agraph

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agraph
出生名 牛尾 憲輔
生誕 (1983-03-01) 1983年3月1日(34歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京工科大学
ジャンル エレクトロニカ
テクノ
職業 電子音楽家
作曲家
活動期間 2003年 -
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
共同作業者 電気グルーヴ石野卓球
LAMA
クラムボン ミト(2ANIMEny DJs等)
公式サイト agraph - kensuke ushio official site

agraph(アグラフ)は、牛尾憲輔(うしお けんすけ、1983年3月1日 - )によるソロユニットである。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。

agraph名義での活動のほか、電気グルーヴのサポートメンバーや、バンドLAMAのメンバー、また牛尾憲輔名義での劇伴制作なども手掛けている。それらについても本項で記述する。

来歴[編集]

音楽教室の家に生まれ、幼稚園の頃からピアノを習う。中学ではピアノと並行して、ヤマハEOS-B900にて打ち込みを始めた[1]

大学では、音楽と現代芸術を専攻。そこでPro Toolsに触れ、在学中よりPro Toolsのオペレーターとして活動する[1]2003年、20歳の頃、渋谷WOMB」にて石野卓球がホストを務めるテクノイベント「STERNE」に行った際、偶然バーにいた本人に直接話しかける。ファンであることや、Pro Toolsのオペレーターであること、音楽業界に入りたいことなどを話した所、石野がちょうどスタッフを欲していたためタイミングが合い、その1ヶ月後より音源制作にスタッフとして迎え入れられる[1]

その後石野個人の制作サポートのほか、電気グルーヴDISCO TWINSRYUKYUDISKOらのテクニカル・エンジニアとして音源制作のキャリアを積む[2]

ソロアーティストとしては、2007年、石野卓球が主宰するレーベル『platik』からリリースされたコンピレーションアルバム『Gathering Traxx Vol.1』にkensuke ushio名義の初の楽曲『colours』が収録される[3]

2008年12月3日、ファーストアルバム『a day, phases』がki/oon recordよりリリース。2010年11月3日には、セカンドアルバム『equal』がリリースされた。同年行われたUnderworldの来日公演では、オープニングアクトに抜擢される[4]

2011年、元SUPERCAR中村弘二(iLL)、フルカワミキ、元ナンバーガール田渕ひさ子とともに新バンド『LAMA』を始動[5]2012年以降は、電気グルーヴのライブメンバーとして、ステージ上でのサポートも行っている[2]2014年には、湯浅政明監督作『ピンポン THE ANIMATION』にて音楽を担当[6]

2016年2月3日、3rdアルバム『the shader』が発売[7]。同年9月公開の山田尚子監督作『映画 聲の形』では、自身初となる映画作品の劇伴を手がけた[8]

人物・特徴[編集]

  • 『agraph』名前の由来は『グラフィック』という文字をユニット名に入れたく石野卓球と川辺ヒロシに相談したところ「グラフィックじゃなくてグラフって言い方にすれば、頭でっかちのグラフととれる」、という話からagraph(アグラフ)となったという。アグラフとはピアノの部品の弦押さえという意味もある[9]
  • テクノをジャンルとしているが四つ打ちを使用した楽曲はほとんどなくレイ・ハラカミのようなエレクトロニカに近い。
  • アニメ好きでもあり、同趣味のクラムボンのミトとは、アニメオタクDJユニット2ANIMEny DJsとしても活動[10]。特に好きなアニメに『銀河英雄伝説』『新世紀エヴァンゲリオン』『少女革命ウテナ』『ココロ図書館』などを挙げている[11]

主な使用機材 ・ ソフトウェア[編集]

Cubase 6[12]
スタインバーグ社製 デジタル・オーディオ・ワークステーション
ThinkPad T520[12]
レノボ社製 ノートブック型パーソナルコンピュータ

ディスコグラフィー[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲
1st 2008年12月3日 a day, phases KSCL-1330
2nd 2010年11月3日 equal KSCL-1649
3rd 2016年2月3日 the shader BRC-497

参加作品、リミックスワーク[編集]

リリース日 曲名 アーティスト 収録された作品
2007年7月27日 Colours Kensuke ushio a.k.a. agraph Gathering Traxx Vol.1
2009年2月25日 マイストーリー (variation by agraph) PUFFY 日和姫
2009年8月7日 Sabbath -agraph remix- Mirai Sabbath - Single
2009年9月2日 drive (agraph Remix) 環ROY × NEWDEAL the klash
2010年8月18日 Roulette (agraph REMIX) TETSUYA LOOKING FOR LIGHT
2011年5月18日 10(1+2+3+4) agraph Remix NYANTORA White EP
2011年8月31日 DEAR FUTURE (kensuke ushio agraph Remix) COALTAR OF THE DEEPERS DEAR FUTURE
2014年12月17日 eye 木村カエラ MIETA

劇伴作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c agraph (1/3) - 音楽ナタリー Power Push音楽ナタリー2016年8月15日閲覧
  2. ^ a b 今秋公開アニメーション映画「聲の形」音楽に牛尾憲輔が参加PONYCANYON NEWS 2016年8月15日閲覧
  3. ^ agraph (2/3) - 音楽ナタリー Power Push”. 音楽ナタリー. 2016年8月15日閲覧。
  4. ^ UNDERWORLD東京公演オープニングアクトにagraph抜擢”. 音楽ナタリー. 2016年8月15日閲覧。
  5. ^ 中村弘二、フルカワミキ、田渕ひさ子、agraphの新バンド=LAMAが始動”. TOWER RECORDS ONLINE. 2016年8月15日閲覧。
  6. ^ agraph牛尾憲輔、アニメ「ピンポン」の劇伴手がける”. 音楽ナタリー. 2016年8月15日閲覧。
  7. ^ agraphの6年ぶり新アルバムは『the shader』、トレーラー映像公開”. CINRA.NET. 2016年8月15日閲覧。
  8. ^ 牛尾憲輔、京アニ手がける「映画『聲の形』」音楽を担当”. 音楽ナタリー. 2016年8月15日閲覧。
  9. ^ 名前の由来について、ナタリーagraphスペシャルコンテンツ 3ページ、2008年12月2日。
  10. ^ ミト×agraphアニヲタDJユニット、今度は関西に殴り込み”. 音楽ナタリー. 2016年8月15日閲覧。
  11. ^ 「水島監督とは"肉"仲間だったんです!」好評放送中の『UN-GO』でEDテーマを手がけているLAMAの牛尾憲輔さんにインタビュー!”. アニメイトタイムズ. 2016年8月15日閲覧。
  12. ^ a b サウンド&レコーディング・マガジン 2012年12月号 インタビュー記事より

外部リンク[編集]