2008年のフォーミュラ・ニッポン

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2008年のフォーミュラ・ニッポン
前年: 2007 翌年: 2009

2008年のフォーミュラ・ニッポンは、2008年4月5日 - 6日富士スピードウェイで開幕し、9月20日 - 21日スポーツランドSUGOで閉幕した全8戦のシリーズである。

前年度からの変更点[編集]

1大会2レース制の導入[編集]

1大会で、それぞれのレース距離が異なる2回の決勝レースを行なう大会を設定。1レース制に比べてレース距離を短縮することにより、スピーディで激しいバトルが期待され、これまでとは異なる緊張感が演出される。予選はこれまで通り土曜日に行ない、決勝レースは日曜日に第1レース、第2レースとして行なわれる。

さらに、第2レースのグリッドは第1レースの結果に対し、上位8台はリバースグリッド(第1レースの優勝者は8番手からスタート。以下、2位は7番グリッド、3位は6番グリッドと順位が下がるにしたがって序々にグリッドが上がり、8位のドライバーがポールポジション)となる。

新予選方式の導入[編集]

前年までは、45分ずつ2回またはスペシャルステージ方式のどちらかであったが、新たにF1と同様のノックアウト方式も導入され、各サーキットが予選方式を選択できることになっていた。最終的にはシリーズ前半でのノックアウト方式の盛り上がりを受け、全レースでノックアウト方式の予選が選択されることになった。

ポイントシステム[編集]

1大会2レース制の導入等により、前年に対し大幅に見直された。

決勝順位 P.P. 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
通常レース 1 15 12 10 8 6 5 4 3 2 1
2レース制 第1レース 1 10 8 6 5 4 3 2 1 - -
2レース制 第2レース 0 5 4 3 2 1 - - - - -

ルーキー・オブ・イヤーの設定[編集]

2008年に初参戦したドライバーを対象に「JRPルーキー・オブ・ザ・イヤー」が制定された。賞金は100万円で、シーズン終了後のモータースポーツアワードで表彰される。

車両規定[編集]

2009年から導入する予定であったパドルシフトシステムを1年前倒しして導入された(搭載されるシステムは、A1グランプリ等で実績のあるザイテック社製)。

エントリーリスト[編集]

Car-No. ドライバー チーム エンジン
1 日本の旗 松田次生 LAWSON TEAM IMPUL TOYOTA RV8J
2 フランスの旗 ブノワ・トレルイエ
3 日本の旗 横溝直輝 KONDO RACING TOYOTA RV8J
4 ブラジルの旗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
5 日本の旗 金石年弘 SG team 5ZIGEN HONDA HF386E
6 日本の旗 平中克幸(Rd.1〜4,7,8)
日本の旗 吉本大樹(Rd.5,6)
7 日本の旗 本山哲 Team LeMans TOYOTA RV8J
8 日本の旗 石浦宏明
20 日本の旗 平手晃平(Rd.1〜6,8)
イギリスの旗 リチャード・ライアン(Rd.7)
TP Checker TEAM IMPUL TOYOTA RV8J
31 フランスの旗 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA RACING HONDA HF386E
32 日本の旗 小暮卓史
36 ドイツの旗 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8J
37 日本の旗 荒聖治
40 日本の旗 松浦孝亮 DoCoMo TEAM DANDELION RACING HONDA HF386E
41 日本の旗 土屋武士
47 イタリアの旗 ロニー・クインタレッリ CERUMOINGING TOYOTA RV8J
48 日本の旗 立川祐路
55 日本の旗 井出有治 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HONDA HF386E
56 日本の旗 伊沢拓也
67 ブラジルの旗 ロベルト・ストレイト STONEMARKET・BLAAK CERUMO/INGING TOYOTA RV8J

※全チームともシャシーFN06タイヤブリヂストン

スケジュールおよび勝者[編集]

開催日 開催サーキット 距離・形式 優勝者 ポールポジション ファステストラップ
Rd1 4月5〜6日 富士スピードウェイ 300km 松田次生 松田次生 立川祐路
Rd2 5月10〜11日 鈴鹿サーキット 250km 松田次生 松田次生 立川祐路
Rd3 5月24〜25日 ツインリンクもてぎ 250km 松田次生 松田次生 松田次生
Rd4 6月7〜8日 岡山国際サーキット 250km ロイック・デュバル 松田次生 本山哲
Rd5 7月12〜13日 鈴鹿サーキット 2レース 170km 松田次生 松田次生 石浦宏明
110km 平手晃平 本山哲 ロベルト・ストレイト
Rd6 8月9〜10日 ツインリンクもてぎ 2レース 160km ロイック・デュバル 松田次生 ロベルト・ストレイト
110km 荒聖治 土屋武士 土屋武士
Rd7 8月30〜31日 富士スピードウェイ 2レース 130km ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 小暮卓史
110km 松浦孝亮[1] 松浦孝亮 金石年弘
Rd8 9月20〜21日 スポーツランドSUGO 230km 松田次生 松田次生 松田次生

シリーズポイントランキング[編集]

ドライバー部門[編集]

順位 P.P. 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
通常レース 1 15 12 10 8 6 5 4 3 2 1
2レース制 第1レース 1 10 8 6 5 4 3 2 1 - -
2レース制 第2レース 0 5 4 3 2 1 - - - - -

