アリューシャン海溝

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アリューシャン海溝の地図

アリューシャン海溝(アリューシャンかいこう、Aleutian Trench)は、千島海溝の北端からアラスカ湾にかけて存在する海溝である。太平洋プレート北アメリカプレート沈み込んでいるプレート境界にあたる。全長は3,400kmで、最深部は51.21°N, 174.83°Eにあり、水深7,822 mである[1]。西は千島海溝に、東はクイーンシャーロット断層系に繋がっている。

アリューシャン列島は、沈み込み帯で見られる典型的な海洋性島弧である。アリューシャン海溝沿いでは、太平洋プレートの岩石圏が45度近くの傾斜角で沈み込んでいる。

この海溝付近では、1946年1957年1965年アリューシャン地震(それぞれMw8.1とMw8.6、Mw8.7)、1964年にはアラスカ地震(Mw9.2)が発生している。

脚注[編集]

  1. ^ North Pacific Ocean Bering Sea (Southern Part)”. NOAA Chart 513 7th Edition (2004年6月). 2012年11月29日閲覧。

関連項目[編集]