自由党 (オランダ)
| 自由党 Partij voor de Vrijheid（PVV） | |
|---|---|
| 党首 | ヘルト・ウィルダース |
| 成立年月日 | 2006年2月22日 |
| 第二院議席数 |
20 / 150 (13%) |
| 第一院議席数 |
5 / 75 (7%) |
| 政治的思想・立場 |
国民自由主義 ナショナリズム 反移民政策 EU懐疑主義 反イスラム ポピュリズム |
| 国際組織 | アイデンティティと民主主義 |
| 公式サイト | Home - www.pvv.nl |
自由党（じゆうとう、オランダ語：Partij voor de Vrijheid、略称：PVV）は、オランダの政党。党首は下院議員のヘルト・ウィルダース。現在、第二院に20議席（150議席中）を有する。第3次マルク・ルッテ政権には野党の立場をとる。イスラム移民の排斥を掲げ、トルコの欧州連合加盟に反対し、国際自由同盟や自由のための欧州同盟を結成している。男女平等の促進、同性愛（LGBT）の権利拡大等の政策も打ち出している。
2006年に結成され、同年の総選挙で9議席を獲得して、議会において5番目に大きな政党となった。2009年には欧州議会選挙でオランダに配分された25議席のうち4議席を獲得して、第2党となった。
2010年に行われた下院選挙では、公約に「イスラム諸国からの移民受け入れ停止」「コーランの発禁処分」「スカーフを被っている人物に課税」などの反イスラム的な政策を掲げて、ムスリム移民に警戒心を抱くオランダ有権者の支持を集め、選挙前の9議席から下院定数150議席のうち24議席にまで党勢を拡大し第3党に躍進。閣外協力という形ながら自由民主国民党のマルク・ルッテ政権入りし、2011年9月には強硬に主張してきた、ブルカやニカブなどを禁止する法案を閣議決定させた[1]。
政策
- 西洋諸国以外からの移民受け入れに反対
- EUからの離脱
- 通貨ユーロからの脱退、ギルダーの再導入。
- トルコのNATOからの追放
- 反イスラーム主義
- 二重国籍に反対
- 全オランダ国民の民族出自の登録
- 犯罪者の民族出自の記録義務
- アフリカーナーへの支援
- 同性愛（LGBT）への支援・保護
- 男女平等の促進
- 親イスラエル外交、反ユダヤ主義への厳罰強化
- パレスチナ、パレスチナ人への支援の廃止
- 原発推進
出典
- ^ “オランダもブルカ禁止へ、欧州３か国目”. 読売新聞. (2011年9月17日) 2011年9月18日閲覧。
外部リンク
| ( )内の数字は、議会における議席数をあらわす。 | |
| 第二院に議席を有する政党 | |
| 第一院に議席を有する政党 | |
| 欧州議会に議席を有する政党 | |
| Portal:政治学 - Category:各国の政党 - オランダの政治 | |
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