1971-72 ABAシーズン
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1971-72 ABAシーズン(英語: 1971–72 ABA season)は、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の5シーズン目である。ABAファイナルでインディアナ・ペイサーズがニューヨーク・ネッツをシリーズ4勝2敗で破り、2度目の優勝を果たした。
1970-71シーズン - 1971-72シーズン - 1972-73シーズン
概要
[編集]リーグ史上初めて、前シーズンと異なる州に移転したフランチャイズはなかった。唯一、ダラス・チャパラルズがダラスの賃貸契約を交わし、前シーズンのテキサス・チャパラルズから名称を変更した。
このシーズンから、バスケットボール史上屈指の名選手であり、ABAオールタイムチームおよびNBA35周年、NBA50周年、NBA75周年記念チームに選ばれている、ジュリアス・アービングが参加している[1][2]。
順位
[編集]イースタン・ディビジョン
[編集]チーム | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 |
---|---|---|---|---|
ケンタッキー・カーネルズ | 68 | 16 | .810 | - |
バージニア・スクワイアーズ | 45 | 39 | .536 | 23 |
ニューヨーク・ネッツ | 44 | 40 | .524 | 24 |
フロリディアンズ | 36 | 48 | .429 | 32 |
カロライナ・クーガーズ | 35 | 49 | .417 | 33 |
ピッツバーグ・コンドルズ | 25 | 59 | .298 | 43 |
ウェスタン・ディビジョン
[編集]チーム | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 |
---|---|---|---|---|
ユタ・スターズ | 60 | 24 | .714 | - |
インディアナ・ペイサーズ | 47 | 37 | .560 | 13 |
ダラス・チャパラルズ | 42 | 42 | .500 | 18 |
デンバー・ロケッツ | 34 | 50 | .405 | 26 |
メンフィス・プロズ | 26 | 58 | .310 | 34 |
プレーオフ
[編集]「1972年のABAプレーオフ」も参照
表彰
[編集]- ABA最優秀選手賞: アーティス・ギルモア, ケンタッキー・カーネルズ
- 新人王: アーティス・ギルモア, ケンタッキー・カーネルズ
- 最優秀コーチ賞: トム・ニッソーク, ダラス・チャパラルズ
- プレーオフMVP: フレディ・ルイス, インディアナ・ペイサーズ
- オールスターゲームMVP: ダン・イッセル, ケンタッキー・カーネルズ
- オールABAファーストチーム
- ダン・イッセル, ケンタッキー・カーネルズ (ファーストチーム初選出、計2回目のオールABAチーム選出)
- リック・バリー, ニューヨーク・ネッツ (4回目)
- アーティス・ギルモア, ケンタッキー・カーネルズ
- ドニー・フリーマン, ダラス・チャパラルズ (ファーストチーム初選出、計4回目のオールABAチーム選出)
- ビル・メルキオーニ, ニューヨーク・ネッツ
- オールABAセカンドチーム
- ウィリー・ワイズ, ユタ・スターズ
- ジュリアス・アービング, バージニア・スクワイアーズ
- ゼルモ・ビーティ, ユタ・スターズ (2回目)
- ラルフ・サンプソン, デンバー・ロケッツ
- チャーリー・スコット, バージニア・スクワイアーズ
- オールABAルーキーチーム
- ジュリアス・アービング, バージニア・スクワイアーズ
- アーティス・ギルモア, ケンタッキー・カーネルズ
- ジョージ・マクギニス, インディアナ・ペイサーズ
- カール・ジョン・ニューマン, メンフィス・プロズ
- ジョン・ロッシュ, ニューヨーク・ネッツ
脚注
[編集]- ^ “Julius Erving Bio” (英語). NBA.com. 2002年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月23日閲覧。
- ^ "Julius Erving Stats". basketball-reference.com. 2022年2月23日閲覧。