AFCチャンピオンズリーグ2020 グループリーグ

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AFCチャンピオンズリーグ2020 グループリーグ(AFC Champions League 2020 group stage) は、2020年2月10日から5月6日まで開催される予定[1]AFCチャンピオンズリーグ2020のグループステージである。予選プレーオフを勝ち抜いた8チームと、直接本戦出場権を獲得した24チームの計32チームで行われる。各グループを勝ち抜いた16チームが決勝トーナメントへ進出する[2]

第3節の一部の試合が消化された時点で新型コロナウイルス (COVID-19) 感染症による影響により日程が全て中断され[3]、日程とレギュレーションが大幅に変更された[4]

抽選[編集]

抽選は2019年12月10日にマレーシアクアラルンプールにあるAFCハウスにて行われた[5]。4チームずつ8つのグループ(西アジア地区:A-D、東アジア地区:E-H)に振り分けられた。同じ協会から進出するチームが同じグループにならないように抽選された。

具体的な振り分け方法は以下の通りであった[6]

  • 西アジア地区は、複数チームが参加することが決まっている4協会(アラブ首長国連邦サウジアラビアカタールイラン)にポジションを割り当て、2協会について抽選が行われた。
    • ストレートインが3チームいるアラブ首長国連邦はA1・B2・C3のポジションに入ることが決まっており、4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ1」勝者がD4に割り当てられた。
    • 同じくサウジアラビアはB1・C2・D3のポジションに入ることが決まっており、4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ2」勝者がA4に割り当てられた。
    • ストレートインが2チームいるカタールはC1・D2のポジションが割り当てられ、3・4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ3」および「プレーオフ4」勝者がA3及びB4に割り当てられた。
    • 同じくイランはD1及びC4のポジションが割り当てられた(イランもカタールと同じプレーオフ3及び4に割り当てられている)。
    • 残ったB3とA2のポジションにウズベキスタンとイラクのストレートインのチームを割り当てた。
  • 東アジア地区は、3チーム以上が参加することが決まっている2協会(韓国中国)の順序を決め、次に、この2協会と2チーム以上が参加することが決まっている2協会(日本オーストラリア)を加えた4協会についてポジションを割り当て、2協会について抽選が行われた。
    • まずストレートインが3チームいる韓国と中国の抽選を行い、先に決まった協会にE1・F2・G3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ1」勝者(韓国)または「プレーオフ2」勝者(中国)のいずれかをH4に割り当てた。一方、後に決まった協会にはF1・G2・H3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ1」または「プレーオフ2」勝者のいずれかをE4に割り当てた(実際には中国が先に決まってE1・F2・G3が割り当てられ、プレーオフ2勝者がH4に割り当てられた)。
    • ストレートインが2チームいる日本は、G1・H2のポジションが割り当てられ、3・4チーム目が進出する可能性がある「プレーオフ3」及び「プレーオフ4」勝者は、最初の抽選で韓国が選ばれた場合はF4・E3に、中国が選ばれた場合はE4・F3に割り当てた。
    • 同じくオーストラリアは、最初の抽選で韓国が選ばれた場合またはプレーオフ4勝者がE3に割り当てられた場合はH1・F3に、最初の抽選で中国が選ばれた場合またはプレーオフ3勝者がE3に割り当てられた場合はH1・E2のポジションが割り当てられた。
    • 残ったポジションにタイとマレーシアを割り当てた。


カントリーポットの抽選結果が以下の通りである

地区 ポジション カントリー
ポット
東地区 E1, F2, G3, H4  中華人民共和国+(PO2勝者)
F1, G2, H3, E4  韓国+(PO1勝者)


