選り抜き記事
雨氷(うひょう)とは、0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される、硬く透明な氷のこと。着氷現象の一種。
水はふつう凝固点である0℃を下回ると凝固(凍結)し氷となる。しかし、ある条件下では0℃以下であっても凍結しないで液体のままを保つことがある。水を構成する分子が非常に安定しているときに起こるもので、これを過冷却状態という。自然界では、雲や霧を構成する水滴のように3 - 数百μmの大きさでは-20℃程度まで、雨粒のように数百μm - 数mmの大きさでは-4℃程度まで、過冷却のものが存在することが知られている。……
- 納銭方とは、室町幕府が土倉役・酒屋役を徴収するために土倉・酒屋の有力者から任命した徴税委託の機関。徴収効率が悪かったため、納銭方を責任者として数十軒単位で幕府に代わって徴税を行わせる方針が取られた……
- インドの地理は多様性に富み、その景色も冠雪した山岳地帯・砂漠・平野・雨林・丘陵・高原とさまざまである。インドはインドプレート上に位置するインド亜大陸のほぼ全域を占める。陸地はほとんどがインド洋に……
- ネルトリンゲンは、ドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァーベン行政管区のドナウ=リース郡に属す大規模郡都市。1215年にフリードリヒ2世から都市権を与えられ、帝国自由都市となった歴史を持つ。現代でも旧市街などに中世の風景が残される……