条件収束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。新規作成 (会話 | 投稿記録) による 2016年9月20日 (火) 06:42個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (en:Conditional_convergence&oldid=697843993)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ナビゲーションに移動 検索に移動

数学において,級数あるいは積分条件収束(じょうけんしゅうそく)するとは,収束するが絶対収束しないことをいう.

定義

正確には,級数

条件収束する (converge conditionally) とは,

が存在して有限の数である(−∞ ではない)が,

であることをいう.

古典的な例は次の交代級数

であり,これは log 2 に収束するが,絶対収束しない(調和級数を参照).

ベルンハルト・リーマン (Bernhard Riemann) はリーマンの級数定理英語版と呼ばれる次の定理を証明した.条件収束する級数は,項の順序を入れ替えることによって,−∞ を含むどんな和にも収束させることができる.

典型的な条件収束積分は sin(x2) の非負の実軸上の積分である(フレネル積分を参照).

関連項目

参考文献

  • Walter Rudin, Principles of Mathematical Analysis (McGraw-Hill: New York, 1964).