AFC U-19選手権2014

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AFC U-19選手権2014
2014 AFC U-19 ချန်ပီယံရှစ်
大会概要
開催国 ミャンマーの旗 ミャンマー
日程 2014年10月9日 - 10月23日
チーム数 16 (1連盟)
開催地数(2都市)
大会結果
優勝  カタール (1回目)
準優勝  北朝鮮
3位  ミャンマー
 ウズベキスタン
大会統計
試合数 31試合
ゴール数 92点
(1試合平均 2.97点)
総入場者数 233,739人
(1試合平均 7,540人)
得点王 カタールの旗 アハマド・アッ=サアディー
朝鮮民主主義人民共和国の旗 チョ・グァンミョン
ウズベキスタンの旗 ザビヒッロ・ウリンボエフ(5点)
最優秀選手 カタールの旗 アハマド・モイーン
 < 20122016

AFC U-19選手権2014: 2014 AFC U-19 Championship)は、2014年ミャンマーで開催された第38回目のAFC U-19選手権である[1]10月9日から10月23日にかけて開催され、上位4ヶ国には2015 FIFA U-20ワールドカップの出場権が与えられ、ミャンマー、北朝鮮、ウズベキスタン、カタールが2015 FIFA U-20ワールドカップの出場権を獲得した。カタールが大会初優勝を果たした。

競技場[編集]

都市名 競技場 収容人数
ヤンゴン トゥウンナ・ユーストレーニングセンター・スタジアム 32,000
ネピドー ウンナ・テイディ・スタジアム 30,000

予選[編集]

予選の組み合わせ抽選は2013年4月26日にマレーシアクアラルンプールで行われた。[2]

本大会出場国[編集]

組み合わせ抽選[編集]

組み合わせ抽選は2014年4月24日にミャンマーヤンゴンで行われた。[3]

ポット1
(開催国およびシード)
ポット2 ポット3 ポット4

 ミャンマー
 韓国
 イラク
 ウズベキスタン

 オーストラリア
 日本
 イラン
 北朝鮮

 アラブ首長国連邦
 タイ
 中華人民共和国
 カタール

 インドネシア
 オマーン
 ベトナム
 イエメン

選手[編集]

この大会の出場資格を有するのは1995年1月1日以降に生まれた選手である。各チームは最大で23名の選手を登録できる(そのうち3名はゴールキーパーでなければならない)。[4]

グループステージ[編集]

グループリーグの組み合わせは以下の通りとなった[5]

日時はすべて現地時間(UTC+6:30)。

グループA[編集]

国名 勝点 試合 得点 失点
  タイ 6 3 2 0 1 5 6 -1
  ミャンマー 4 3 1 1 1 3 2 +1
  イエメン 4 3 1 1 1 3 3 0
  イラン 3 3 1 0 2 3 3 0

イラン  1 - 2  タイ
アミール・モハンマド・マズルーム 15分にゴール 15分 レポート タナシット・シリパラ 65分にゴール 65分
チェンロップ・サンファオディ 65分にゴール 65分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 2,850
主審: カタールの旗 アブドゥルラフマン・アブドゥ

ミャンマー  0 - 0  イエメン
レポート
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 13,142
主審: 日本の旗 佐藤隆治

イエメン  1 - 0  イラン
アッ=サルーリー 6分にゴール 6分 レポート
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 24,568
主審: マレーシアの旗 モフド・アミルル・イズワン・ビン・ヤーコブ

タイ  0 - 3  ミャンマー
レポート ニェイン・チャン・アウン 13分にゴール 13分, 18分にゴール 18分
アウン・トゥ 42分にゴール 42分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 24,568
主審: バーレーンの旗 ナワフ・シュクララ


タイ  3 - 2  イエメン
パティパン ピンセルムスートスリ 40分にゴール 40分, 85分にゴール 85分,88分にゴール 88分 レポート ハーリド・フセイン・マフディー 1分にゴール 1分
ゲハード・ムハンマド・アハマド 64分にゴール 64分
ウンナ・テイディ・スタジアムネピドー
観客数: 600
主審: オーストラリアの旗 ストレブレ・デロフスキ

グループB[編集]

国名 勝点 試合 得点 失点
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 5 3 1 2 0 7 4 +3
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 5 3 1 2 0 6 4 +2
オーストラリアの旗 オーストラリア 5 3 1 2 0 3 2 +1
 インドネシア 0 3 0 0 3 2 8 -6






UAE アラブ首長国連邦の旗 4 - 1  インドネシア
ムハンマド・アル=アクベリ11分にゴール 11分
アハマド・アル=ハーシミー 22分にゴール 22分
サイード・ジャーシム 50分にゴール 50分
ラビーア 79分にゴール 79分
レポート ムハマド・ディマス・ドラジャッド 52分にゴール 52分

グループC[編集]

国名 勝点 試合 得点 失点
日本の旗 日本 6 3 2 0 1 6 4 +2
中華人民共和国の旗 中国 5 3 1 2 0 3 2 +1
大韓民国の旗 韓国 4 3 1 1 1 7 2 +5
 ベトナム 1 3 0 1 2 2 10 -8

韓国 大韓民国の旗 6 - 0  ベトナム
イ・ジョンビン 45分にゴール 45分
キム・ゴンヒ 55分にゴール 55分90+1分
シム・ジェヒョク 60分にゴール 60分
黄喜燦 66分にゴール 66分 (PK)
白昇浩 77分にゴール 77分
レポート
ウンナ・テイディ・スタジアムネピドー
観客数: 300
主審: アラブ首長国連邦の旗 モハメド・アブドラ・ハッサン・モハメド

