地域連携ICカード

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地域連携ICカード(ちいきれんけいアイシーカード)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズJR東日本メカトロニクスの三者が2018年に構想を発表し、2021年3月から導入が開始された、JR東日本の交通系ICカード・Suicaと各地域の交通系ICカード機能を1枚にまとめた「2in1カード」である[PR 1]

概要[編集]

それまで地域交通事業者が交通系ICカード全国相互利用サービスに対応させるには、既存の全国相互利用サービス対応ICカード(いわゆる「10カード」)を導入するか、独自のICカードを導入の上で「10カード」とシステムを接続するしか方法がなかったが、導入費用や運用面(独自サービスの改廃の必要など)で導入が進まなかったという状況があった。これに対応するため、カード自体に「地域交通カード」の機能とSuicaの機能を両存させ、地域交通事業者内では定期券機能や独自ポイントの付与を行いつつ、Suicaとしてのフル機能を備え、全国相互利用サービスへの対応ならびに付帯サービス(新幹線eチケットタッチでGo!新幹線JR東海スマートEXなど)への対応を可能としたものである[PR 1]。JR東日本にとっては、複数の地域交通事業者でサーバーを共同利用することなどで地域交通事業者の投資額を抑えながらSuica機能を導入できるようにし、カード読み取り機の販売や決済手数料で収益を上げる狙いもあるとされている[1]

2021年3月に栃木県宇都宮市を中心とした地域で「totra」、岩手県交通のエリアで「Iwate Green Pass」としてそれぞれ導入が開始されており、その後もJR東日本エリアの各地で導入が進められている[PR 2]

地域連携ICカードの裏面の右下には「E」で始まる17桁の英数字(地域交通カードとしてのID番号)と「JE」で始まる17桁の英数字(SuicaのID番号)の2つの番号が記載されている。

また、JR東海JR西日本が提供しているスマートEXや、JR東日本のタッチでGo!新幹線も利用できる。

totra[編集]

totra
通称 トトラ
使用エリア 栃木県
導入 2021年3月21日
規格
運用 関東自動車(totra運営協議会事務局)
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ あり
乗り放題機能 高齢者専用定期券「おでさぽ70」
取扱事業者
販売場所
  • バス営業所
  • 定期券窓口
ウェブサイト https://www.ic-totra.jp/

totra(トトラ)は、関東自動車が発行し[PR 3]、同社とジェイアールバス関東宇都宮支店西那須野支店)が導入し、宇都宮ライトレールで導入が予定されている地域連携ICカード。

総合的(英語: total)に輸送(英語: transportation)をつなぐICカードの意味を込めて命名された[PR 4]

種類・定期券 (totra)[編集]

totraとしては以下の種類がある。

totraカード(無記名式)
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式totra
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するtotraで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用totraと、totraエリア内で割引運賃を適用する障がい者用totraがある。
totra定期券
記名式totraにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
totra券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • エリア定期券:特定のエリア内(地帯制運賃区間など)が利用可能な定期券
  • 乗継定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 2区間定期券:中間での鉄道利用を念頭に置いた、離れた2区間の定期券
おでさぽ70
70歳以上限定で発行される高齢者専用定期券で、関東自動車及びジェイアールバス関東が運行する栃木県内の一般路線バス全路線が利用可能。

なお、totraにはSuica定期券(新幹線専用のSuicaFREX・FREXパル定期券及びSuica連絡定期券を含む)を1枚にまとめることが出来る。totra定期券と1枚にまとめる場合は、先にtotra定期券を発行してからJRの窓口・券売機でSuica定期券を発行する必要がある。

totraの導入に際し、宇都宮地区で運用していた従来のバスカードサービスを2021年1月に終了し、乗降方法を「前乗り前降り」から「後乗り前降り」へ機器更新が終わった車両から順次変更、移行期間は現金、定期券に加えて「paypay」での支払いを採用した。

ポイントサービス (totra)[編集]

以下の独自ポイントサービスが実施されている。記名式totraの場合はJRE POINTへの登録も可能。

交通ポイント
ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の2%相当を付与する(定期券区間内の利用、及び不足額を現金で支払った場合はポイントが付与されない)。
貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。
ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。
福祉ポイント
宇都宮市の独自事業で、満70歳以上の宇都宮市民に年1回10,000ポイントを、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた宇都宮市民に(1,000×利用月数)のポイントを付与する。記名式totraの購入が必要で、事前に宇都宮市の窓口での申請が必要。
福祉ポイントは交通ポイントと同様に下車時の運賃充当が行われる。
ポイントの有効期間は、付与年度の3月31日まで。

