20 エクスチェンジ・プレイス
20 エクスチェンジ・プレイス | |
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概要 | |
所在地 |
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座標 | 北緯40度42分20秒 西経74度0分35秒 / 北緯40.70556度 西経74.00972度座標: 北緯40度42分20秒 西経74度0分35秒 / 北緯40.70556度 西経74.00972度 |
着工 | 1930年 |
完成 | 1931年 |
高さ | |
最頂部 | 741 ft (226 m) |
技術的詳細 | |
階数 | 59階 |
設計・建設 | |
建築家 | クロス・アンド・クロス |
主要建設者 | ジョージ・A・フラー・カンパニー |
脚注 | |
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20 エクスチェンジ・プレイス(英語: 20 Exchange Place)は、ニューヨーク市マンハッタン区フィナンシャル・ディストリクトにある59階建てのアール・デコ調の建物である。以前は、シティ・バンク・ファーマーズ・トラスト・ビルディング(City Bank-Farmers Trust Building)としても知られている。
概要
[編集]20 エクスチェンジ・プレイスは、シティグループの前身である、合併前のシティ・バンク・オブ・ニューヨークとファーマーズ・ローン・アンド・トラスト・カンパニーが1930年から1931年にかけて建造した。建物は、1956年まで会社の本部として使用されており、1979年に売られた。

建物は、クロス・アンド・クロス建築事務所によって設計された。クロス・アンド・クロスは、建物は特別な建築様式はないと評しているが、当時、最小のアール・デコ調で飾られた「モダン・クラシック」と評価されていた。オリジナルの設計は、1929年のもので、ピラミッド形の頂上も含めた846.4フィート (258.0 m)は、当時、世界で最も高い建物であった。世界恐慌を背景に、9,500,000$の費用がかかり[3]、高さ741-フート (226 m)の建物はニューヨーク市で当時、4番目に高かった。建物は1970年まで、ニューヨークで最も高い建築物のトップ10に入っていた。今日でもビルは未だに、ダウンタウン・マンハッタンでは6番目に高く、ニューヨーク市では27番目に高い建物であり、超高層ビルの中でも有名なビルの1つである。
1996年には、建物はニューヨーク市歴史建造物保存委員会によって、市歴史建造物に選ばれた[4]。2006年には、映画『インサイド・マン』で、「マンハッタン・トラスト銀行」の架空の支店として登場した。また、2009年の『FRINGE/フリンジ』のエピソード『記憶』では、いくつかの銀行として登場した。さらに、建物は映画『ウォール街』にも登場する。
建物の16階から57階までは、マンハッタン開発者と不動産経営者のメトロ・ロフト・マネージメントにより、商業スペースから住居に改装された[5][6][7]。改装では、外観の汚れて黒くなったレンガを掃除するなどして、もともとの白に戻された。
有名な居住者
[編集]関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 20 Exchange Place - Emporis
- ^ "20 Exchange Place". SkyscraperPage (英語).
- ^ “New Bank Skyscraper Is to Cost $9,500,000”. New York Times. (1929年10月3日) 2009年9月4日閲覧。
- ^ [1], NYC Landmarks Preservation Commission Order
- ^ The Real Deal - New Residential Developments
- ^ MBA Commercial/Multifamily NewsLink - A Publication of the Mortgage Bankers Association
- ^ - Metro Loft Management
- ^ Olivier O’Mahony (9 July 2010). “Anna: le visage d’ange du nouveau KGB” [Anna: the angel face of the new KGB] (French). Paris Match. 12 August 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。23 September 2012閲覧。 “Elle avait jeté son dévolu sur la tour résidentielle la plus haute de Manhattan. Le 20 Exchange Place. Cinquante-neuf étages sur 226 mètres de haut, construits en 1931 pour abriter le siège de la City Bank-Farmers Trust Company, ancêtre de Citigroup. Récemment reconverti en appartements, ce bijou d’Art déco a servi de décor à une scène de « Wall Street », le film d’Oliver Stone. Son hall d’entrée, aux plafonds voûtés recouverts de fresques, ressemble à la nef vertigineuse d’une cathédrale façon Gotham City. Situé en plein quartier financier de New York, l’endroit est idéal pour qui veut conquérir l’Amérique.”