括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである

地区 グループ 1 2 3 4
西地区 A アラブ首長国連邦 アル・ワフダ イラク アル・ショルタ イラン エステグラル (PO4勝者) サウジアラビア アル・アハリ (PO2勝者)
B サウジアラビア アル・ヒラル アラブ首長国連邦 シャバブ・アル・アハリ ウズベキスタン パフタコール イラン シャフリ・ホドロ (PO3勝者)
C カタール アル・ドゥハイル サウジアラビア アル・タアーウン アラブ首長国連邦 シャールジャ イラン ペルセポリス
D イラン セパハン カタール アル・サッド サウジアラビア アル・ナスル アラブ首長国連邦 アル・アイン (PO1勝者)
東地区 E 中華人民共和国 北京国安 タイ王国 チェンライ・ユナイテッド オーストラリア メルボルン・ビクトリー (PO4勝者) 大韓民国 FCソウル (PO1勝者)
F 大韓民国 蔚山現代 中華人民共和国 上海申花 オーストラリア パース・グローリー 日本 FC東京 (PO3勝者)
G 日本 ヴィッセル神戸[注釈 1] 大韓民国 水原三星ブルーウィングス 中華人民共和国 広州恒大 マレーシア ジョホール・ダルル・タクジム
H オーストラリア シドニーFC 日本 横浜F・マリノス 大韓民国 全北現代モータース 中華人民共和国 上海上港 (PO2勝者)


大会フォーマット[編集]

各グループ内でホーム・アンド・アウェー2回戦総当たり(各チーム6試合)のリーグ戦を戦い、グループ内の上位2チームがラウンド16に進出する。勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。

各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する(規則第10.5項)[2]

  1. 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
  2. 当該チーム同士の対戦における、得失点差
  3. 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
  4. 当該チーム同士の対戦における、アウェーゴール数の多少
  5. 3チーム以上が該当し、1から4を適用しても特定のチーム間で差が生じない場合は、そのチーム間に (全ての順位が決まるまで)再度繰り返し適用する。それでも決められない場合は、下記6以降を適用
  6. 当該チームのグループ全試合における、得失点差
  7. 当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
  8. ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
  9. 警告および退場処分になった回数をポイント化 (警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
  10. AFCランキング(国・協会別)の順位の高い方の所属チームを上位とする

その後、新型コロナウィルス感染症に寄る影響から、グループステージの残り試合及び決勝トーナメントをカタールでの集中開催方式での開催に改めたことから、アウェーゴールルールについては採用しないこととなった。

日程[編集]

当初の日程[編集]

各節の基本的な日程は以下の通りとされた[1][7]

  • 西地区の試合は月曜日と火曜日に実施する。月曜日に割り当てられるグループは次の通り(それ以外のグループが火曜日に割り当てられる)。
    • 第1節・第2節:グループA・B
    • 第3節:グループA・C
    • 第4節:グループB・D
    • 第5節・第6節:グループC・D
  • 東地区の試合は火曜日と水曜日に実施する。火曜日に割り当てられるグループは次の通り(それ以外のグループが水曜日に割り当てられる)。
    • 第1節・第2節:グループE・F
    • 第3節:グループE・G
    • 第4節:グループF・H
    • 第5節・第6節:グループG・H
当初予定されていた日程(グループステージ)
各節 日程 組み合わせ
第1節 2020年2月10-12日 チーム1 vs チーム4、チーム3 vs チーム2
第2節 2020年2月17-19日 チーム4 vs チーム3、チーム2 vs チーム1
第3節 2020年3月2-4日 チーム4 vs チーム2、チーム1 vs チーム3
第4節 2020年4月6-8日 チーム2 vs チーム4、チーム3 vs チーム1
第5節 2020年5月4-6日 チーム4 vs チーム1、チーム2 vs チーム3
第6節 2019年5月20-22日 チーム1 vs チーム2、チーム3 vs チーム4

なお、日程決定後に、以下の理由により日程の変更が生じている。

  • 西地区
    • イランとサウジアラビアのチームの対戦は、両国間関係を考慮し、2試合とも中立地開催とする。
    • イランから出場するチームの試合について、イラン国内の情勢を考慮し、第1節・第2節・第3節に行われるイランのチームのホームゲーム(中立地開催となるサウジアラビアのチームとの対戦を除く)をアウェイゲームと入れ換える[注釈 2]
  • 東地区
    • 中国から出場するチームの試合について、武漢における肺炎の流行の影響を考慮し、第1節・第2節・第3節に行われる中国のチームのホームゲームをアウェイゲームと入れ換える措置を発表したが、その後オーストラリア政府が中国からの入国を禁止する措置を執ったことから。中国とオーストラリアのチームの対戦が事実上不可能になったため、中国のチームの試合について延期をする措置を行っている[注釈 3]

日程の再編[編集]

