1880年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1880年のできごとを記す。

ナショナルリーグでは、前年加盟したばかりのシラキュース・スターズに代わってウースター・ルビーレッグスが加盟して8球団で開幕し、シカゴ・ホワイトストッキングス(現在のシカゴ・カブス)が4年ぶり2度目のリーグ優勝を果たした。

1879年のメジャーリーグベースボール - 1880年のメジャーリーグベースボール - 1881年のメジャーリーグベースボール

できごと[編集]

規則の改訂[編集]

  • 打者は«ボール»を8つ見逃せば1つの塁を与えられる(八球)。以後1880年代に順次減らされて、1889年に四球(フアボール)となった。
  • 日曜日の試合が禁止となった。この規則は1892年まで続いた。

最終成績[編集]

ナショナルリーグ[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 シカゴ・ホワイトストッキングス 67 17 .798 --
2 プロビデンス・グレイズ 52 32 .619 15.0
3 クリーブランド・ブルース 47 37 .559 20.0
4 トロイ・トロージャンズ 41 42 .494 25.5
5 ウースター・ルビーレッグス 40 43 .482 26.5
6 ボストン・レッドストッキングス 40 44 .476 27.0
7 バッファロー・バイソンズ 24 58 .293 42.0
8 シンシナティ・レッズ 21 59 .263 44.0

個人タイトル[編集]

ナショナルリーグ[編集]

打者成績[編集]

項目 選手 記録
打率 ジョージ・ゴア (CHC) .360
本塁打 ハリー・ストービー (WOR) 6
ジム・オルーク (BSN)
打点 キャップ・アンソン (CHC) 74
得点 アブナー・ダルリンプル (CHC) 91
安打 アブナー・ダルリンプル (CHC) 126

投手成績[編集]

項目 選手 記録
勝利 ジム・マコーミック (CLV) 45
防御率 ティム・キーフ (TRO) 0.86
奪三振 ラリー・コーコラン (CHC) 268
投球回 ジム・マコーミック (CLV) 657.2
セーブ リー・リッチモンド (WOR) 3

出典[編集]

  • 『アメリカ・プロ野球史』≪第1章 ナショナルリーグの確立≫ 45P参照  鈴木武樹 著  1971年9月発行  三一書房
  • 『誇り高き大リーガー』≪アメリカ野球小史≫ 192P参照  八木一郎 著  1977年9月発行  講談社

参考[編集]