1998年オキシデンタル・ペトロリアム ボーイング737墜落事故
.jpg) 1986年7月に撮影された事故機（TAP ポルトガル航空での運用中） | |
| 事故の概要 | |
|---|---|
| 日付 | 1998年5月5日 |
| 概要 | 悪天候によるCFIT |
| 現場 |
 ペルー アルフェレス・FAP・アルフレド・ウラジーミル・サラ・バウアー空港付近 |
| 乗客数 | 80 |
| 乗員数 | 8 |
| 負傷者数 | 13 |
| 死者数 | 75 |
| 生存者数 | 13 |
| 機種 | ボーイング737-282 |
| 運用者 |
 オキシデンタル・ペトロリアム |
| 機体記号 | FAP-351 |
| 出発地 |
コロネル・FAP・フランシスコ・セカダ・ビグネッタ国際空港 |
| 目的地 |
アルフェレス・FAP・アルフレド・ウラジーミル・サラ・バウアー空港 |
1998年オキシデンタル・ペトロリアム ボーイング737墜落事故（1998ねんオキシデンタル・ペトロリアム ボーイング737ついらくじこ）は、1998年5月5日に発生した航空事故である。コロネル・FAP・フランシスコ・セカダ・ビグネッタ国際空港からアルフェレス・FAP・アルフレド・ウラジーミル・サラ・バウアー空港へと向かっていたオキシデンタル・ペトロリアムのチャーター機（ボーイング737-282）が空港へのアプローチ中に墜落し、乗員乗客88人中75人が死亡した[1][2]。
事故機[編集]
事故機のボーイング737-282（FAP-351）は製造番号23041として製造され、1983年4月25日に初飛行した。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー JT8D-17Aを搭載しており、総飛行時間は37,129時間、離着陸回数は23,935回であった。また、当機は事故の数週間前にペルー空軍に渡ったばかりであった[1]。
事故の経緯[編集]
事故機はコロネル・FAP・フランシスコ・セカダ・ビグネッタ国際空港を離陸し、現地時間21時17分にアルフェレス・FAP・アルフレド・ウラジーミル・サラ・バウアー空港に到着する予定であった。しかし、同空港へのアプローチ中の21時30分頃に空港から3マイル(4.8km)の地点に墜落し、乗員乗客88人中75人が死亡した。
天候不良のため医療チームの事故現場への到着が1日以上遅れ、生存者は豪雨の中担架で現地の医療施設へと運ばれた。これは、悪天候によってヘリコプターが使用できなかったためである。その後、ペルー空軍の救援機（ボーイング737）が医療チームや専門家、警察の捜査官を乗せてアンドアスへと向かった[3]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 事故詳細 - Aviation Safety Network
- ^ “13 survivors found from crash”. Ellensburg Daily Record. (1998年5月6日) 2023年2月16日閲覧。
- ^ “24 still missing, presumed dead in Peru crash”. CNN (1998年5月7日). 2023年2月16日閲覧。