新型コロナウイルス感染症が世界的な感染拡大を及ぼしていることから、AFCは2020年2月27日の時点で第3節の8試合の延期を決定し[8]、3月2日には東地区の第3節以降(決勝トーナメントの一部を含む)の日程を5月以降に変更することについて、東アジア地区の各クラブの所属する加盟協会が合意したと発表した[9]。しかし、感染の世界的拡大が収束する気配が見られないことから、2020年4月14日、AFCは全ての主催試合を(再開の通知があるまで)無期限延期することを発表[10]。96試合中27試合のみ消化し、残りを5月以降に延期するとしたグループステージの残り試合開催も無期限延期となった。

2020年7月9日、AFCは新たなカレンダーを公表し、全ての主催試合を2020年中に終わらせる方針を発表。グループステージの西地区については9月14日から24日までの間で、東地区については10月16日から11月1日までの間でそれぞれ集中開催とすることを明らかにした[4][11]。西地区についてはカタールでの集中開催が決定した[12] が、東地区については一旦マレーシアでの集中開催が決まった[13] ものの、マレーシアでの開催日程を延期[14] しても開催困難になったことから、10月9日にカタールでの集中開催に変更することを発表した[15][注釈 4]

変更後の日程(グループステージ)
各節 西地区 東地区
第1節 2020年11月18–19日
第2節 2020年11月21–22日
第3節 2020年9月14–15日 2020年11月24–25日
第4節 2020年9月17–18日 2020年11月27–28日
第5節 2020年9月20–21日 2020年11月30日–12月1日
第6節 2020年9月23–24日 2020年12月3–4日

グループステージ[編集]

グループA[編集]

チーム 出場権 AHL EST SHO WAH
1 サウジアラビア アル・アハリ 4 2 0 2 4 6 −2 6 ラウンド16進出 2–1 1–0 9/20
2 イラン エステグラル 4 1 2 1 6 4 +2 5 3–0 1–1 9/17
3 イラク アル・ショルタ 4 1 2 1 4 4 0 5 2–1 1–1 0-1
4 アラブ首長国連邦 アル・ワフダ 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 1-1 9/14 9/23
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法
注釈:
  1. ^ アル・ワフダは選手数名が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の陽性反応を示したことから、グループステージの未消化4試合が行われるカタールへの遠征が日程どおりに出来なくなったとAFCに通知した[18]。アル・ワフダはグループリーグ日程の延期を要請したがAFCはこれを拒否、アル・ワフダが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのアル・ワフダの関与する2試合の結果を無効とすることとした[19]
アル・ショルタ イラク1 - 1イラン エステグラル
アリ・ファーイズ英語版 48分にゴール 48分 (pen.) Live Report
Stats Report
カーディム英語版24分にゴール 24分 (o.g.)
観客数: 6,750
主審: アハメド・アル・アリ (ヨルダン)





グループB[編集]

チーム 出場権 PAK SAH SHK HIL
1 ウズベキスタン パフタコール 4 3 1 0 6 1 +5 10 ラウンド16進出 2–1 3–0 0-0
2 アラブ首長国連邦 シャバブ・アル・アハリ 4 2 1 1 3 2 +1 7 0–0 1–0 1-2
3 イラン シャフリ・ホドロ 4 0 0 4 0 6 −6 0 0–1 0–1 0-0
4 サウジアラビア アル・ヒラル 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 2-1 9/23 2-0
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法
注釈:
  1. ^ アル・ヒラルは集中開催会場のカタール入り後に多くの選手が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の陽性反応を示し、9月23日に行われる予定だった第6節・シャバブ・アル・アハリ戦にACLの規定で定められた13人(うちGK1名以上)のベンチ入りメンバーを揃えることが出来なくなった(GK3人を含む11人のみがベンチ入り)。アル・ヒラルは試合の延期を要求したものの他の試合スケジュールに影響を与えるとの理由でACLがこれを認めず、アル・ヒラルが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのアル・ヒラルの関与する5試合の結果を無効とすることとした[20]。なお、アル・ヒラルは5試合消化時点で3勝2分・勝点11のグループ首位であり、仮に第6節のみが無効(敗戦扱い)であればラウンド16に進出できていたはずであった[21]




シャフリ・ホドロ イラン0 - 0[20]サウジアラビア アル・ヒラル
Stats Report

グループC[編集]

