2010年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ

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2010年の
アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ
チーム 勝数
テキサス・レンジャーズ 4
ニューヨーク・ヤンキース 2
シリーズ情報
試合日程 10月15日 - 10月22日
MVP ジョシュ・ハミルトン(TEX)
ALDS TEX 3-2 TB
NYY 3-0 MIN
チーム情報
テキサス・レンジャーズ(TEX)
監督 ロン・ワシントン
シーズン成績 90勝72敗(西地区優勝)
ニューヨーク・ヤンキース(NYY)
監督 ジョー・ジラルディ
シーズン成績 95勝67敗(ワイルドカード

 < 2009
ALCS
2010

2011 > 

 < 2009
NLCS
2010

2011 > 
2010ワールドシリーズ
MVPに選出されたテキサス・レンジャーズのジョシュ・ハミルトン選手

2010年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ2010 American League Championship Series, ALCS)は、2010年10月15日から10月22日まで行われた、MLBアメリカンリーグの第41回リーグチャンピオンシップシリーズである。 テキサス・レンジャーズニューヨーク・ヤンキースが対戦した。全6試合。

概要[編集]

テキサス・レンジャーズ西地区優勝チーム。対するニューヨーク・ヤンキースワイルドカードから勝ち上がってきた。結果はテキサス・レンジャーズが4勝2敗でリーグ初優勝。ワールドシリーズへ進出した。MVPには、打率.350・4本塁打・7打点の成績を記録したジョシュ・ハミルトンが選出された。

本シリーズでは、ジョシュ・ハミルトンとロビンソン・カノLCSタイ記録(2010年当時)の4本塁打をそれぞれ記録している。

試合結果[編集]

試合 日付 ビジターチーム ホームチーム 得点
1 10月15日 ニューヨーク・ヤンキース テキサス・レンジャーズ 6 - 5
2 10月16日 ニューヨーク・ヤンキース テキサス・レンジャーズ 2 - 7
3 10月18日 テキサス・レンジャーズ ニューヨーク・ヤンキース 8 - 0
4 10月19日 テキサス・レンジャーズ ニューヨーク・ヤンキース 10 - 3
5 10月20日 テキサス・レンジャーズ ニューヨーク・ヤンキース 2 - 7
6 10月22日 ニューヨーク・ヤンキース テキサス・レンジャーズ 1 - 6
テキサス・レンジャーズ 4勝2敗 リーグ初優勝

結果詳細[編集]

表中のR得点H安打E失策を示す。

第1試合[編集]

出典[1]

テキサス州アーリントン - レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ヤンキース 0 0 0 0 0 0 1 5 0 6 10 1
レンジャーズ 3 0 0 2 1 1 0 0 0 5 7 1
  1. : ダスティン・モズリー (1–0)  : ダレン・オデイ (0–1)  S: マリアノ・リベラ (1)  
  2. :  NYY – ロビンソン・カノ (1)  TEX – ジョシュ・ハミルトン (1)
  3. 観客動員数: 50,930人 試合時間: 3時間50分

レンジャーズは1回にハミルトンの3ラン本塁打で先制。4回にはマイケル・ヤング適時打を放ち5‐0。対するヤンキースは7回にカノのソロ本塁打で1得点、8回にはアレックス・ロドリゲス、カノの適時打で5‐5の同点。そしてマーカス・テイムズが追加点を挙げて勝ち越した。ヤンキース投手陣は5回以降、チェンバレン - モズリー - ウッド - リベラの継投でレンジャーズを無得点に抑えた。

第2試合[編集]

出典[2]

テキサス州アーリントン - レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ヤンキース 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2 7 0
レンジャーズ 1 2 2 0 2 0 0 0 X 7 12 0
  1. : コルビー・ルイス (1–0)  : フィル・ヒューズ (0–1)  
  2. :  NYY – ロビンソン・カノ (2)  TEX – デビッド・マーフィー (1)
  3. 観客動員数: 50,362人 試合時間: 3時間52分

レンジャーズは1回にダブルスチールで先制。2回にはマーフィーのソロ本塁打、2アウトからミッチ・モアランドの適時打で3‐0。5回にはマーフィー、ベンジー・モリーナの適時打で5‐0。対するヤンキースは4回、2アウト3塁でランス・バークマンの内野安打の間に1得点。5回にはレンジャーズが2得点。ヤンキースは6回、カノのソロ本塁打で1得点を挙げるが、7回から9回までは毎回ランナーを出しながらも無得点。レンジャーズはホームゲームでのポストシーズン初勝利。ポストシーズンのヤンキースへの連敗も10で止めた。

第3試合[編集]

出典[3]

ニューヨーク州ブロンクス - ヤンキー・スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
レンジャーズ 2 0 0 0 0 0 0 0 6 8 11 0
ヤンキース 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0
  1. : クリフ・リー (1–0)  : アンディ・ペティット (0–1)  
  2. :  TEX – ジョシュ・ハミルトン (2)
  3. 観客動員数: 50,930人 試合時間: 3時間50分

