清水孝雄

清水 孝雄（しみず たかお、東京生まれ ）は、日本の生化学者。元東京大学医学系研究科教授、東京大学医学部長、総長顧問。生化学・分子生物学、特に脂質代謝と脂質メディエーターの研究を専門とする。また、テニスと登山を趣味としている。東京都千代田区出身。文部科学省の基礎医学研究者育成プログラムなどの推進に貢献。日本医学会副会長を併任。生命の源ー脂質を追ってのインタビュー記事が話題（http://brh.co.jp/s_library/interview/99/）

略歴

• 1966年 東京教育大学附属高等学校（現・筑波大学附属高等学校）卒業
• 1966年 東京大学理科3類入学
• 1973年 東京大学医学部卒業
• 1975年 京都大学医学部研究生
• 1979年 同助手
• 1982年 カロリンスカ研究所客員研究員
• 1984年 東京大学医学部助教授
• 1991年 東京大学医学部教授
• 2007年 東京大学医学系研究科長・医学部長
• 2011年 東京大学　理事・副学長
• 2013年 東京大学　総長顧問
• 2013年 国立国際医療研究センター 理事、研究所長
• 2013年 国立国際医療研究センター　脂質シグナリングプロジェクト長併任
• 2017年 公益財団法人　微生物化学研究所　常務理事併任

受賞歴

• 2000年 エルンスト・シエーリング賞 (for his seminal research on the role of eicosanoid)
• 2000年 日本医師会医学賞基礎部門
• 2001年 持田記念学術賞（脂溶性生理活性物質と生体制御に対して）
• 2003年 武田医学賞（脂質メディエーターに関する総合的研究に対して）
• 2004年 上原賞（生理活性脂質の生合成と機能に関する総合的研究に対して）
• 2009年 日本学士院賞（生理活性脂質と膜リン脂質代謝）
• 2020年 瑞宝中綬章

関連項目

• 筑波大学附属中学校・高等学校の人物一覧

外部リンク

• 東京大学医学部生化学教室