42 (学校)

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42
モットー Born2Code
種別 コンピュータプログラミング私立学校、授業料無料
設立年 2013年 (2013)
Chancellor ザヴィエ・ニエル英語版
President ニコラス・サディラク
Vice-president フロリアン・ブヒャー、クワミ・ヤングナン(Kwame Yamgnane)
所在地 フランス
パリ
北緯48度53分47秒 東経2度19分07秒 / 北緯48.896324度 東経2.31855度 / 48.896324; 2.31855座標: 北緯48度53分47秒 東経2度19分07秒 / 北緯48.896324度 東経2.31855度 / 48.896324; 2.31855
キャンパス 都市部
公式サイト 42.fr
42.us.org
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42とはフランスにある私立のコンピュータプログラミング学校でイリアド英語版の創業者であるザヴィエ・ニエル英語版がニコラス・サディラク(EPITECH英語版元ゼネラルディレクター)[1]やクワミ・ヤングナン、フロリアン・ブヒャー(EPITECH元役員)[2]含む数人の協力によって設立した。

勉強はピアツーピア教育学といった教育の新近代的方法を反映しており、学生は技術者学位英語版を得る必要はない。この学校はコンピュータプログラミングに関する高度な知識や技術、新しい思考方法に賭けることで知られていて、42という名称はダグラス・アダムス著の銀河ヒッチハイク・ガイド (enが元となっていて、42は生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えである。

歴史[編集]

2013年3月26日に発表され、7月15日に「ピシン(スイミングスクール)」と呼ばれる選考過程で42の門戸が開かれ、合格者は11月から第1期生(最初のピシン)として42での勉強を始めた。

論説にて[3]、ザヴィエ・ニエルは42を開業するにあたり、フランスの教育に関する壊滅的な状況を何とかする必要があると述べている。

現在、フランスのシステムは機能不全で、最高位の大学の間でも世界的なビジネス需要に合わせた教育になっていないことで行き詰まっているが、多数が無料でアクセスできるようになっている。他方、公立学校では選別が高度で科学的もしくは技術的な論理トレーニングを持つ人しか認められず、結局私立学校は費用がかかるが定型的なフォーメーションがあり、異なる数ある才能を奨励していない。

校舎[編集]

パリ17区ベシエール大通り96に校舎があり[4]、2011年に国から1,260万ユーロで買収した建築物で[5]、面積を4,242平方メートルにまで拡張した。校舎の写真は公式サイトに掲載されていて、イン・アンド・エディト・アーキテクチャ・エージェンシーが設計した[6]

経営と管理[編集]

学費は無料であり、開校後最初の10年(推定で2,000万から5,000万ユーロかかる)はザヴィエ・ニエルの個人資産から投じられる[7]。18歳から30歳までの各年1,000人が勉強するとされ、学位要件は無いものの、学校の公式サイト上でコンピュータプログラミングを覚える能力を試す基本的な心理測定法テストを受けなければならない。1ヶ月に及ぶ評価と実用的な作業を「ピシン」と称する各年の最終選考であり、この時の作業量は重要かつ実用的である上、1週間あたり100時間以上に及ぶ[8]。この学校はフランス高等教育・研究省英語版の認定を受けていない。

勉強内容[編集]

ピシン後、最低3年間開発に繋がる複数のIT職に対応出来る勉強をすることになる。

初年はC言語を使ったUNIX開発環境の勉強が主体であり、基本的なFPSエンジン、オンラインゲームエンジン、レイトレーシングによる3Dレンダリングエンジン(ラスタライズ)の実行といった40ものプロジェクトで計画したソフトウェア開発を学ぶ。二学期はオブジェクト指向PHPのピシンで始まり、大規模なウェブプロジェクトを実現させるためにモジュールフレームワークを導入するがプログラミング言語の選択は自由になっている。

2年目は決められたピシン(スイミングスクール)によるC++SQLJavaC#といった他の言語が導入される。教育カリキュラムの紹介文書によれば、ソフトウェア開発の勉強はアーケードゲーム、人工知能やコンピュータウイルスを生み出す計画に基いている。学生は教育アドバイザによる検証を受けた個人プロジェクトの作業を5ヶ月間続けなければならない。

3年目はモバイル技術、ネットワーク、コンピュータゲームのプログラミングやメカニズム、ITセキュリティを勉強する。

脚注[編集]

外部リンク[編集]