レンジャーズは1回にハミルトンの2ランホームランで先制。レンジャーズ先発のリーは、ヤンキースを8回0失点13奪三振と抑える。レンジャーズは9回にもヤンキースのリリーフ投手ローガンロバートソンミトレの3人から計6点を奪う。ヤンキースは9回から登板したリリーフ投手のフェリスからも得点を奪えなかった。ヤンキースは2006年10月6日タイガース戦以来のポストシーズン1試合無得点。ヤンキースのジーターはポストシーズンの連続試合安打記録を21でとめた。

第4試合[編集]

出典[4]

ニューヨーク州ブロンクス - ヤンキー・スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
レンジャーズ 0 0 2 0 0 3 2 0 3 10 13 0
ヤンキース 0 1 1 1 0 0 0 0 0 3 7 0
  1. : デレク・ホランド (1–0)  : A.J.バーネット (0–1)  S: ダレン・オリバー (1)  
  2. :  TEX – ベンジー・モリーナ (1),ジョシュ・ハミルトン (3・4), ネルソン・クルーズ (1)  NYY – ロビンソン・カノ (3)
  3. 観客動員数: 49,977人 試合時間: 4時間5分

ヤンキースは2回、カノがライト方向へ本塁打性の打球を放ち、スタンドイン。1塁球審のジム・ レイノルズはこれを本塁打と判定。この判定に対して右翼手クルーズは観客の守備妨害があったと主張し、TVリプレイで複数人の観客の手がクルーズのグラブに触れたことが確認されたが、妨害には当たらないとして判定は覆らなかった。2アウト後に今度はバークマンがライト方向へ本塁打性の飛球を放ち、1塁球審のレイノルズは再び本塁打と判定。しかしビデオ判定の結果、ファールに判定が覆った。 レンジャーズは3回表、マーフィーが四球・モリーナが死球を受けてノーアウト1、2塁とする。その後1アウト2、3塁としてアンドラスの内野ゴロの間に同点。そしてマイケル・ヤングが適時打を放ち2‐1と勝ち越し。ヤンキースは3回裏、2アウトからジーターが3塁打を放ち、カーティス・グランダーソンの適時打で2-2の同点、4回に1アウト満塁からガードナーの内野ゴロの間に勝ち越す。レンジャーズは6回表、2アウト1塁からマーフィーが敬遠されて1、2塁となり、モリーナが3ラン本塁打を放って5‐3と逆転する。7回表にはハミルトンのソロ本塁打、キンズラーの適時打でリードを広げる。9回表にはハミルトンがこの試合2本目のソロ本塁打を放ち、その後クルーズも2ラン本塁打を放った。ヤンキースは9回裏に1アウト3塁の好機をつくったものの無得点。ゲームセット。

第5試合[編集]

出典[5]

ニューヨーク州ブロンクス - ヤンキー・スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
レンジャーズ 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 13 1
ヤンキース 0 3 2 0 1 0 0 1 0 7 9 0
  1. : CC・サバシア (1–0)  : C・J・ウィルソン (0–1)  
  2. :  TEX – マット・トレーナー (1)  NYY – ニック・スウィッシャー, ロビンソン・カノ (4), カーティス・グランダーソン (1)
  3. 観客動員数: 49,832人 試合時間: 3時間48分

ヤンキースは2回、1アウト1、2塁からホルヘ・ポサダの適時打で先制。その後も相手守備のエラーなどで2得点。5回裏にはスウィッシャーとカノの2者連続本塁打で5-0とする。ヤンキース先発のサバシアは、6回を11安打2失点で降板。7回以降はウッド - リベラの継投で無失点に抑えた。

第6試合[編集]

出典[6]

テキサス州アーリントン - レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ヤンキース 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 3 0
レンジャーズ 1 0 0 0 4 0 0 0 X 6 7 0
  1. : コルビー・ルイス (2–0)  : フィル・ヒューズ (0–2)  
  2. :  TEX – ネルソン・クルーズ (2)
  3. 観客動員数: 51,404人 試合時間: 2時間57分

レンジャーズは同点の5回裏、2アウト1、3塁からブラディミール・ゲレーロの2点適時打で勝ち越し。さらにクルーズの2ラン本塁打で5-1とする。7回にもキンズラーの犠牲フライで加点した。

レンジャーズが球団創設50年目にして初のリーグ優勝を達成。

脚注[編集]

  1. ^ "Boxscore:NY Yankees vs. Texas – October 15, 2010" (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。
  2. ^ "Boxscore:NY Yankees vs. Texas – October 16, 2010" (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。
  3. ^ "Boxscore:Texas vs. NY Yankees – October 18, 2010" (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。
  4. ^ "Boxscore:Texas vs. NY Yankees – October 19, 2010". (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。
  5. ^ "Boxscore:Texas vs. NY Yankees – October 20, 2010". (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。
  6. ^ "Boxscore:NY Yankees vs. Texas – October 22, 2010" (英語). MLB.com. 2013年5月10日閲覧。

外部リンク[編集]