A (ジェスロ・タルのアルバム)

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A
ジェスロ・タルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック、エレクトロニック・ロック
時間
レーベル クリサリス・レコード
プロデュース イアン・アンダーソン、ロビン・ブラック
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 9位(ノルウェー[1]
  • 10位(オーストリア[2]
  • 21位(ドイツ[3]
  • 25位(イギリス[4]
  • 30位(アメリカ[5]
  • ジェスロ・タル アルバム 年表
    ストームウォッチ〜北海油田の謎
    (1979年)
    A
    (1980年)
    ザ・ブロードスウォード・アンド・ザ・ビースト
    (1982年)
    テンプレートを表示

    A』は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドジェスロ・タル1980年に発表した13作目のスタジオ・アルバム。当初はバンドの中心人物であるイアン・アンダーソンのソロ・プロジェクトとして計画されていたが、最終的にはジェスロ・タル名義の作品としてリリースされた[6]

    解説[編集]

    イアン・アンダーソンは、エディ・ジョブソン(元カーヴド・エアロキシー・ミュージックフランク・ザッパ・バンド〜UK)、デイヴ・ペグ(フェアポート・コンヴェンション)、ジョブソンの友人であったマーク・クレイニーと共にソロ・アルバムの制作に入り、ジェスロ・タルの正式メンバーであるマーティン・バレにも一部の曲に参加してもらおうと考えるが、最終的にはバレも全曲のレコーディングに参加した[7]。アンダーソンは本作でエレクトリック・サウンドを重視しており[7]、ジェスロ・タルのアルバムとしては初めて、アンダーソンがアコースティック・ギターを全く弾いていない作品となった[6]

    ジェスロ・タルの所属レーベルであるクリサリス・レコードの判断により、本作はアンダーソンのソロ名義ではなくバンド名義で発売された。そして、前作『ストームウォッチ〜北海油田の謎』(1979年)までジェスロ・タルのメンバーだったジョン・エヴァン、デヴィッド・パーマー、バリモア・バーロウの3人は正式にバンドを脱退するが、パーマーは後に、短期間復帰している。

    ジョブソンは最初から短期間のゲストという意図で参加しており[7]、本作の裏ジャケットでは「スペシャル・ゲスト」としてクレジットされた。そして、本作に伴うツアーを最後にジョブソンとクレイニーはジェスロ・タルを離れる。一方、ペグは1995年までフェアポート・コンヴェンションと並行してジェスロ・タルのメンバーとしても活動した[8]

    収録曲[編集]

    全曲ともイアン・アンダーソン作。9.はインストゥルメンタル

    1. 十字砲火 "Crossfire" – 3:54
    2. ファイリングデイル・フライヤー "Fylingdale Flyer" – 4:33
    3. ワーキング・ジョン、ワーキング・ジョー "Working John, Working Joe" – 5:02
    4. ブラック・サンデー "Black Sunday" – 6:36
    5. プロテクト・アンド・サヴァイヴ "Protect and Survive" – 3:34
    6. バッテリーがない! "Batteries Not Included" – 3:50
    7. ユニフォーム "Uniform" – 3:32
    8. 四輪駆動(ロー・レシオ) "4.W.D (Low Ratio)" – 3:40
    9. パイン・マーチンのジグ "The Pine Marten's Jig" – 3:25
    10. アンド・ファーザー・オン "And Further On" – 4:21

    参加ミュージシャン[編集]

    脚注[編集]

    [ヘルプ]
    1. ^ norwegiancharts.com - Jethro Tull - A
    2. ^ Jethro Tull - A - austriancharts.at
    3. ^ charts.de - 2014年6月22日閲覧
    4. ^ ChartArchive - Jethro Tull - A
    5. ^ A - Jethro Tull : Awards”. AllMusic. 2014年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
    6. ^ a b A - Jethro Tull : AllMusic - Review by Bruce Eder
    7. ^ a b c 日本盤リマスターCD(TOCP-67679)ライナーノーツ(イアン・アンダーソン、2003年/訳:池田聡子)
    8. ^ Dave Pegg : AllMusic - Biography by Craig Harris