選り抜き記事
チンドン屋は、チンドン太鼓と呼ばれる楽器を鳴らすなどして人目を集め、その地域の商品や店舗などの宣伝を行う日本の請負広告業である。披露目屋・広目屋・東西屋と呼ぶ地域もある。
締太鼓と鉦(当たり鉦)を組み合わせたチンドン太鼓などの演奏、および諸芸や奇抜な衣装・仮装によって街を廻りながら、依頼者の指定した地域・店舗へ人を呼び込む。また集客した上で宣伝の口上やビラ撒きなどで商品の購入を促す。街を廻りながら行う宣伝を「街廻り」、移動せず店頭で行う宣伝を「居つき」という。3人から5人ほどの編成が一般的で、チンドン太鼓、楽士、ゴロス(大太鼓)を中心に、旗持、ビラまきらが加わる。……
- 郡上一揆とは、江戸時代、美濃国郡上藩(現岐阜県郡上市)で宝暦年間に発生した大規模な一揆である。領主であった郡上藩主の金森頼錦が改易され、老中、若年寄といった幕閣中枢部の失脚という異例の事態を招いた……
- 石徹白騒動とは、江戸時代中期の宝暦年間に、美濃郡上藩が管轄していた越前国大野郡石徹白村で発生した大規模な騒動であり、騒動の中、石徹白の約三分の二にあたる500余名が追放され、70名以上が餓死した……
- アテナイの学堂はルネサンス期イタリアの画家ラファエロ・サンティの絵画で、バチカン教皇庁の中の署名の間を飾るフレスコ画として描かれ、有名な古代ギリシアの哲学者たちを描いている。長きにわたってラファエロの最高傑作とみられてきた……