昇華 (心理学)

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心理学倫理における昇華(しょうか、: sublimation)とは防衛機制の一つ。

社会的に実現不可能(反社会的な)な目標・葛藤や満たす事が出来ない欲求から、別のより高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現によって自己実現を図ろうとすること[1]

例えば、満たされない性的欲求や攻撃欲求を芸術スポーツ学問という形で表現することは、昇華と言える。

脚注

  1. ^ B.J.Kaplan; V.A.Sadock『カプラン臨床精神医学テキスト DSM-5診断基準の臨床への展開』(3版)メディカルサイエンスインターナショナル、2016年5月31日、Chapt.4。ISBN 978-4895928526