物干しスタンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2020年9月7日 (月) 12:39; 240b:11:43a0:4b00:76d4:35ff:fee5:fa31 (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
物干しスタンド
物干しスタンド

物干しスタンド(ものほしスタンド、: Clothes drying stand)は、室内で洗濯物を干すために用いられる物干し器のうち自立型(スタンド)のもの。物干し台とも呼ばれている。

材質と構造[編集]

材質は主に、ステンレス鋼アルミニウムなどの金属製で、防加工を施した鉄製のものが一般的である。クロスドライヤーには多種多様な形状があるが、基本的な構造は、内部が中空でパイプ状のフレームに、物干し部分となるラインが張られている。ジョイント部分が可動し、折り畳んで収納できるタイプが多い。

使用方法[編集]

物干し部分となるラインに、洗濯物(衣類タオル)を掛けて干す。シャツハンガーに掛けずに、そのままライン部分に干すこともある。通常は室内で使用されるが、十分なスペースがあればベランダバルコニーなどの屋外でも使用できる。

ヨーロッパの洗濯事情[編集]

ヨーロッパの都市部では街の景観を壊すという理由から、ベランダなど外から見える場所に洗濯物を干す習慣がなく、室内干しがほとんどである。その場合、洗濯物を干す際は物干しスタンド、もしくは衣類乾燥機を使う。

関連項目[編集]