1930年全仏選手権 (テニス)
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1930年 全仏選手権(1930ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1930)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
[編集]- 男子シングルスは「81名」の選手による7回戦制で行われた。17名の選手を絞り落とすため、1回戦として17試合を実施し、他の47名は2回戦から出場した。女子シングルスは「43名」の選手による6回戦制で行われ、21名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
- シード選手は男子16名、女子8名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
[編集]男子シングルス
[編集]アンリ・コシェ (優勝、2年ぶり3度目:国際大会化後)
ビル・チルデン (準優勝)
ジャン・ボロトラ (ベスト4)
ウンベルト・デ・モルプルゴ (ベスト4)
エドガー・ムーン (ベスト8)
ジャック・クロフォード (2回戦)
ジョージ・リトルトン・ロジャース (ベスト8)
アンドレ・メルリン (2回戦=初戦)
ハリー・ホップマン (ベスト8)
エマニュエル・デュプレ (4回戦)
ウラジミール・ランダウ (3回戦)
ジャック・ブルニョン (3回戦)
ウィルバー・コーエン (4回戦)
太田芳郎 (4回戦)
フランツ・マテイカ (2回戦=初戦)
オットー・フロイツハイム (2回戦=初戦)
女子シングルス
[編集]ヘレン・ウィルス・ムーディ (優勝、大会3連覇)
フィービ・ワトソン (ベスト8)
シモーヌ・マチュー (ベスト8)
シリー・アウセム (ベスト4)
エリザベス・ライアン (ベスト8)
リリ・デ・アルバレス (ベスト4)
ヘレン・ジェイコブス (準優勝)
アイリーン・ベネット (2回戦=初戦)
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
アンリ・コシェ vs.
ハリー・ホップマン 6-1, 2-6, 6-3, 6-3
ウンベルト・デ・モルプルゴ vs.
エドガー・ムーン 6-2, 6-2, 4-6, 2-6, 6-3
ジャン・ボロトラ vs.
コリン・グレゴリー 6-4, 6-4, 6-3
ビル・チルデン vs.
ジョージ・リトルトン・ロジャース 6-1, 6-1, 7-5
準決勝
アンリ・コシェ vs.
ウンベルト・デ・モルプルゴ 7-5, 6-1, 6-2
ビル・チルデン vs.
ジャン・ボロトラ 2-6, 6-2, 6-4, 4-6, 6-3
女子シングルス
[編集]準々決勝
ヘレン・ウィルス・ムーディ vs.
アームガード・ロスト 6-0, 6-1
シリー・アウセム vs.
エリザベス・ライアン 4-6, 6-1, 6-0
リリ・デ・アルバレス vs.
シモーヌ・マチュー 6-3, 7-5
ヘレン・ジェイコブス vs.
フィービ・ワトソン 5-7, 6-3, 6-1
準決勝
ヘレン・ウィルス・ムーディ vs.
シリー・アウセム 6-2, 6-1
ヘレン・ジェイコブス vs.
リリ・デ・アルバレス 6-1, 6-0
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス:
アンリ・コシェ vs.
ビル・チルデン 3-6, 8-6, 6-3, 6-1
- 女子シングルス:
ヘレン・ウィルス・ムーディ vs.
ヘレン・ジェイコブス 6-2, 6-1
- 男子ダブルス:
アンリ・コシェ&
ジャック・ブルニョン vs.
ハリー・ホップマン&
ジム・ウィラード 6-3, 9-7, 6-3
- 女子ダブルス:
ヘレン・ウィルス・ムーディ&
エリザベス・ライアン vs.
シモーヌ・マチュー&
シモーヌ・バルビエ 6-3, 6-1
- 混合ダブルス:
ビル・チルデン&
シリー・アウセム vs.
アンリ・コシェ&
アイリーン・ベネット 6-4, 6-4
外部リンク
[編集]先代 1930年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1930年 |
次代 1930年ウィンブルドン選手権 |
先代 1929年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープンテニス 1930年 |
次代 1931年全仏選手権 (テニス) |