press Release. Eclipse Foundation (2004年8月24日). 2007年5月27日閲覧。
  3. ^ Eclipse Foundation and Actuate Announce Approval of Business Intelligence and Reporting Tools Project”. Press Release. Eclipse Foundation (2004年10月6日). 2007年5月27日閲覧。

外部リンク[編集]