Iwate Green Pass[編集]

Iwate Green Pass
通称 イワテグリーンパス
使用エリア 岩手県
導入 2021年3月27日
規格
運用 岩手県交通
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • バス営業所(雫石・松園・都南・矢巾)
  • 盛岡駅前バス案内所・プラザおでってバス案内所
  • 松園バスターミナル
  • 岩手県交通本社
ウェブサイト http://www.iwatekenkotsu.co.jp/iccard.html

Iwate Green Pass(イワテグリーンパス)は岩手県交通が発行し、盛岡都市圏で導入している地域連携ICカード。

雫石営業所[注 1]松園営業所管内の路線[注 1][2]矢巾営業所管内の路線の内「Big Green」で運行する便[注 2]、花巻空港リムジンバス、盛岡都心循環バス「でんでんむし」、高速バス「アーバン号」「ヨーデル号[3]で利用可能[PR 5]

高速バスを除く上記の対象路線ではIwate Green Passの導入に際し、従来のバスカードのサービスを終了している[注 3]

種類 (Iwate Green Pass)[編集]

Iwate Green Passとしては以下の種類がある。定期券については Iwate Green Passでの発行が見送られている。

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録する Iwate Green Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用がある。障がい者用は発行が見送られている。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、記名式カードを取扱うバス営業所(雫石・松園・都南・矢巾)、岩手県交通本社とJR東日本の「みどりの窓口」で受け付ける。

ポイントサービス (Iwate Green Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、一般路線バスと「ヨーデル号」(「ヨーデル号」は「Iwate Green Pass」で岩手県交通運行便を利用した場合に限る)においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(「アーバン号」は2022年4月1日以降はポイントが付与されない)。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

iGUCA[編集]

iGUCA
通称 イグカ
使用エリア 岩手県
導入 2022年2月19日
規格
運用 岩手県北自動車
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 岩手県北自動車の営業所・支所(盛岡・盛岡南・八幡平・沼宮内・宮古・山田・一戸・伊保内・久慈)
  • 岩手県北自動車盛岡駅前案内所・おでって案内所・宮古駅前案内所
  • ジェイアールバス東北二戸支店
ウェブサイト   http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/21698/

iGUCA(イグカ)は、岩手県北自動車が発行し、同社とジェイアールバス東北盛岡支店二戸支店[PR 6][PR 7]が導入している地域連携ICカード。

2021年6月の公式発表で、ICカード名称は「IGUCA」(全て大文字)、カードデザインやロゴマークは「iGUCA」(先頭のみ小文字)としていたが[PR 8]、2022年1月の公式発表において、ICカード名称もカードデザインやロゴマークと同様「iGUCA」(先頭のみ小文字)とすることを正式発表した[PR 9]

2022年2月19日から岩手県北自動車の一般路線バス、106急行バス、「久慈こはく号」、「八盛号」、「みちのく号」、「アーバン号」、「ヨーデル号」、「あすなろ号」とジェイアールバス東北が運行する早坂高原線白樺号スワロー号に導入[PR 6][PR 7][PR 9][PR 10][注 4]。「八盛号」は八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社の「ハチカ」と相互利用となる。

iGUCA導入に伴い、従来のバスカードの発売は2022年1月31日に終了し、従来のバスカードの利用は同年7月31日までとなる[PR 11]

種類・定期券 (iGUCA)[編集]

iGUCAとしては以下の種類がある。

無記名式iGUCA
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式iGUCA
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するiGUCAで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用iGUCAと、iGUCAエリア内で割引運賃を適用する障がい者用iGUCAがある。
iGUCAを利用して60分以内に岩手県北自動車の路線を乗り継いだ場合、乗継先のバスの運賃が割引となる。
iGUCA定期券
記名式iGUCAにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
iGUCA券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
ジェイアールバス東北が運行する早坂高原線、白樺号、スワロー号用のiGUCA定期券は、盛岡駅前案内所、久慈営業所、ジェイアールバス東北二戸支店のみで発売する[PR 7]
ジェイアールバス東北二戸支店における岩手県北自動車用iGUCA定期券の発売は、当面は伊保内営業所~二戸駅前と伊保内営業所~県立二戸病院の各路線に限り発売する。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • 2区間定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 平日定期券:平日のみ利用可能の定期券
  • もりだい300Pass:盛岡バスセンター~盛岡駅前間の各停留所と盛岡大学間を割引運賃で乗車できる定期回数券。有効期限は1か月。
iGUCA定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。