日本 日本の旗 1 - 2 中華人民共和国の旗 中国
南野拓実 16分にゴール 16分 レポート 韋世豪 1分にゴール 1分 (PK)77分
ウンナ・テイディ・スタジアムネピドー
観客数: 250
主審: オーストラリアの旗 ストレブレ・デロフスキ




中国 中華人民共和国の旗 1 - 1  ベトナム
唐詩 88分にゴール 88分 レポート ホアン・タイン・トゥン 20分にゴール 20分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 19,784
主審: マレーシアの旗 モフド・アミルル・イズワン・ビン・ヤーコブ

グループD[編集]

国名 勝点 試合 得点 失点
 カタール 7 3 2 1 0 6 2 +4
朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 4 3 1 1 1 4 5 -1
 イラク 4 3 1 1 1 8 3 +5
 オマーン 1 3 0 1 2 1 9 -8


朝鮮民主主義人民共和国 朝鮮民主主義人民共和国の旗 1 - 3  カタール
チョ・グァンミョン 5分にゴール 5分 レポート アッ=サアディー 74分にゴール 74分 (PK)
アリー 79分にゴール 79分
アフィーフ 86分にゴール 86分 (PK)
ウンナ・テイディ・スタジアムネピドー
観客数: 300
主審: オーストラリアの旗 クリストファー・ビース


カタール  1 - 1  イラク
アッ=サアディー 51分にゴール 51分 レポート ラサン 39分にゴール 39分 (PK)
ウンナ・テイディ・スタジアムネピドー
観客数: 400
主審: シンガポールの旗 ムハンマド・ターキー・アル=ジャアファリー・ビン・ジャハリ


カタール  2 - 0  オマーン
アッ=サアディー 58分にゴール 58分 (PK)65分 レポート
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
主審: 日本の旗 山本雄大

ノックアウトステージ[編集]

 
準々決勝準決勝決勝
 
          
 
10月17日 - ヤンゴン
 
 
 タイ1
 
10月20日 - ヤンゴン
 
 ウズベキスタン2
 
 ウズベキスタン0
 
10月17日 - ネピドー
 
 北朝鮮5
 
 日本1 (4)
 
10月23日 - ヤンゴン
 
 北朝鮮 (p)1 (5)
 
 北朝鮮0
 
10月17日 - ヤンゴン
 
 カタール1
 
 アラブ首長国連邦0
 
10月20日 - ヤンゴン
 
 ミャンマー1
 
 ミャンマー2
 
10月17日 - ネピドー
 
 カタール3
 
 カタール4
 
 
 中華人民共和国2
 

準々決勝[編集]

UAE アラブ首長国連邦の旗0 - 1 ミャンマー
レポート タン・パイン 53分にゴール 53分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 29,000
主審: 日本の旗 佐藤隆治

日本 1 - 1 (延長) 北朝鮮
南野拓実 83分にゴール 83分 (PK) レポート キム・グクチョル 36分にゴール 36分
PK戦
望月嶺臣 成功
坂井大将 成功
井手口陽介 成功
中谷進之介 成功
南野拓実 ミス
4 - 5 カン・ナムグォン 成功
リ・ウンチョル 成功
ミン・ヒョソン 成功
ジョン・グムドン 成功
ジョ・ソルソン 成功

タイ 1 - 2 ウズベキスタン
チェンロップ・サンファオディ48分にゴール 48分 レポート ザビヒッロ・ウリンボエフ 6分にゴール 6分, 20分にゴール 20分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
観客数: 29,000

準決勝[編集]

ウズベキスタン 0 - 5 北朝鮮
レポート チョ・グァンミョン 5分にゴール 5分39分63分
金有成 70分にゴール 70分
ソ・ジョンヒョク 73分にゴール 73分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
主審: アラブ首長国連邦の旗 モハメド・アブドラ・ハッサン・モハメド

ミャンマー 2 - 3 (延長) カタール
アウン・トゥ 62分にゴール 62分
ニェイン・チャン・アウン 64分にゴール 64分
レポート アリー 45+1分にゴール 45+1分
アフィーフ 75分にゴール 75分
セリニュ・アブドゥ92分にゴール 92分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン
主審: マレーシアの旗 モフド・アミルル・イズワン・ビン・ヤーコブ

決勝[編集]

北朝鮮 0 - 1 カタール
レポート アフィーフ 52分にゴール 52分
ユーストレーニングセンター、ヤンゴン

優勝国[編集]

 AFC U-19選手権2014優勝国 

カタール
初優勝

表彰[編集]

大会最優秀選手 大会得点王 フェアプレー賞
カタールの旗 アハマド・モイーン[6] カタールの旗 アハマド・アッ=サアディー
朝鮮民主主義人民共和国の旗 チョ・グァンミョン
ウズベキスタンの旗 ザビヒッロ・ウリンボエフ(5得点)
 北朝鮮

2015 FIFA U-20ワールドカップ出場国[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Myanmar, Thailand to host age-group competitions”. アジアサッカー連盟 (2013年4月25日). 2013年10月13日閲覧。
  2. ^ U-19 qualifications' draw held”. AFC (2013年4月26日). 2017年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月4日閲覧。
  3. ^ Tough draw for defending champions”. www.the-afc.com. The Asian Football Confederation (2014年4月24日). 2017年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月9日閲覧。
  4. ^ AFC U19 Championship 2014 Regulations” (PDF). 2014年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月4日閲覧。
  5. ^ AFC U-19選手権組み合わせ - 2014年4月24日AFC公式HP(2014年6月7日閲覧)
  6. ^ QATARI DUO BAG U-19 INDIVIDUAL ACCOLADES-2014年10月24日AFC

外部リンク[編集]