石鉄県
石鉄県（旧字体：石鐵県[1]、いしづちけん[1][2][3][4]、せきてつけん[5][6][7][8][9]）[10]は、1871年（明治4年）に伊予国北部を管轄するために設置された県。松山県参事の本山茂任が名づけ親である。現在の愛媛県中予地方、東予地方にあたる。本項では前身である松山県（まつやまけん。第1次府県統合後）についても記す。
概要
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沿革
- 1871年8月29日（明治4年7月14日） - 第1次府県統合により西条県、小松県、今治県、松山県が統合され、伊予国北部に改めて松山県が発足。県庁は引き続き温泉郡松山（現在の松山市丸の内）の松山城に設置。
- 1872年3月17日（明治5年2月9日） - 日本百名山、日本百景の一つであり、日本七霊山のひとつとされる、霊峰石鎚山（石鉄山）に基づき、石鉄県と改称[2]された。
- 1873年（明治6年）
管轄地域
歴代知事
松山県
石鉄県
脚注
- ^ a b 愛媛県企画振興部総合政策課. “愛媛県庁ホームページ/県名の由来・生い立ち”. 2014年2月2日閲覧。
- ^ a b 愛媛県. “県の予算 県勢のあらまし”. 2014年2月2日閲覧。文書の右下、「県のおいたち」の節を参照。
- ^ 国立公文書館デジタルアーカイブ. “伊豫久米浮穴の三郡絵図”. 2011年7月20日閲覧。
- ^ “愛媛県のおいたち”. 愛媛県企画振興部広報広聴課. 2014年4月30日閲覧。
- ^ 愛媛県の地名 日本歴史地名体系第三九巻 平凡社
- ^ 角川日本地名大辞典 38 愛媛県 角川書店
- ^ 日本大百科全書 小学館
- ^ 愛媛県百科大事典 愛媛新聞社
- ^ 愛媛県の歴史 県史38 山川出版社
- ^ 『松山市史 第三巻 近代』では「石鉄県」に「せきてつ」「いしづち」2通りの読み仮名が振ってある。
- ^ 愛媛県. “愛媛県政発足記念日について”. 2014年2月2日閲覧。
関連項目
| 先代 西条県・小松県・今治県・松山県 |
行政区の変遷 1871年 - 1873年 （松山県→石鉄県） |
次代 愛媛県 |
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