コアツァコアルコス
座標: 北緯18度9分 西経94度26分 / 北緯18.150度 西経94.433度
コアツァコアルコス (Coatzacoalcos) は、メキシコ合衆国ベラクルス州の都市である。
概要
コアツァコアルコスはメキシコ湾に面するベラクルス州の主要な港湾都市である。
名前の由来
コアツァコアルコスの名前は「蛇の場所」または「蛇の隠れ家」を意味するナワトル語の言葉に由来する。
人口
人口は2005年の人口調査によると306,985人であり、ベラクルス州ではベラクルス、ハラパに次ぐ人口を持つ。面積は471.16km2である。
交通の要衝
太平洋側とはテワンテペク地峡を挟んで約160kmの距離があり、道路と鉄道によって結ばれている。
1970年のオイルブーム以来、コアツァコアルコスはユカタン半島のカンペチェ州にあるカンペチェ油田と太平洋側の港湾都市であるオアハカ州のサリナ・クルスを結ぶ交通の要衝として重要な位置を占めるようになっている。
歴史
かつてコアツァコアルコスはオルメカ文明の地方主要都市であった。1522年、エルナン・コルテスはグアサクアルコの近くに植民都市を建設するようにゴンサロ・デ・サンドバルに命じた。サンドバルはこの植民都市にビリャ・デル・エスピリトゥ・サントと名付けた。その後、1825年にこの都市の名前はコアツァコアルコスに改められた。1900年には外国人にわかりやすいようにプエルト・メヒコに改められたが、1936年に再びコアツァコアルコスに改められた。
産業
コアツァコアルコスの主要な産業は石油化学工業である。コアツァコアルコスの近くに位置する4つの大規模な石油コンプレックスは世界有数の生産量を持つ。
外部リンク
- 公式サイト (スペイン語)