チーム 出場権 PER TAW DUH SHJ
1 イラン ペルセポリス 6 3 1 2 8 5 +3 10 ラウンド16進出 1–0 0–1 4–0
2 サウジアラビア アル・タアーウン 6 3 0 3 4 8 −4 9[注 1] 0–1 2–0 0–6
3 カタール アル・ドゥハイル 6 3 0 3 7 8 −1 9[注 1] 2–0 0–1 2–1
4 アラブ首長国連邦 シャールジャ 6 2 1 3 13 11 +2 7 0–2 0–1 4–2
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法
注釈:
  1. ^ a b アル・タアーウンとアル・ドゥハイルの直接対戦の結果による(アル・タアーウンの2勝)



シャールジャ アラブ首長国連邦4 - 2カタール アル・ドゥハイル
バーワズィール英語版 18分にゴール 18分
スルール英語版 62分にゴール 62分
コロナド 75分にゴール 75分 (pen.)
カイオ 90+1分にゴール 90+1分
Live Report
Stats Report
アル=アフラク 12分にゴール 12分
アリ 70分にゴール 70分
観客数: 0
主審: Omar Al-Yaqoubi(オマーン

アル・タアーウン サウジアラビア0 - 6アラブ首長国連邦 シャールジャ
Live Report
Stats Report
ラシド英語版 45+1分にゴール 45+1分
ウェリトン 49分にゴール 49分57分61分
アブドゥルバーシト英語版 54分にゴール 54分
カイオ 68分にゴール 68分
観客数: 0
主審: キム・デヨン(韓国

グループD[編集]

チーム 出場権 NAS SAD SEP AIN
1 サウジアラビア アル・ナスル 6 3 2 1 9 5 +4 11 ラウンド16進出 2–2 2–0 0–1
2 カタール アル・サッド 6 2 3 1 14 8 +6 9 1–1 3–0 4–0
3 イラン セパハン 6 2 1 3 6 8 −2 7 0–2 2–1 0–0
4 アラブ首長国連邦 アル・アイン 6 1 2 3 5 13 −8 5 1–2 3–3 0–4
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法

アル・サッド カタール3 - 0イラン セパハン
アフィーフ 51分にゴール 51分
アル=ハイドゥース 72分にゴール 72分78分
Live Report
Stats Report



セパハン イラン0 - 0アラブ首長国連邦 アル・アイン
Live Report
Stats Report
観客数: 0
主審: アリ・シャバン(クウェート
アル・サッド カタール1 - 1サウジアラビア アル・ナスル
ブーンジャー 87分にゴール 87分 Live Report
Stats Report
アル=ガンナーム英語版 22分にゴール 22分
観客数: 0
主審: Masoud Tufayelieh(チュニジア

アル・ナスル サウジアラビア0 - 1アラブ首長国連邦 アル・アイン
Live Report
Stats Report
ラバ 19分にゴール 19分
観客数: 0
主審: Hussein Abo Yehia(レバノン

グループE[編集]

チーム 出場権 BEI MVC SEO CHI
1 中華人民共和国 北京国安 6 5 1 0 12 4 +8 16 ラウンド16進出 3–1 3–1 1–1
2 オーストラリア メルボルン・ビクトリー 6 2 1 3 6 9 −3 7 0–2 2–1 1–0
3 大韓民国 FCソウル 6 2 0 4 10 9 +1 6 1–2 1–0 5–0
4 タイ王国 チェンライ・ユナイテッド 6 1 2 3 5 11 −6 5 0–1 2–2 2–1
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法



北京国安 中華人民共和国3 - 1オーストラリア メルボルン・ビクトリー
アウグスト 22分にゴール 22分
アラン 34分にゴール 34分
王子銘中国語版 74分にゴール 74分
Live Report
Stats Report
イアヌッチ英語版
観客数: 0
主審: サウード・アル=アスバ(カタール
FCソウル 大韓民国5 - 0タイ王国 チェンライ・ユナイテッド
韓承圭英語版 20分にゴール 20分
鄭翰旻英語版 54分にゴール 54分
尹柱泰英語版 67分にゴール 67分71分
李仁揆英語版 90+2分にゴール 90+2分
Live Report
Stats Report
観客数: 0
主審: ムード・ボニーアディファード