ポイントサービス (iGUCA)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、岩手県北自動車の一般路線、106急行バス、「久慈こはく号」、「みちのく号」、「ヨーデル号」(「みちのく号」と「ヨーデル号」は「iGUCA」で岩手県北自動車運行便を利用した場合に限る)、早坂高原線、白樺号においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(定期券や定期回数券での利用並びに「久慈こはく号」「みちのく号」「ヨーデル号」以外の高速バス・スワロー号ではポイントが付与されない)。交通ポイントは両社で相互利用可能である[PR 12]。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。従来のバスカードからポイント移行することも可能[PR 11]。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

ハチカ[編集]

ハチカ
通称 HACHICA
使用エリア 青森県岩手県軽米町洋野町
導入 2022年2月26日
規格
運用 八戸市
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/hachica/

ハチカは、八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社が導入している地域連携ICカード[4]

2022年(令和4年)2月26日から八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社に導入[注 5][PR 8][5]

八戸市交通部と南部バスの一般路線バス、南部バスが運行している「八盛号」で利用可能[6]。「八盛号」に関しては岩手県北バスの「iGUCA」と相互利用となる。

ハチカのサービス開始に伴い、八戸市交通部と南部バスが発売していた回数券やフリー乗車券の発売は2022年2月25日に終了し、回数券の有効期限は2023年3月31日までとなる。

種類・定期券 (ハチカ)[編集]

ハチカとしては以下の種類がある。

無記名式ハチカ
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式ハチカ
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するハチカで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用ハチカ、満12歳の中学生〜満22歳を対象とした青春ハチカ、ハチカエリア内で割引運賃を適用する障がい者用ハチカがある。
ハチカ定期券
記名式ハチカにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
ハチカ券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
通常の区間指定の定期券の他にも、八戸市営バス・南部バスの両事業者で共通利用可能な複数事業者共通定期券がある。
ハチカ定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「休日100円サービス」が利用できる。
ハチカ定期券にはエリア定期券も発売されている。
  • 高齢者バス特別乗車証(はつらつバス共通券)
  • 障がい者バス特別乗車証(ほほえみバス共通券)
  • 南部町内エリア定期
  • 五戸町内エリア定期
  • 三戸町内エリア定期
  • 田子町町内エリア定期
IC共通一日乗車券
八戸市営バス・南部バス共通で使えるフリー乗車券。八戸市内乗り放題タイプと八戸圏域乗り放題タイプの2種類がある。購入方法は乗車時にカード読み取り機にハチカ・Suica・PASMOをタッチし、降車時にIC共通一日乗車券の購入を申し出て、購入後に運賃箱のカード読み取り機にハチカ・Suica・PASMOをタッチしする。次回の乗車からIC共通一日乗車券での利用が可能となる。
ハチカ定期券を利用している場合は利用できない。また、TOICAICOCAなどハチカ・Suica・PASMO以外のカードを利用している場合で、IC共通一日乗車券を利用する場合はハチカを購入する事になる。

ポイントサービス (ハチカ)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(青春ハチカは12%相当)を付与する(「八盛号」利用の場合はポイントは付与されない)。はつらつバス共通券並びにほほえみバス共通券を利用した場合は、南部バスを利用して八戸市外で乗車または降車する場合に発生する市外での乗車区間分運賃を、ハチカにチャージした電子マネーで支払った場合に限り交通ポイントが付与される。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

AOPASS[編集]

AOPASS
通称 アオパス
使用エリア 青森県
導入 2022年3月5日
規格
運用 青森市企業局交通部
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 青森市営バスの営業所(東部・西部)・青森駅前発売所・NTT青森支店前発売所
  • サンロード青森1階総合サービスカウンター
  • あおもり観光情報センター(新青森駅2階)
  • バス車内・市内のコンビニエンスストア
ウェブサイト   https://www.city.aomori.aomori.jp/koutsu/iccard-aopass/index.html

AOPASS(アオパス)は、青森圏域で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月5日から青森市営バス青森市市バス八洲交通青森観光バス弘南バスに運行委託)、「ねぶたん号」(青森観光バスに運行委託)、同年3月12日から、「Suica」など交通系ICカードを導入済のジェイアールバス東北青森支店管内の「青森空港線」と「横内線」のみ導入[注 6][7][PR 13][8]

