2019年逃亡犯条例改正案の反対運動

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2019年逃亡犯条例改正案の反対運動
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逃亡犯条例改正案に反対するデモ(上の画像は2019年6月9日、下の画像は2019年6月16日のもの)
日時 2019年3月31日 - 現在
(4ヶ月2週6日間)
参加集団
抗議者
  • 民間人権陣線(CHRF)
  • 民主派
  • 本土自決派
  • 香港獨立
  • デモシスト
  • 学生
  • 弁護士

援助
イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ
欧州連合の旗 欧州連合

中華民国の旗 中華民国
香港当局

香港の旗 香港

援助
中華人民共和国の旗 中華人民共和国

指導者
指導者なし
死傷者数
死者 5人 (自殺)
負傷者 230人以上
逮捕者 560人以上

本項では、2019年逃亡犯条例改正案の反対運動について述べる。

事件の記録[編集]

事件の記録
日付 事件
6月9日 3回目の「逃亡犯条例改正案」の反対マーチには、主催者民間人権陣線(CHRF)発表によれば百三万人が参加し、香港の「中国返還」以降最大規模の抗議行動となった。同時に香港市民を応援する為、世界各地にも改正案への反対活動が行われた。政府が夜の報道発表ではデモの規模に動揺せず、改正案が予定通りに12日に第二読会で審議されると発表。
6月12日 朝、立法会で改正案を審議する第二読会を行う予定であったが、市民が立法会(議会に相当)外に集結、その後議員の入場を防ぐため、夏𢡱道、龍和道等の道路を占拠。予定された第二読会が延期された。昼間、警察側が抗議者を駆逐した際、物理的な衝突が起こし、警察が総計150発の催涙ガス、20発のビーンバッグ弾と数発のゴム弾を発射した。72人が負傷し、32人が逮捕された。政府は、当日の衝突を「暴動」と非難した。同日午後、行政長官林鄭月娥(りんてい・げつが)はテレビインタビューで「母親論」と発表し、改正案の撤回は不可能と強硬に主張した。
6月13日 盧偉聡(ろ・いそう)警察処長が6月12日に起こった衝突について記者会見を開き、記者達は警察隊の暴力鎮圧や取材妨害に対して不満を訴え、防護帽、保護眼鏡、雨合羽などを着用しながら会見で取材した。処長により、警察側は、社会の秩序の撹乱、不法集会、警察官襲撃、及び暴動などで抗議者を逮捕した。又、警察が使用した武器が全部「致死率の低い武器」と主張した。
6月14日 香港市民が香港全域が対象となる「黑服行動」を発動し、平和なデモを遂行し、当局に改正案草案の完全撤廃を要求した。
6月15日 行政長官林鄭氏は再びマスコミ会見を開催し、撤回ではなく、改正案を「暫緩」(=延期、一時停止)する声明を発表した。男子一人が太古広場(Pacific Place)外壁にある高さ20メートル以上の足場に登った。「香港を抹殺した林鄭氏、人間性のない警察隊」と書いた黄色い雨合羽を着た男子が足場に改正案に反対すると書いた横断幕を掛けた。夜9時、男子は突然に興奮し、ビルから歩道に転落してしまい、病院に到着直後、永眠についた。
6月16日 民間人権陣線(CHRF)は四回目の抗議マーチを開催した。「返還」後最大規模となる二百万+一人(亡くなった男子)が参加したと発表し、記録が更新された。参加者の市民達が太古広場の外に足を止め、白いお花や千羽鶴を置き、哀悼の意を表した。夜、行政長官は政府新聞公式で市民に謝罪し、改正案の審議を停止すると発表した。
6月17日 警務処の盧偉聡処長の記者会見で、六・一二デモは「暴動」ではないと発言「訂正」したが、5名の参加者を暴動容疑で逮捕された。
6月18日 行政長官は記者会見を開催し、香港全市民に謝罪はしたものの、市民の要求には一切答えずに会見は終了した。
6月21日 大学生及び専門校学生は「不服従運動」を開催し、香港政府総部が扉を閉め切り、立法会で開く予定がある会議も取り消しされた。抗議者が税務局、入国事務局と金鐘政府合同本部を含む各政府の建物への通路を封鎖した。同時に、警察庁本部ビルを包囲し、警務処の盧偉聡処長との会話を要求したが、ついに返事を得られず、深夜に平和に解散した。
6月24日 抗議者達が税務局と入国事務局で市民的「不服従運動」を発動した。
6月25日 「逃亡犯条例改正案」に反対する市民がネットで募金を呼びかけ、六百万以上の香港ドルを集め、G20大阪サミット開催の期間中、国際社会の注目を集める為に、世界中の多国の新聞に公開状を掲載させる。抗議者が税務局の外で、「不服従運動」による不便の為、一般市民に謝罪した。
6月26日 G20大阪サミットが開幕の直前に、香港「逃亡犯条例改正案」に国際社会の注目を集め、民意を反映のために、民間人権陣線(CHRF)がもう一度集会を開催した。
6月27日 公開状はベルギーのポリティコ(Politico Europe)、独国の南ドイツ新聞、カナダのグローブ・アンド・メールと英国のガーディアンで掲載された。G20大阪サミット開幕。
6月28日 公開状は豪州、日本、韓国、台湾、仏国、ベルギー(白)、イタリア(伊)、スウェーデン、英国と米国の新聞に掲載する予定がある。
6月29日 公開状をベルギーの新聞に掲載する予定がある。

外部リンク[編集]