熱振動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ThunderCross (会話 | 投稿記録) による 2011年3月26日 (土) 14:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (全体の出典を明記願います。Wikipedia:出典を明記する#出典の示し方をご参照下さい。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

熱振動(ねつしんどう、Thermal vibration)は、原子振動のこと。分子固体中の原子は運動エネルギーを持っていて、基準となる位置を中心に振動運動をしている。結晶格子上の原子の熱振動は特に格子振動とよばれる。

温度が高くなるほど振動の振幅は大きくなる。絶対零度であっても、不確定性原理から原子の振動は止まっていない(零点振動)。

なお、類似した言葉に熱運動(thermal motion) がある。こちらは微小な粒子がするランダムな運動で、ブラウン運動の原因ともなる。熱運動についてはの記事を参照。

熱振動に関する現象

  • 固体中の原子の振動を理想的な調和振動子で近似し、統計力学の方法で比熱を求めたところ、実験結果とよくあった。(→デバイの比熱式
  • 原子核の熱振動が電子の電導を妨げ、電気抵抗の原因となっている。

関連項目