チェンライ・ユナイテッド タイ王国2 - 1大韓民国 FCソウル
ビル 40分にゴール 40分89分 Live Report
Stats Report
朴主永 59分にゴール 59分
観客数: 0
主審: アリ・シャバン(クウェート


北京国安 中華人民共和国1 - 1タイ王国 チェンライ・ユナイテッド
アラン 76分にゴール 76分 Live Report
Stats Report
エカニット 55分にゴール 55分
観客数: 0
主審: Hussein Abo Yehia(レバノン

グループF[編集]

チーム 出場権 ULS TOK SSH PRG
1 大韓民国 蔚山現代 6 5 1 0 14 5 +9 16 ラウンド16進出 1–1 3–1 2–0
2 日本 FC東京 6 3 1 2 6 5 +1 10 1–2 0–1 1–0
3 中華人民共和国 上海申花 6 2 1 3 9 13 −4 7 1–4 1–2 3–3
4 オーストラリア パース・グローリー 6 0 1 5 5 11 −6 1 1–2 0–1 1–2
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法

FC東京 日本1 - 0オーストラリア パース・グローリー
レアンドロ 82分にゴール 82分 Live Report
Match Report
観客数: 7,755
主審: ヤクーブ・アブドゥル・バキ (オマーン)


蔚山現代 大韓民国3 - 1中華人民共和国 上海申花
尹ビッカラム 19分にゴール 19分41分
金基熙 63分にゴール 63分
Live Report
Stats Report
朱建栄中国語版 89分にゴール 89分



FC東京 日本1 - 2大韓民国 蔚山現代
永井謙佑 1分にゴール 1分 Live Report
Stats Report
尹ビッカラム 44分にゴール 44分85分

パース・グローリー オーストラリア0 - 1日本 FC東京
Live Report
Stats Report
アダイウトン 8分にゴール 8分
観客数: 0
主審: ハンナ・ハットタブ(シリア

グループG[編集]

チーム 出場権 VIS SUW GZE JDT
1 日本 ヴィッセル神戸 4 2 0 2 4 5 −1 6 ラウンド16進出 0–2 0–2 5-1
2 大韓民国 水原三星ブルーウィングス 4 1 2 1 3 2 +1 5 0–1 0–0 11/25
3 中華人民共和国 広州恒大 4 1 2 1 4 4 0 5 1–3 1–1 12/4
4 マレーシア ジョホール・ダルル・タクジム 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 12/1 2-1 11/19
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法
注釈:
  1. ^ ジョホール・ダルル・タクジムマレーシア政府(国家安全保障会議)から集中開催会場のカタールへの渡航許可が下りなかったことを明らかにし[31]マレーシアサッカー協会を通じてAFCに通知した。AFCはジョホール・ダルル・タクジムが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのジョホール・ダルル・タクジムの関与する2試合の結果を無効とすることとした[32]








グループH[編集]

チーム 出場権 YOK SSI JEO SYD
1 日本 横浜F・マリノス 6 4 1 1 13 5 +8 13 ラウンド16進出 1–2 4–1 4–0
2 中華人民共和国 上海上港 6 3 0 3 6 10 −4 9 0–1 0–2 0–4
3 大韓民国 全北現代モータース 6 2 1 3 8 10 −2 7 1–2 1–2 1–0
4 オーストラリア シドニーFC 6 1 2 3 8 10 −2 5 1–1 1–2 2–2
出典: AFC
順位の決定基準: 順位決定方法

横浜F・マリノス 日本4 - 0オーストラリア シドニーFC
オナイウ阿道 12分にゴール 12分51分
仲川輝人 31分にゴール 31分33分
Live Report
Stats Report
観客数: 11,803
主審: ムード・ボニーアディファード (イラン)







シドニーFC オーストラリア1 - 1日本 横浜F・マリノス
ブアージャール 29分にゴール 29分 Live Report
Stats Report
實藤友紀 18分にゴール 18分
観客数: 0
主審: サウード・アル=アスバ(カタール
上海上港 中華人民共和国0 - 2大韓民国 全北現代モータース
Live Report
Stats Report
趙圭誠 16分にゴール 16分32分 (pen.)
観客数: 0
主審: ムード・ボニーアディファード (イラン)

注釈[編集]

