デート
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男女のペア以外にも、親密な2人が会う(その上で何かしらの行動を共にする)ことをデートと呼ぶこともある。
概説
具体的には、一般に食事、買物、観光や映画・展覧会・演劇・演奏会の鑑賞、遊園地(テーマパーク)、イベント、夜景などを一緒に楽しむ、といった内容であることが多いが、これらの行為そのものよりも、それを通して互いの感情を深めたり、愛情を確認することを主目的とする。下記の様な恋愛目的の交際という意味以外にも、上記のとおり単純に異性同性家族問わず遊びに行くことを「デートする」と表現する場合もある。
オックスフォード英語辞典では、社交的または恋愛的な会う約束と定義されている[1]。
お互いのことをより深く知ることで、交際を深めることができる。事前に立てられた計画をデートプラン、事前に計画したデートの道筋はデートコース、デートをする際に適しているとされる場所はデートスポットと呼ばれている。
2人で過ごす時間をただ楽しむためだけではなく、交際を順調に進めるための目的を一方が計画している場合もある。デートの最中において、恋人同士と認識した交際をしたい旨を正式に申し込む、初めてのキスをする、プロポーズをすることなどがある。
日本性教育協会第4回青少年の性行動調査によると、男性は17歳、女性は16歳でデートの経験が50%を越える[2]。
語義
英単語の date には、他に「売春婦と客の店外デート」「デートの相手」「日付」(この場合日本語では「デイト」と表記される事もある。腕時計の機能)「ナツメヤシ」などの意味がある。
稀にフランス語を転用して「ランデヴー」と言うこともあるが、本来フランス語のrendez-vousとは単に「待ち合わせ」の意味であって(英語のappointmentにおおよそ相当し)、特に恋愛的要素は含まず、仕事や日常の場面で広く使われる言葉であり、(用法が知られておらず隠語として用途があり得た時期はともかくとしても)現在ではあまり適切な用法ではない。
デートの種類
- ダブルデート
- 4人でペアを組んでデートをする。意味合いとしては男性2人と女性2人の計4人でデートをすることを指すことが多い。特定の男女が恋人関係である場合と恋人関係はない場合とがある。
- 4人一緒に行動する途中で、1組ずつの別行動を取る場合もある。
- ブラインドデート
- 紹介者を通して面識のない関係の人の連絡先を相互に教えてもらう。そして相手と連絡を取ってデートをすること。合わないと思った場合は連絡のみでデートまで進まない場合もある。
恋人の聖地
大自然に囲まれた場所、夜景の綺麗な場所など、カップルに向いた日本国内の定番のデートスポットについて、特定非営利活動法人地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地プロジェクト」により『恋人の聖地』として広報活動がなされ、テレビ番組や観光ガイド誌などによって紹介されている。
脚注
- ^ A social or romantic appointment or engagement. [1]
- ^ 第4回青少年の性行動調査 - 日本性教育協会