太字 - ポールポジション 斜字 - ファステストラップ(色の意味はこちらを参照→key

順位 名前 FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント
1 日本の旗 松田次生 1 1 1 Ret 1 8 2 2 4 5 1 93.5
2 フランスの旗 ロイック・デュバル 10 10 3 1 6 2 1 Ret 2 7 3 62
3 ドイツの旗 アンドレ・ロッテラー Ret 3 2 2 2 4 11 7 5 4 12 49
4 日本の旗 平手晃平 Ret 2 6 3 5 1 Ret DNS 5 42
5 日本の旗 小暮卓史 6 5 Ret 9 3 7 5 Ret 3 6 2 41
6 ブラジルの旗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Ret Ret 9 11 4 5 3 3 1 8 6 33
7 日本の旗 立川祐路 2 17 7 4 17 12 4 4 9 9 15 31
8 フランスの旗 ブノワ・トレルイエ 4 7 Ret 8 Ret 13 15 Ret 7 2 4 27
9 イタリアの旗 ロニー・クインタレッリ 5 8 Ret 7 10 9 Ret 13 6 3 7 21.5
10 日本の旗 伊沢拓也 Ret 9 4 5 12 Ret Ret 12 18 17 8 19
11 日本の旗 本山哲 Ret 4 16 Ret 8 3 9 5 14 14 Ret 14
12 日本の旗 横溝直輝 NC 6 11 6 7 6 Ret 11 12 12 Ret 12
13 ブラジルの旗 ロベルト・ストレイト 3 15 Ret Ret 11 10 Ret 9 19 18 10 11
14 日本の旗 荒聖治 Ret 11 10 10 13 11 7 1 10 10 16 9
15 日本の旗 金石年弘 11 Ret 5 14 Ret 14 6 Ret 16 20 11 9
16 日本の旗 石浦宏明 7 13 8 Ret 14 Ret 13 8 17 16 9 9
17 日本の旗 土屋武士 8 14 14 12 16 Ret 8 14 11 11 14 4
18 日本の旗 松浦孝亮 12 16 12 13 9 Ret 10 6 8 1 13 3.5
19 日本の旗 井出有治 9 18 15 NC 15 Ret 12 Ret NC 19 17 2
- 日本の旗 吉本大樹 18 15 14 10 0
- 日本の旗 平中克幸 Ret 12 13 15 15 15 Ret 0
- イギリスの旗 リチャード・ライアン 13 13 0
順位 名前 FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント

ルーキー・オブ・ザ・イヤー[編集]

順位 名前 FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント
1 日本の旗 平手晃平 Ret 2 6 3 5 1 Ret DNS 5 42
2 日本の旗 伊沢拓也 Ret 9 4 5 12 Ret Ret 12 18 17 8 19
3 ブラジルの旗 ロベルト・ストレイト 3 15 Ret Ret 11 10 Ret 9 19 18 10 11
4 日本の旗 石浦宏明 7 13 8 Ret 14 Ret 13 8 17 16 9 9
5 日本の旗 松浦孝亮 12 16 12 13 9 Ret 10 6 8 1 13 3.5
順位 名前 FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント

チーム部門[編集]

順位 チーム No. FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント
1 LAWSON TEAM IMPUL 1 1 1 1 Ret 1 8 2 2 4 5 1 114.5
2 4 7 Ret 8 Ret 13 15 Ret 7 2 4
2 PIAA NAKAJIMA RACING 31 10 10 3 1 6 2 1 Ret 2 7 3 103
32 6 5 Ret 9 3 7 5 Ret 3 6 2
3 PETRONAS TEAM TOM'S 36 Ret 3 2 2 2 4 11 7 5 4 12 58
37 Ret 11 10 10 13 11 7 1 10 10 16
4 CERUMOINGING 47 5 8 Ret 7 10 9 Ret 13 6 3 7 52.5
48 2 17 7 4 17 12 4 4 9 9 15
5 KONDO RACING 3 Ret Ret 9 11 4 5 3 3 1 8 6 44
4 NC 6 11 6 7 6 Ret 11 12 12 Ret
6 TP Checker TEAM IMPUL 40 Ret 2 6 3 5 1 Ret DNS 13 13 5 42
7 Team LeMans 7 Ret 4 16 Ret 8 3 9 5 14 14 Ret 22
8 7 13 8 Ret 14 Ret 13 8 17 16 9
8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 55 9 18 15 NC 15 Ret 12 Ret NC 19 17 21
56 Ret 9 4 5 12 Ret Ret 12 18 17 8
9 STONEMARKET・BLAAK CERUMOINGING 67 3 15 Ret Ret 11 10 Ret 9 19 18 10 11
10 SG team 5ZIGEN 5 11 Ret 5 14 Ret 14 6 Ret 16 20 11 9
6 Ret 12 13 15 18 15 14 10 15 15 Ret
11 DoCoMo TEAM DANDELION RACING 40 12 16 12 13 9 Ret 10 6 8 1 13 7.5
41 8 14 14 12 16 Ret 8 14 11 11 14
順位 チーム No. FSW SUZ TRM OKA SUZ TRM FSW SUG ポイント

※各戦で同一チームのマシンが得た合計点

脚注[編集]

  1. ^ 大雨によりセーフティーカー先導走行のまま6周終了時点でレース打ち切り。このためポイントは規定の半分が決勝スタート順位上位5名に与えられた。