  1. ^ 日本の第2シードチームは組み合わせ抽選時点で確定していなかった。
  2. ^ a b c d 2020年1月17日、イラン・イスラム共和国サッカー連盟はAFCから、安全上の問題からACLをイラン国内で開催することを許可しない旨のレターを受け取っていることを明らかにしており、イランから予選に出場するエステグラルシャフリ・ホドロFC、グループステージへの出場権を得ているペルセポリスセパハンの4チームは、イラン国内で開催されないのであればACLへの参加をボイコットする旨の声明を発表した[22]。これを受け、ACLは2020年1月23日、グループステージの第1節・第2節・第3節に行われるイランのチームのホームゲーム(中立地開催となるサウジアラビアのチームとの対戦を除く)をアウェイゲームと入れ換え、この間イラン国内の安全上の懸念についての評価を先送りすると発表した[23][24]
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t AFCは、中国のチームが参加するグループステージにおいて、武漢における肺炎の流行の影響を考慮し、第1節・第2節・第3節に行われる中国のチームのホームゲームをアウェイゲームと入れ換える措置を発表した[25][26]。しかしその後、オーストラリア政府が中国からの渡航客の入国を禁止する措置を発表したため、オーストラリアサッカー連盟は中国のチームとの試合を同国で開催することが不可能になったと発表した[27]。AFCは2020年2月2日に緊急の会議を開催し[28]、(検疫上の問題がないと判断された)グループEのチェンライ・ユナイテッド対北京国安を除く第3節までの中国のチームの試合を延期すると発表した[29][30]
  4. ^ ただし、東地区の日程再変更及びカタールでの集中開催に関しては、東地区の16チーム中12チームを送り出しているオーストラリア・日本・マレーシア・韓国・タイの各サッカー協会との調整が行われず(少なくとも日本サッカー協会はAFCの示した日程の再変更案に反対していたことが判っている[16])、選手側にも事前の相談が無かったとして、国際プロサッカー選手会 (FIFPro) がAFCを批判する声明を発表している[17]
  5. ^ a b c イラン国内の安全上の問題から第3節までは全てエステグラルのアウェイゲームとして開催される。また、エステグラルとアル・アハリの対戦は第三国で開催される。
  6. ^ a b c d e f g h i j 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、AFCが2020年2月27日に次の10試合の延期を発表[8]
    • グループA: アル・アハリ vs アル・ショルタ / アル・ワフダ vs エステグラル (2020年3月2日開催予定)
    • グループB: アル・ヒラル vs パフタコール / シャバブ・アル・アハリ vs シャフリ・ホドロ (2020年3月3日開催予定)
    • グループC: ペルセポリス vs アル・タアーウン / アル・ドゥハイル vs シャールジャ (2020年3月2日開催予定)
    • グループD: アル・アイン vs アル・サッド / セパハン vs アル・ナスル (2020年3月3日開催予定)、アル・ナスル vs セパハン (2020年3月6日開催予定)
    • グループE: FCソウル vs チェンライ・ユナイテッド (2020年3月3日開催予定)
  7. ^ a b c d e f イラン国内の安全上の問題から第3節までは全てシャフリ・ホドロのアウェイゲームとして開催される。また、アル・ヒラルとの対戦は第三国で開催される。
  8. ^ a b c d e f イランサウジアラビアのチームの対戦においては、両国間の関係性を考慮し、第三国で開催される。

出典[編集]

  1. ^ a b AFC Competitions Calendar 2020”. AFC (2019年12月6日). 2020年1月24日閲覧。
  2. ^ a b 2020 AFC Champions League Competition Regulations” (PDF). AFC. 2020年1月24日閲覧。
  3. ^ AFC extends postponement of all matches and competitions”. Asian Football Confederation (2020年4月14日). 2020年10月9日閲覧。
  4. ^ a b AFC reiterates commitment to complete 2020 competitions with new calendar”. Asian Football Confederation (2020年7月9日). 2020年10月9日閲覧。
  5. ^ ACL2020 draw sets stage for spectacular affair”. AFC (2019年12月10日). 2020年1月24日閲覧。
  6. ^ #ACL2020 & #AFCCup2020 - Preview Show”. AFC (2019年12月9日). 2020年1月24日閲覧。
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外部リンク[編集]