種類・定期券(AOPASS)[編集]

AOPASSとしては以下の種類がある。

無記名式AOPASS
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式AOPASS
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するAOPASSで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用AOPASS、学生を対象とした学生用AOPASS、エリア内で割引運賃を適用する障がい者用AOPASSがある。
AOPASS定期券
記名式AOPASSにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
通学定期に加えて、「学期」単位で発売の学期定期も存在する。
AOPASS券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
通常の定期券の他に、青森公立大学発着の場合のみJRバス東北との共通定期券を発売する。
AOPASS定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「エコ100サービス」が利用できる。
AOPASS定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
IC1日・2日乗車券
青森市営バス・青森市市バス・ねぶたん号で使えるフリー乗車券。市営バス・市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプ、市営バス・市バス乗り放題タイプとねぶたん号乗り放題の3種類がある。
市営バス・市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、休日のみ利用可能。
市営バス・市バス乗り放題タイプは、1日間用のみの設定があり、休日のみ利用可能。
ねぶたん号乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、平日・休日とも利用可能。ねぶたん号乗り放題タイプに限り、ICカード乗車券の他に、紙タイプの乗り放題乗車券も発売する。
購入方法は乗車時にカード読み取り機にAOPASS・Suica・PASMOをタッチし、降車時に乗り放題乗車券の購入を申し出て、購入後に運賃箱のカード読み取り機にAOPASS・Suica・PASMOをタッチしする。次回の乗車からIC乗り放題乗車券での利用が可能となる。
AOPASS定期券を利用している場合は利用できない。また、TOICAICOCAなどAOPASS・Suica・PASMO以外のカードを利用している場合で、IC乗り放題乗車券を利用する場合はAOPASSを購入する事になる。
  • IC一日乗車券発売開始に伴い、従来のカード式・紙式の一日乗車券は、2022年3月4日をもって、発売終了した[注 7]

ポイントサービス (AOPASS)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(学生用AOPASSは20%相当)を付与する。通常のポイントに加え、当月中の利用運賃に応じてボーナスポイントが貯まる。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

Shuhoku Orange Pass[編集]

Shuhoku Orange Pass(しゅうほくオレンジパス)は、秋北バスで導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から「みちのく号」に導入し、順次高速バス路線に導入[PR 14][PR 15][9]

nolbé[編集]

nolbé(ノルベ)は、群馬県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から上信電鉄群馬中央バス日本中央バス、日本中央交通群馬バス矢島タクシー永井運輸に導入した[PR 16][PR 17]

関越交通も群馬県のバス事業者であるが、2020年4月にPASMOを一部路線に導入しているため、nolbéの導入事業者とはなっていない。

上信電鉄は、nolbé導入直後の2022年4月1日より、バス事業を上信観光バスへ譲渡した[PR 18][PR 19]ため、現在は上信電鉄に代わり上信観光バスがnolbéの導入事業者となっている。

※太字は群馬県共通バスカード「ぐんネット」加盟バス会社。

AkiCA[編集]

AkiCA(アキカ)は、秋田圏域で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月26日から、秋田市が主導し秋田中央交通の秋田市内線及び秋田市マイタウン・バス(秋田中央トランスポート高尾ハイヤーキングタクシーに運行委託)に導入[PR 20][PR 21]

Towada SkyBlue Pass[編集]

Towada SkyBlue Pass(トワダスカイブルーパス)は、十和田観光電鉄で導入している地域連携ICカード[10]

カード発売開始に先立ち、2022年(令和4年)3月5日からIC乗車サービスを開始した。「十和田市~七戸~(みちのく)~青森線」および「十和田市~七戸~野辺地~まかど温泉線」が対象[PR 22]。カード名称は事前に公式発表されず、発行開始日の2022年4月29日に「Towada SkyBlue Pass」と公式発表され、同社の地域連携ICカードとして発行開始した[PR 23][10]

cherica[編集]

cherica(チェリカ)は、山形県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。山交バス発行分は「yamako cherica」(ヤマコウ チェリカ)、庄内交通発行分は「shoko cherica」(ショウコウ チェリカ)となる[PR 24]

2022年(令和4年)5月14日から山交バス庄内交通山形市コミュニティバス「べにちゃんバス」(山交バスに運行委託)、米沢市民バス村正運輸辻自動車、山交バスに運行委託)、山形空港シャトル(山交ハイヤーが運行)に導入[PR 25][PR 24]


脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ a b 但し、滝沢営業所など他営業所が担当している便は、「Iwate Green Pass」は利用できない。
  2. ^ 但し、「Big Green」が運行されているイオンモール盛岡南線・南インター経由川久保線・北高田線・岩手医大線では、ディーゼルバス(いすゞ・キュービックいすゞ・エルガなど)で運行する便や紫波営業所が担当している便では「Iwate Green Pass」は利用できない。
  3. ^ 但し松園営業所管内では、サービス開始から当分は交通系ICカードのみの車両と、磁気カードのみの車両が混在する形となる。
  4. ^ 但し、JRバス東北二戸支店管内で、かつ一部区間が岩手県北自動車の路線と並行する二戸市内線、小鳥谷線、軽米線、一戸線、葛巻町100円バスではICカード自体が利用できない。「あすなろ号」は岩手県北自動車担当便のみ利用可能。
  5. ^ 但し、両事業者と並行し、3事業者間との回数券による共通乗車制度に参加している十和田観光電鉄バスは、ICカードは利用できない予定。また、2022年3月5日から十和田観光電鉄が一部路線において交通系ICカードが利用可能となったが、同社が八戸市内に乗り入れる十和田~八戸線および八戸~三沢空港間連絡バスでは利用不可。これに伴う、回数券の共通乗車制度の今後の動向については発表されていない。
  6. ^ 但し、青森市営バス・青森市市バス・ねぷたん号と平行する他社路線(弘南バス青森線)は、2022年5月の時点で「AOPASS」は利用できない。また、2021年3月27日から、JRバス東北青森支店管内の一般路線で「Suica」など交通系ICカードが利用可能となり、「AOPASS」導入後は相互利用が可能となったほか、2022年3月12日から「青森空港線」と「横内線」のみ「AOPASS」に対応。十和田観光電鉄バス青森線については「AOPASS」サービス開始の2022年3月5日に交通系ICカードを導入し「AOPASS」でも利用可能となったが、十和田観光電鉄では独自の地域連携ICカード「Towada SkyBlue Pass」を2022年4月29日に導入したため、「AOPASS」の定期券・交通ポイントは対象外となる。
  7. ^ なお、学校単位で申し込み・購入する「校外学習用フリールート券」は発売を継続する。

出典[編集]

  1. ^ “スイカ利用を地方で伸ばせ JR東、バス会社やマイナと連携も 定期券減収補う”. 日本経済新聞. (2021年2月10日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68990340Z00C21A2TJ1000/ 2021年3月25日閲覧。 
  2. ^ 松園営業所管内路線への地域連携 IC カード「Iwate Green Pass」サービス拡大について”. www.iwatekenkotsu.co.jp. 2021年12月14日閲覧。
  3. ^ 高速バス 盛岡仙台線(アーバン号)および盛岡弘前線(ヨーデル号) 地域連携 IC カード「Iwate Green Pass」のサービス開始について”. www.iwatekenkotsu.co.jp. 2021年11月10日閲覧。
  4. ^ 八戸圏域地域連携カード ハチカ - 八戸公共交通ポータルサイト
  5. ^ “使って「ハチカ」来月デビュー 地域連携ICカード、バス便利に”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社). (2022年1月21日). オリジナルの2022年1月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220122101048/https://nordot.app/857229923672997888 2022年1月22日閲覧。 
  6. ^ 高速乗合バス南部バス
  7. ^ “青森市交通ICカード、愛称「AOPASS」”. 東奥日報. (2021年4月24日). オリジナルの2021年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210424133708/https://www.toonippo.co.jp/articles/-/507790 2021年4月24日閲覧。 
  8. ^ アオパス・ポイント 来月から相互利用/JRバス、一部路線で - dmenuニュース(2022年2月19日12時37分配信・配信元:東奥日報)
  9. ^ “高速バスでICカード利用開始 支払いスムーズに、秋北バス”. 秋田魁新報. (2022年3月12日). https://www.sakigake.jp/news/article/20220312AK0033/ 2022年5月15日閲覧。 
  10. ^ a b “十鉄ICカード運用開始 バス乗降、より便利に”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社). (2022年4月30日). https://www.daily-tohoku.news/archives/106939 2022年4月30日閲覧。 

一次資料または記事主題の関係者による情報源[編集]

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外部リンク[編集]