2004年アメリカ合衆国大統領選挙

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2004年アメリカ合衆国大統領選挙
United States presidential election, 2004
アメリカ合衆国
2000年 ←
2004年11月2日
→ 2008年

投票率 56.7%[1]増加 5.5%
  George-W-Bush.jpeg JohnKerry.jpg
候補者 ジョージ・W・ブッシュ ジョン・ケリー
政党 共和党 民主党
州籍 テキサス州 マサチューセッツ州
副大統領候補者 Dick Cheney.jpg
ディック・チェイニー
John Edwards, official Senate photo portrait.jpg
ジョン・エドワーズ
獲得選挙人 286[2] 251[2]
勝利州数 31[2] 19 + DC [2]
得票数 62,040,610[2] 59,028,444 [2]
得票率 50.73%[2] 48.27% [2]

ElectoralCollege2004.svg

州別獲得選挙人分布図
     ブッシュ      ケリー      エドワーズ

選挙前大統領

ジョージ・W・ブッシュ
共和党

選出大統領

ジョージ・W・ブッシュ
共和党

2004年アメリカ合衆国大統領選挙(2004ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 2004)は、2004年11月2日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙である。現職の共和党ジョージ・W・ブッシュ民主党ジョン・ケリーを激戦の末に下し再選を果たした。

概説[編集]

最終的には、現職の大統領が再選を果たす結果となったが、2000年の選挙同様、中規模以上の1州の結果が逆転するだけで、当選者が入れ替わる激戦となった。

13万6,000票差でブッシュが勝利したとされているオハイオ州では、州法に基づき、緑の党、リバタリアン党、および民主党のディーン陣営らが未集計の暫定投票分も含め、共同で全投票の手作業による再集計を要求。11月15日、11万ドルあまりの集計費用を負担し、再集計は実施された。

また、9,100票差でケリーが勝利したとされているニューハンプシャー州でも、主に光学スキャナーを使用していた選挙区の開票結果に不可解な点があるとして、無所属のラルフ・ネーダーらの要求により、一部選挙区で再集計が行われた。前回の大統領選でパンチカード式から電子投票に変えたフロリダ州でも疑惑がつきつけられた。

しかし、2005年1月6日上院下院合同本会議で、各州の選挙結果を受けた大統領選挙人による投票を公式に開票し、ブッシュの当選が確定した。バーバラ・ボクサー上院議員・ステファニー・タブズ下院議員が異議申し立てを行ったが、上院1対74、下院31対267といずれも大差で否決された。両院が個別に本会議を開いて異議申し立てについて審議したのは、1877年以来2回目である。

選挙期間中、民主党寄りで知られるCBSCBSイブニングニュースがブッシュの軍歴詐称をスクープし大騒動となるが、後に完全な誤報であることが判明したため、CBSの複数の幹部が解雇され、著名なキャスターであったダン・ラザーも降板に追い込まれた。

候補者[編集]

共和党[編集]

  • ジョージ・W・ブッシュ大統領

副大統領候補者はディック・チェイニー副大統領

民主党[編集]

詳細は2004年アメリカ合衆国大統領民主党予備選挙を参照

副大統領候補者はジョン・エドワーズ ノースカロライナ州選出上院議員。

予備選の候補者:

緑の党[編集]

独自候補/改革党[編集]

リバタリアン党[編集]

結果[編集]

 •   アメリカ合衆国の旗 2004年アメリカ合衆国大統領選挙 2004年11月2日施行)
候補者 選挙人結果 一般投票
大統領候補
出身州
副大統領候補
出身州
所属政党 獲得選挙人 獲得率 得票数 得票率
ジョージ・W・ブッシュ
テキサス州
ディック・チェイニー
ワイオミング州
共和党 286 53.16 62,028,194 50.73
ジョン・ケリー
マサチューセッツ州
ジョン・エドワーズ
ノースカロライナ州
民主党 251 46.65 59,027,612 48.28
ジョン・エドワーズ
ノースカロライナ州
ジョン・エドワーズ
ノースカロライナ州
民主党 1 0.19 - -
ラルフ・ネーダー
コネチカット州
ペーター・ミゲル・カメーヨ
カリフォルニア州
アメリカ改革党 0 0.00 456,356 0.38
マイケル・バドナリク
テキサス州
リチャード・カンパーニャ
アイオワ州
リバタリアン党 0 0.00 396,888 0.32
マイケル・ペロートカ
メリーランド州
チャック・ボールドウィン
フロリダ州
アメリカ憲法党 0 0.00 142,841 0.12
ディビッド・コブ
カリフォルニア州
パット・ラマーシェ
メイン州
アメリカ緑の党 0 0.00 119,465 0.10
その他諸派・無所属候補総計 0 0.00 96,197 0.08
有効票 538 100.00 122,267,553 不明
無効票・白票 0 0.00 不明 不明
投票総数 538 100.00 不明 100.00
有権者(投票率) 538 100.00 215,694,000 56.69[3]
出典:official Federal Election Commission report

終了後の動き[編集]

今選挙によってアメリカ国民が二派に分裂したことが浮き彫りに。抗議デモも起こるなどケリー候補の落選により落胆する国民も約半数ほどを占め、今後どう国内世論の沈静化を図るかが最大の国内問題となった。また、イラク政策ではネオコン主導の下行動した結果、長期戦争と化し世界的懸念問題に発展、さらに欧州同盟国との意見分裂・相互不信感の増大に陥り失策となってしまった経緯があることから複数のメディアなどはネオコンから離れた人選をし対外政策の建て直しとアメリカ合衆国の信頼回復に向けた政策転換が行われるのではとの見方が広まった。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Voter Turnout in Presidential Elections
  2. ^ a b c d e f g h 2004 ELECTION RESULTS (PDF)” (en). p. 6. 2015年9月4日閲覧。
  3. ^ 有効投票に基づく投票率(有効投票数÷有権者数)。