1980年のパシフィック・リーグプレーオフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

1980年パシフィック・リーグプレーオフは、前期優勝の山内一弘監督率いるロッテオリオンズと後期優勝の西本幸雄監督率いる近鉄バファローズとの対決となった。前年に続いて近鉄が3連勝でプレーオフを制覇し、2年連続のリーグ優勝を果たした。西本と山内は20年前の1960年に大毎オリオンズの監督と選手として優勝した間柄であり、やはり西本の下で選手を務めた前年の阪急・梶本隆夫に続く「師弟対決」でもあった。

なお、近鉄主管の試合は前年度と同じ理由により大阪球場で行われた。

試合結果[編集]

1980年 パシフィック・リーグプレーオフ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月15日(水) 第1戦 近鉄バファローズ 4-1 ロッテオリオンズ 川崎球場
10月16日(木) 第2戦 近鉄バファローズ 4-2 ロッテオリオンズ
10月17日(金) 移動日
10月18日(土) 第3戦 ロッテオリオンズ 4-13 近鉄バファローズ 大阪球場
年間優勝:近鉄バファローズ

第1戦[編集]

10月15日 川崎 観衆18000人

近鉄 1 0 0 2 0 1 0 0 0 4
ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

(近)○井本(1勝)-梨田
(ロ)●仁科(1敗)、倉持安木高橋土肥
本塁打
(近)平野1号ソロ(1回仁科)、羽田1号2ラン(4回仁科)、栗橋1号ソロ(6回仁科)

近鉄は1回・4回・6回と全て本塁打による得点でリードを奪う。近鉄先発の井本は4回に落合博満のタイムリーで1点を失ったのみで完投勝ちし、近鉄が先勝。

第2戦[編集]

10月16日 川崎 観衆19000人

近鉄 1 2 0 0 0 0 0 1 0 4
ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2

(近)○鈴木(1勝)-有田修
(ロ)●水谷(1敗)、安木、倉持-土肥
本塁打
(ロ)有藤1号ソロ(4回鈴木)

1回表、近鉄は1死1、3塁とすると4番のチャーリー・マニエルがスクイズを決め先制[1]。2回にも石渡茂吹石徳一のタイムリーで2点を追加。近鉄先発の鈴木は有藤の本塁打とタイムリーで2点を失うも完投勝ちし、近鉄が王手。

第3戦[編集]

10月18日 大阪 観衆32000人

ロッテ 2 1 1 0 0 0 0 0 0 4
近鉄 1 0 0 4 3 0 5 0 X 13

(ロ)●仁科(2敗)、安木、水谷、小俣福間-土肥、高橋
(近)柳田、○村田(1勝)-梨田
本塁打
(ロ)張本1号ソロ(1回柳田)
(近)アーノルド1号ソロ(4回仁科)、平野2号3ラン(4回仁科)、梨田1号2ラン(7回水谷)、吹石1号3ラン(7回小俣)

後のないロッテは1回に張本のソロと土肥のタイムリーで2点を先制し近鉄先発の柳田をKO、3回までに4-1とリードするが、4回裏に近鉄は平野の3ランで逆転、その後もホームラン攻勢でリードを広げる。近鉄は1回途中から柳田をリリーフした村田が最後まで投げ、ストッパー山口哲治の不在を先発投手陣がカバーした近鉄が3連勝で2年連続のリーグ優勝を決めた。

表彰選手[編集]

テレビ・ラジオ放送[編集]

テレビ中継[編集]

解説牧野茂 ゲスト解説:野村克也
解説:中村稔
解説:皆川睦雄 ゲスト解説:東尾修

ラジオ中継[編集]

  • 第1戦:10月15日
  • 第2戦:10月16日
  • 第3戦:10月18日

脚注[編集]

  1. ^ ソフトB今宮 「赤鬼」以来PS32年ぶりVスクイズ スポーツニッポン 2012年10月14日

関連項目[編集]